2024年03月15日
春いっぱい フルーツサンド&上生菓子 @ZEN CAFE
一昨日は南座へ三月花形歌舞伎を観に行きました。
松プログラム・桜プログラムを通しで観たのですが、間にこちらへ。
ZEN CAFE
京都市東山区祇園町南側570-210
tel:075-533-8686
鍵善良房さんが2012年にオープンされたカフェ。
南座からも京阪電車 祇園四条駅からも歩いて5分くらいのところ。
祇園花見小路の裏手あたりになるのかな。静かな細い石畳の路地にあります。
入るとすぐ桜が出迎えてくれました。
いつも入店待ちができている印象ですが、平日でタイミングも
よかったためかすぐ入ることができました。
一枚板のカウンターテーブル。
横長に切り取られた窓から見える庭の緑が目にやさしい。
私が入った時は満席でしたが、ほどなくこんな感じに。
フルールサンドは季節ごとに具材が違っていて、今はいちご(冒頭の画像も)。
旬のいちごと甘さ控えめでミルキーな生クリーム。
このクリームは、和菓子職人さんがサンドするフルーツの甘さやみずみずしさに合わせて微調整して調合されているそうです。
ふわふわしっとりのパンは名店ワルダーさんのもの。
お煎茶と一緒にいただくのも新鮮でした。
またこの丁寧に淹れられたお煎茶のおいしことおいしいこと。
続きがあります
2024年03月12日
さよならを言う前に笑顔を贈りたい 雪組 「FROZEN HOLIDAY」
©宝塚歌劇団
ショーは野口幸作先生のスペクタキュラー・シリーズ第6弾。
クリスマス・イヴから、ニュー・イヤーにかけての沢山のときめきが詰まった「冬の休暇」をテーマに “FROZEN HOTEL” での楽しいひと時を、雪組100周年を祝福する場面を盛り込みながら描くレヴューです。
宝塚歌劇 雪組公演
Winter Spectacular 「FROZEN HOLIDAY」
-Snow Troupe 100th Anniversary-
作・演出:野口幸作
作曲・編曲:青木朝子 手島恭子 甲斐正人 斉藤恒芳 小澤時史
作曲:フランク・ワイルドホーン
音楽指揮:佐々田愛一郎
振付:若央りさ 麻咲梨乃 鈴懸三由岐 三井 聡 森 優貴
装置監修:大橋泰弘 装置:木戸真梨乃 衣裳:加藤真美
出演者、観劇日は「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」と同じ(こちら)
クリスマスとお正月と雪組100周年が一度に押し寄せる華やかなショー。宝塚大劇場で観た時はクリスマス気分も大いに盛り上がりました。
東京の千穐楽(2/11)はさすがに out of season感ありましたが、みんな大好きフェスティブシーズン🎄いつ観ても楽しいです。
100周年を迎えた「FROZEN HOTEL」を舞台に、彩風咲奈さん扮する支配人が、100年に一度咲くという雪の花の開花を見るために集まってきたエンターテイナーたちをもてなすというコンセプト。
夢白あやさんがTAKARAZUKA REVIEW COMPANYのスター、朝美絢さんはサンタクロース、和希そらさんは神父、スチール写真出た時話題になった縣千さんはWINTER JAZZ DJというレゲエ風の拵え。さらには、諏訪さきさんと野々花ひまりさん連獅子、曽我十郎・五郎の眞ノ宮るいさん、咲城けいさんという和装も。
クリスマスソングやハッピーニューイヤーソングなど耳なじみのある曲が次から次へと登場して、観て聴いて楽しい場面が続きます。
雪組100周年をお祝いするクライマックスは、フランク・ワイルドホーンさん作曲の新曲「SNOW FLOWER WILL BLOOM」。
彩風さん中心に総勢揃う中、舞台中央上段に立つ雪の花はなんと、苑利光輝さんでした。
108期の男役。台詞も歌もない役とはいうものの、期待の高さが伺えます。
大人数がマスゲームのように雪の結晶を描き出す場面は、全員が輪になって床に寝そべって、それを鏡を使って映し出すという演出で、大劇場で観た時は2階席でしたので実際のフォーメーションも鏡に映る姿もよく見えて「おおーっ」と思ったのですが、東宝で1階舞台近くから観たら形がよくわからなくて、そのあたり、難しいなと思いました。
それから、野口先生といえば、な男役アイドル場面。
♪WHITE BREATH というこれまたベタな選曲で、朝美絢さん以下ノリノリでカッコいい・・・けれど人数多すぎて見切れません。
