2006年03月06日

中山安兵衛参着! パルコ歌舞伎「決闘!高田馬場」


parco_l.jpg「高田馬場はまだ遠し 高田馬場はまだ遠し」という義太夫節が劇中何度も繰り返される中、精神的にも実際の道のりも遠かった高田馬場にやっと辿り着いた安兵衛が、夕陽を背に「中山安兵衛 只今参着っ!」と見得をキメるラストは、思わず「いよっ、高麗屋!」と声を発したくなる、胸のすくような鮮やかさでした。


PARCO歌舞伎 「決闘!高田馬場」
作・演出: 三谷幸喜
美術: 堀尾幸雄
出演: 市川染五郎  市川亀治郎  中村勘太郎  
市川高麗蔵  澤村宗之助  松本錦吾  市村萬次郎 ほか

2006年3月5日(日) 3:00pm PARCO劇場 H列センター



失意の中、酒に溺れて鬱々とした日々を過ごす中山安兵衛が、高田馬場の決闘に義理の叔父菅野六郎の助太刀として駆けつけるまで、堀部安兵衛として四十七士の討ち入りに名を連ねる8年前の姿を描いています。

2時間強の上演時間が短く感じられる集中力溢れる、そして疾走するような舞台でした。
“イナバウアー”や“キレてないっすよ”っていうような小ネタ満載で、これでもかっていうくらい早替りはあるし、舞台装置や長唄、鳴物の使い方も斬新で、とても新鮮に感じられましたが、全体的には思っていたより“歌舞伎らしい”という印象(歌舞伎なのだから当たり前だけど)。

市川染五郎はこんな役、ほんとによく似合うなぁ。
明るく振舞っていても心に殺伐としたものを抱えていることを思わせる表情や、周りの人を惹きつけてやまない温かさ、軽い身のこなし等々、書き下ろしなのでたぶん初役なのだと思いますが、ゆとりさえ感じさせます。それに、中津川祐範。あの色っぽい目つきと鮮やかピンクの着物が目に焼きついて離れません。劇中出てきた青ひげの「染ちゃん人形」もかなりツボでした。

中村勘太郎はじめ長屋の出演者もそれぞれ個性的で熱演が印象に残りますが、3役こなした市川亀治郎が際立っていました。亀治郎さん、このところググッと出てきた感あります。この先どんな役を見せてもらえるのか楽しみです。

三谷幸喜は染ちゃんや勘太郎くんあたりとは親交がありそうですが、他の人の配役ってどういう風に決めるのでしょう。松竹であらかじめ決めるのかなぁ、と興味シンシン。

長屋の人たちが安兵衛のことを語るエピソード 4つは多すぎるなぁ、とか、あんなに彼らのことを思っていて慕われている安兵衛が、自分のために進んで犠牲になる彼らの心意気にすんなり甘えてしまうのは、どうしようもない状況とはいえどうだろう、とか、脚本にはいささか疑問も残るところではありますが、初めて歌舞伎を観る人にも、何度も見慣れているご贔屓さんにも、その中間のミーハー(つまり私のようなモノね)にも、存分に楽しめる力作でした。


高田馬場のごくらく度 わーい(嬉しい顔)    (total 61 わーい(嬉しい顔) vs 59 ふらふら)


posted by スキップ at 01:56| Comment(24) | TrackBack(13) | 歌舞伎・伝統芸能 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>スキップさま
とみです。早速のご観劇おめでとうございます。
染五郎丈の当て書きらしい主演ぶり,亀次郎丈の抜きん出た活躍ぶりうれしく拝見しました。
そうなんです。歌舞伎も元は座付きの戯作者が出演者の仁に合わせ,魅力を最大限引き出す新作やパロディを書きつづけていたという伝統があるはずです。
三谷さんにブラボーでございます。楽しい続報詳報お待ちしています。
Posted by とみ at 2006年03月06日 12:21
東京まで行かれたのですね。うらやましい。。。
わたしもチケットが手にはいれば行きたかったのですが、
先行予約も一般発売もダメでした(T△T)
スキップさんの感想を読んで、なおさら観たくなりましたよ~。
WOWOWで生中継されるようなのでTVで我慢しときます。。。
こういう役の染めちゃんはさぞかしカッコイイんだろなぁ。
Posted by umako at 2006年03月06日 22:30
スキップさま、早速東京遠征されたのですね。ウチのブログにも訪問ありがとうございます。

私も長屋エピをもう少し短くして、後半、又八の苦悩などをもう少しじっくり描いて欲しかった、とは思います。
でもそんな些細なことを吹っ飛ばす快作でした!
Posted by 花梨 at 2006年03月07日 00:24
♪とみさま

パンフレットに三谷幸喜さんと染五郎さん、亀治郎さん、勘太郎さんの対談が掲載されているのですが、三谷さんが「今回は俳優さんのイメージがほとんど見えず稽古場で見つかることが多くて、稽古しながら(台本の)先を書いていく」というようなことをおっしゃっています。まさに“座付き作者”ですね。


