
レストラン デビッド・セニア
大阪市北区西天満4-11-5 梅新イーストホテルB1F
TEL:06-6367-5088
David Seniaさんは、ザ・リッツ・カールトン大阪のメインダイニング『ラ・ベ』の元料理長で、味や食材のみならず、器や盛りつけにもこだわった斬新で独創的なお料理で天才シェフとして名を馳せた方です。陽気で飾らないチャーミングなお人柄も魅力的。『ラ・ベ』の頃からセニアさんのお料理の大ファンで(高級レストランゆえそんなに何回も行った訳ではありませんが)、2006年11月にオーナーシェフとしてこの『デビッド・セニア』をオープンされたと聞き、ずっとと行ってみたいと思っていました。
ディナーのコースは10,000円・15,000円・20,000円とかなり強気なお値段設定。さらに、予約時に「当日キャンセルの場合は料金の半額をいただきます。」とこちらも強気なお言葉

ギャルソンは全員フランス人(かな?)。フランス語とカタコトの日本語を駆使してかなりフレンドリーな雰囲気。他に女性が1名とセニアさんの奥様がフロアにいらっしゃいました。
お料理は、はっきり言って、「めちゃ おいしい

メニューは、前菜・スープ・お魚料理・お肉料理・デザートとシンプル。だけどつひとつのお料理がほんとに手が込んでいて独創的。“ホテルのダイニング”という枠が外れてオーナーシェフとなったことで、セニアさんがより自由にのびのびと自分の好きなもの、つくりたいお料理を提供していらっしゃるという印象です。
同行の友人tempsちゃんがセニアさんと親しいこともあって、シェフ's スペシャリテ をご馳走してくださったり、セニアさん自ら何度も私たちのテーブルに来てくださったりと、目で舌で言葉で笑顔で、極上のごくらく気分を味わわせていただきました。

スープです。
ふんわり泡、というかムース状。
あっさりなのに幾重にも濃厚
というカンジでとっても美味。
左端のキノコはカキノキダケって
いってたかな。コリコリした食感でした。

これはセニアさんスペシャルの
“VIP”フォアグラ。
右のフォアグラを左にある一口サイズの
パンにのせていただきます。
とてもクリーミーでクセのないフォアグラ。
レバーやパテ系苦手な私もおいしくいただけました。

メインのひとつ お肉料理。
この日は鴨でした。
とてもやわらかでこれまたクセのない鴨。
つけあわせのお野菜ひとつひとつまでこだわりの味つけ
がしみ込んでいます。
セニアさんお得意の泡のソースが2種類。
えーと、何て言ってたかな?

チーズ。
木の根元のところにある数種類の中から
好きなものをチョイスすると、
目の前でカットしてくださいます。

じゃーん、デザートです。
これもセニアさんスペシャル。
フォンダンショコラはとろけるような舌ざわり。
ほんのりカラメル風味の泡のソースはセニアさん自ら
テーブルに来てかけてくれたもの。
これがまたお皿なめちゃいたいくらいおいしかったです。

店内はこんなカンジ。
ガラス張りのドライエリアもあって、
地下とは思えない雰囲気。
週半ばの平日の夜にもかかわらず満席でした。
セニアさんはやっぱり天才!のごくらく度