もう少し若手男役に絞ってもよかったのではないかしら。
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2024年03月09日
人生は時に困難だ でもだからこそ世界には物語が必要だ 雪組 「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」
©宝塚歌劇団
宝塚歌劇雪組 宝塚大劇場公演は何枚か持っていたチケットがことごとく中止となって「もう大劇場で観られな~い」と思っていたところ、天使が舞い降りて、ラストぎりぎりで前楽を観劇することができました。
そして東京公演は、いつもツンな友会が盛大にデレてくれて、千穐楽・和希そらラストデイを観ることができたのでした
宝塚歌劇 雪組公演
Happy“NEW”Musical
「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」-Boiled Doyle on the Toil Trail-
作・演出:生田大和
作曲・編曲:斉藤恒芳 音楽指揮:佐々田愛一郎
振付:御織ゆみ乃 平澤 智 擬闘:清家三彦
装置:國包洋子 衣裳:加藤真美 照明:高見和義
出演:彩風咲奈 夢白あや 朝美 絢 奏乃はると 真那春人 久城あす
和希そら 妃華ゆきの 沙羅アンナ 叶ゆうり 諏訪さき 野々花ひまり
希良々うみ 眞ノ宮るい 縣 千 咲城けい 聖海由侑 華世 京 ほか
2023年12月12日(火) 3:30pm 宝塚大劇場 2階12列上手/
2024年2月11日(日) 1:30pm 東京宝塚劇場 1階6列下手
(上演時間: 1時間35分)
©宝塚歌劇団
開演前
「ストランド・マガジン」編集部のつくり込まれたセットです。
発表された時「絶対覚えられない」と思ったタイトル「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」は「疲れ果てたドイルによって達成された大変な仕事」という意味だそうです。
物語の舞台は19世紀末のロンドン。
新聞や雑誌が一般大衆向けの最大メディアであり、その販売部数を各社競う中、医師であり作家でもあるアーサー・コナン・ドイル(彩風咲奈)は診療所を営む傍ら、イギリスの英雄たちの物語を書き綴り、いつか小説家として一本立ちすることを夢見ていました。出版社からは送った原稿が次々返送されてきますが、妻のルイーズ(夢白あや)は「あなたにはできるわ」と夫の背中を押し励まし続けていました。
そんなアーサーの前にある夜、かつて自身が書いた小説の主人公・名探偵シャーロック・ホームズ(朝美絢)が突然現れ、「僕を書きたまえ、僕らの冒険を」と告げます。
翌朝、アーサーが書き上げた小説をルイーズが「一番売れていない雑誌社に持ち込みを」というホームズの助言通りハーバート・グリーンハウ・スミス(和希そら)が編集長を務めるストランド・マガジン社に持ち込むと、ハーバートは「本物を見つけた!」と喜び、掲載された小説は大評判となり、アーサーは一躍人気作家となりますが・・・。
前半はホームズシリーズが誕生し、ドイルがいちやく売れっ子作家となっていく過程が描かれ、そこに「心霊現象研究協会」とミロ・デ・メイヤー教授(縣千)の催眠術や降霊術といった(あまり必要とも思えない←言い方)エピソードが挟み込まれて楽しく展開。
シャーロック・ホームズは朝美絢さんの000を筆頭に、以降、天月翼さんの001から苑利香輝さんの010まで、常に10人のホームズを従えていてゴチャゴチャしていて(言い方(≧▽≦)再び)、ファンタジー感もたっぷり。
一転して、自分が生み出したホームズというキャラクターのあまりにも人気沸騰ぶりに、書きたい歴史小説を書くためにはホームズを葬り去るしかないと決意したドイルとホームズの対決からの、ホームズ贔屓の世論の反発を買ってしまい、妻のルイーズまで病に倒れる後半はシリアス。
でもそこは、Happy“NEW”Musical ですから。
アーサーが「ホームズをまた書く」と決意すると、ルイーズの病気もあっさり治ってめでたしめでたし。
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2024年03月07日
猿若祭二月大歌舞伎 「連獅子」
猿若祭二月大歌舞伎 夜の部は観る時間が取れなくて、「連獅子」だけ幕見しました。