♪umakoさま

大阪から観に行こうとするとどうしても週末限定ってことになりますので、ただでさえ取りにくいチケットがますます激戦になりますよね。大阪でもやってほしいですよね~。
染ちゃん、楽しく、おかしく、色っぽく、ほんとにカッコよかったですよ。


♪花梨さま

まさしくおっしゃるとおり!
少々のギモンや矛盾をぶっとばすパワーのある舞台でした。三谷さんにも役者さん達にも、それに今回は特に長唄や鳴物や竹本の皆さんにも、脱帽です。
Posted by スキップ at 2006年03月07日 01:22
こんばんは、SUE7です。
コメントありがとうございます&TBさせていただきました。
僕は仕事で亀治郎さんのお手伝いをしたことがきっかけで歌舞伎を好きになりました。
僕も思わず「澤瀉屋っ!」って言いそうになりましたよ♪大向こうさんはやっぱりいないと寂しいですね。

実はパンフレット買ってないのですが、けっこうこった作りだとか。スキップさんはゲットされたのですね。いいなぁ。

何分、ブログも始めたばかりですがまた見に来ますのでよろしくです。
Posted by SUE7 at 2006年03月07日 02:46
こんにちは!
昨日はTBしたままで失礼致しました。

おいらはアオドクロ以来久しぶりの染ちゃんで、しかも「歌舞伎」のカテゴリーでは初めてでした。
現代風なところもありつつ、きちんとした歌舞伎の様式美もあってとっても楽しめました。
出来ればもう一度観にいきたいものですが…

またお邪魔させていただきます。m(__)m
Posted by くまのすけ at 2006年03月07日 09:26
♪SUE7さま

あら、お仕事で亀治郎さんのお手伝いなんてステキですね。
三谷作品のパンフレットはいつも読みごたえがあるのですが、今回も例外ではなく、
おもしろかったですよ。歌舞伎の番附(お江戸では筋書?)とはちょっと趣が異なりますが。
私もまたSUE7さんのブログにお邪魔させてくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。


♪くまのすけさま

アオドクロの染ちゃんも、阿修羅城の染ちゃんも、ほんとにカッコよかったですよね~。
私もできればもう1度でも2度でも観たいです。最後の「参着!」だけでも・・・(笑)
こちらからもまたお邪魔させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by スキップ at 2006年03月08日 01:38
こんばんは!先週の土曜日に見てまいりました。
スキップさんは遠征されてきたんですねぇ。
お疲れ様でした。
さて、三谷さんの初歌舞伎、期待以上の出来でしたよね。
スキップさんのおっしゃる通り、台本にはまだ改善の余地はありますが、公演を重ねていくうちに、どんどん良くなっていくのだろうと私は楽観視しています。
役者はみんな素晴らしかったですけど、特に亀ちゃんには唸りました。
Posted by ゆっこ at 2006年03月08日 23:52
♪ゆっこさま

ほんとにおもしろかったですね。
これから練れていくお芝居を見守りたいところですが、“地方”にいるとそれもままならず
・・・東京にお住まいの方がとてもうらやましいです。
亀治郎さん、すばらしかったです。
ホリもよかったけど、短い出番ながら村上庄左衛門もかなり印象に残りました。
あのビビリっぷり・・・思い出しただけで笑えます。
Posted by スキップ at 2006年03月09日 03:08
TB、コメントありがとうございましたm(_ _)m
猿之助、勘三郎、菊五郎劇団と新しい取り組みが広がってきている歌舞伎界!そこに染高麗も加わってきて、楽しみで仕方がありません。こういう新しいものと古典モノの両方が大事にされていくことを望んでいます。三谷幸喜さんは勘三郎さんにも書く約束をされているということなので、そこまでは絶対やってくれるとおもっています。
Posted by ぴかちゅう at 2006年03月10日 00:03
♪ぴかちゅうさま

猿之助さんのスーパー歌舞伎が“異端”と言われた時代も遠い昔。
伝統を重んじつつ常に新しいものに挑戦していく歌舞伎界ってほんとに素晴らしいですね。
そして同じ時代に生きてそれを目撃できる私たちは幸せ者だと思います。
三谷幸喜さんvs勘三郎さん、ハマリすぎててちょっとコワイ(笑)。
Posted by スキップ at 2006年03月10日 01:00
スキップ様、遅ればせながらTBさせて頂きました。
PARCO歌舞伎は面白かったですね~。まだ興奮冷めやらず。
本日のNHK1都6県はご覧になりましたか? 亀治郎さんの
インタビューと高田馬場の映像がありましたよ!
Posted by 管理人A(たらら~んとしたブログ) at 2006年03月11日 11:58
スキップ様、こんばんは。
私もこれはとても見たかったのですが、都合がつかず見送りました。
でもumakoさんのコメントを見たら、チケットはかなり競争率が高かったようですね。

染五郎さんのかっこよさが目に浮かびます(*^_^*)
亀治郎さん、私も最近すごく心に残る役者さんになりました。
これからが楽しみですよね。
あぁ、関西でもやってくれないでしょうか…(願)
Posted by るみ at 2006年03月11日 19:05
♪管理人Aさま

ほんとにおもしろかったです。できることならもう一度観たい。
NHKの番組は見逃しました(涙)。友人のお母様からそのお話聞きました。
高田馬場へ走る場面とか流れたとか・・・録画もしてなくて、残念っ!


