
逸翁とは、阪急電鉄や阪急百貨店など阪急東宝グループの創業者であり、また、宝塚歌劇の創設者としても知られる小林一三翁の雅号で、そのコレクションを展示した美術館がこの10月にリニューアルオープンしました。それを記念して、「新・逸翁美術館開館記念特別展『茶人 逸翁 -茶の湯文化と小林一三-』」が開催されていて、昭和の大茶人の一人と言われる逸翁の茶道具や茶事にまつわる数々のコレクションを見ることができます。

それにしても、個人でこれだけのコレクションを所蔵していたという財力とその審美眼には驚くばかり。

こちらは、日清食品の創業者であり、インスタントラーメンの発明者でもある安藤百福(ももふく)さんを記念して、インスタントラーメンに関するさまざまな展示を通して発明・発見の大切さを伝えるというもの。
こんなふうに、チキンラーメンを手に持ちカップヌードルの上に立った百福さんが迎えてくれます。



壁にずらりと展示されたカップ麺やインスタントラーメンは壮観!
百福さんの“研究室”も再現されていました。
百福さんの“研究室”も再現されていました。

逸翁が関西セレブの元祖のような存在ならば、百福さんは自宅の裏庭に建てた小屋でありふれた道具を使って日夜研究を重ねインスタントラーメンを発明した庶民派代表。
逸翁が亡くなったのは1957年で、百福さんがチキンラーメンを発明したのが1958年。お二人がともに池田市に住まいしていたことと併せて、不思議な符号です。
逸翁も百福さんも大阪の誇りです のごくらく度



去年、愛之助さんの講演会で「阪急学園 池田文庫」に行った折、
そこに逸翁の邸内から移築した茶室があることを知りました。
しか~し、池田文庫のお隣りに「逸翁美術館」なるものが
あるとは全く気づきませんでした(恥)。
アクセスマップでは小林一三記念館も建設予定になってますが、
そちらも気になるところですね。
私が訪ねたこの日は池田文庫はお休みでした。
旧逸翁美術館は、小林一三翁がお住まいになっていた
お屋敷がそのまま美術館として使われていて、今回
新しい建物になったので、そのお屋敷を小林一三記念館
としてリニューアルオープンすることになったそうです。
セレブな暮らしを垣間見ることができるでしょうか。
ご一緒した先輩もこちらがオープンしたらまた来たい
とおっしゃっていました。
マイカップラーメン作ってみたいですよね(笑)
私は3年前に行ったのですが、
この夏は親戚のオチビちゃん達が行ってしまい、
ついに作って来ました!
逸翁美術館リニューアル完成したのですね。行きたい。
池田文庫も楽しいところだし。
この三つ巴が宝塚線なのね。
終点には宝塚大劇場があるし!ってことは四つ巴か(笑)
マイカップヌードル、作ってみたいです。
今度帰省された時に一緒に並んでみます?(笑)
逸翁美術館は、所蔵品ももちろんとても興味深い
ですが、あんな審美眼を持った人が宝塚歌劇を
つくり上げたのだなぁ、と思うと、やはりその
着眼点には驚くばかりです。
お陰で私たちは今も歌劇を楽しみ、インスタント
ラーメンを味わうことができますものね。
先人の偉業に感謝!です。