中村長三郎くん 10歳 これが連獅子デビューです。
猿若祭二月大歌舞伎 夜の部 「連獅子」
作:河竹黙阿弥
出演:中村勘九郎 中村長三郎 中村橋之助 中村歌昇
2024年2月11日(日) 7:35pm 歌舞伎座 4階幕見席1列センター
(上演時間: 52分)
”本当の”親子が親獅子と仔獅子を演じることは歌舞伎のこの演目では少なからずあることですが、特に中村屋さんにとっては特別の演目という思いが観る方にもあって、お兄さんの勘太郎くんが2021年の二月大歌舞伎で当時最年少の9歳で勘九郎さんと「連獅子」を勤めていることも加わって、「ついに長三郎くんが・・・」とついエモーショナルにもなります。
そういう心のフィルターを差し引いてもすばらしかったです。
出の瞬間から親子の静謐な気迫が感じられる連獅子。
長三郎くんの仔獅子。
動きにカラダがまだついて行っていないようなところはありつつ、思い切りよく溌剌として可愛くて健気で、でもちゃんと獅子の仔としての強さもあって、ピンと伸ばした指先観てるとウルウルしました。
受けて立つ勘九郎さんの大きく雄々しく、威厳と気品に満ちた親獅子。
踊りはキレッキレ。
そのキレッキレに長三郎くんがよく食い下がって、二人の動きのシンクロぶりがハンパなく、どれほどお稽古したのかとまた涙
仔獅子が谷底から駆け上がってくるのを見た時、親獅子が厳然とした表情を一瞬緩めてふわりと見せた笑顔に、父として勘九郎さんも
そのまた父としての勘三郎さんも重なって見えました。
勘三郎さんにご覧になっていただきたかったと思いましたが、いやいや勘三郎さんのことだからきっとこの劇場のどこかで見守ってるよね
と、幕が下りた歌舞伎座の天井を見上げたのでした。
2階ロビーの展示
これ見ただけでも泣けてきます。
二月歌舞伎座 night & day
しまった!この「連獅子」 一等席で観るべき演目でした のごくらく地獄度 (total 2249 vs 2254 )
2024年03月05日
日比谷でジャガー氏とツーショット
星組観劇前にお向かいの日比谷シャンテで開催中のステージ衣装コレクションを見に行きました。
東京宝塚劇場公演に合わせていつも開催されているものですが、今回気合入っていました。
宝塚歌劇星組ステージ衣装コレクション
2月12日(月)-4月6日(土)
日比谷シャンテ 3階 特設コーナー
こんなふうに入口もあって、ちゃんと展示室になっています(これまでは私が見た限りではフロアでオープン展示でした)。
私が行った時はマチネ上演中の時間で人も少なかったですが、次に通りかかった時(マチソワの間)はここに入場の行列できていました。
入った途端にジャガーな礼真琴さんお出迎えでいきなりテンション爆上がり(;^_^A
喜び勇んで備え付けの三脚使ってタイマーでツーショット自撮りしました。
前を通りかかる人目も気にせず、何ポーズか撮ったわぁ←
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2024年03月03日
日比谷から虎ノ門、そして銀座へ
昨日は東京へ(またなのか (^_^;)
ゆっくり目の新幹線で東京駅からの有楽町。
日比谷シャンテで宝塚歌劇星組衣裳展を見て、キャトルレーヴでお買物をして、からの星組公演観劇。
終演後は、礼真琴さんのお茶会に参加しました。
お茶会終了時刻の関係で最終の新幹線に間に合いませんでしたので東京泊。
なので、関西から一緒に参加したお友だちと久しぶりに銀座のワインバーで軽く飲食。
今朝は朝イチ(6:00 品川駅発なので本当に朝一番)の新幹線で帰阪しました。
8:12 新大阪着って何なら普段会社行く時間より早いくらい(≧▽≦)
舞台もお茶会も、その後の飲み+おしゃべりもとても楽しく、何かと凹むことの多かった2月最終週のあれこれをしばし忘れることができました。
冒頭の画像はお茶会の会場へ向かう途中で撮った虎ノ門ヒルズの夜景。
虎ノ門ヒルズステーションタワーが初めてなのはもちろん、ホテルオークラが新装されてから伺うのも初めてで、どこがどこやら・・・。
特に虎ノ門ヒルズ界隈のビル群は本当に東京ならではの都会の景色という印象で「東京はしゃれとりますなぁ」となにわの田舎者たちは半ば呆れ気味に感心して眺めたのでした。
虎ノ門ヒルズ 度の過ぎた都会過ぎてちょっぴり気がひける の地獄度 (total 2247 vs 2252 )