♪るみさま

関西でもやってくれたらすごくうれしいのですが。
東京は、パルコにコクーン、それに歌舞伎座では仁左衛門さんと、ほんとに
贅沢でうらやましいですねぇ。
Posted by スキップ at 2006年03月12日 02:38
先にコメントを頂きありがとうございました^^
歌舞伎を知っていらっしゃる方にも、楽しめたんですね^^
染五郎さんの人形も面白かったですね^^遊び心満載でお腹いっぱいです^^WOWOW放送でオサライします^^
Posted by サトウノリコ at 2006年03月14日 13:00
♪サトウノリコさま

こちらの方こそ、トラックバックありがとうございました。
ええ、とっても楽しませていただきました。
「果たしてこれは歌舞伎か?」なんて声も聞こえますが、元より歌舞伎は
大衆のもの。みんなを楽しませるが勝ち!ですよね。
Posted by スキップ at 2006年03月15日 01:27
はじめまして! TBさせて頂きました。
今回の舞台は、どのような経緯で配役を人選されたのか、興味深いところですね。
歌舞伎界で言えば、三谷作品における、中村獅童さんや片岡愛之助さんの器用も新鮮でした。
ところで、「染ちゃん人形」は私もツボでした(苦笑)
Posted by 七織 at 2006年03月17日 12:26
♪七織さま

ようこそお越しくださいました。
以前、ある歌舞伎役者さんとお話する機会があって、「公演も配役も全部松竹で決める」
とおっしゃっていたのですが、パルコやコクーンなどはどうなのでしょうね。
パンフレットの対談を読んでも、主役以外は三谷さんが意図して配役したのではないようですし・・・。
染ちゃん人形、今度出る亀染勘幸のCDの景品にならないでしょうか(笑)
Posted by スキップ at 2006年03月18日 06:15
初めまして。麗と言います。
私も2度ほど観にいき、楽しんでまいりました。
観客はもちろんの事、舞台上の役者さん達や、
お囃子さん達もすごく楽しんでいらしたように見えました。
染様も格好良かったのですが、今回おわつぃのツボは亀冶郎さんでした。
1人3役もこなし、ホリの可愛さにヤられました。(笑)

後ほどTBさせて頂いちゃいます。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by at 2006年03月18日 23:48
♪麗さま

はじめまして。いらっしゃいませ。
2度もご覧になったとはうらやましい限りです。
時間を経てさらにこなれた良い舞台になっていることでしょうね。
亀治郎さんのホリ、かわいかった(?)ですね~。先日「四国こんぴら大歌舞伎」の
ポスターで花魁姿の亀治郎さんを見たのですが、ホリを思い出してちょっと笑っちゃ
いました。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by スキップ at 2006年03月19日 04:35
スキップ様
ご訪問&TB返し有難うございました。
運良く二度も観れて、幸せです♪(笑)

スキップ様の過去の観劇レポも拝見しました。
私も同じ作品をいくつか観てたので、
すごく親近感が沸いて、嬉しくなってしまいました。
これからも色々な舞台の話を聞かせて下さい♪
Posted by at 2006年03月19日 14:09
♪麗さま

私も麗さまの過去の観劇記、楽しく読ませていただきました。
これからもまた、同じお芝居を観る機会がありそうですね。
麗さまのご感想を楽しみにしています。
ブログを始めた時期も昨年8月と同じ・・・ほんとに親近感、感じます。
Posted by スキップ at 2006年03月20日 00:46
>スキップさま、こんにちは!
スゴイ量のコメント&TBですね!それほどこの「決闘!高田馬場」が面白かったってことですね。
そんな感動した一人になれて、本当に良かったです♪

三谷さんには「文楽」への興味もあるようで・・・さらに期待が高まります♪
Posted by 恵美 at 2006年03月24日 00:09
♪恵美さま

お陰さまで、驚くほどたくさんのコメント&トラックバックいただいて感謝!です。
「決闘!高田馬場」への感心と人気の高さを改めて感じ入りました。
昨日の朝日新聞の三谷幸喜さんの「ありふれた生活」の『いよっ!歌舞伎役者
パワー』もおもしろかったです。
20日の“相互乱入”の際には、勘三郎さんが客席の宮藤官九郎さんに「今度は
歌舞伎書いて下さいよ。」と直接交渉なさったとか・・・。
これからも目が離せませんね!
Posted by スキップ at 2006年03月24日 03:20
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