
今年はこちらへも久しぶりに。
人形浄瑠璃 文楽 × 講談 × 現代美術プロジェクションマッピング
中之島文楽2023
2023年10月14日(土) 12:30pm 大阪市中央公会堂 大集会室 け列(4列目)センター

入口では若菜さんと渡辺綱さんがお出迎え

もちろんミャクミャクも
今年はテーマは「ガブ」。
人形の口が「ガブッ」と割れることから名づけらたもので、どちらの演目にも美しい娘の顔から恐ろしい形相に変わる特殊な首が遣われます。
妖怪変化や怨霊の役に使われ、しかけ糸を引くと、頭から角が出て、目は金色に変わり、口が耳まで裂けるというものです。

ステキな幕や劇中ふんだんに使われるプロジェクションマッピングなど美術のご担当は画家の後藤靖香さん。
ラジオ大阪の藤川貴央アナウンサーの進行で、第一部、第二部の幕前に技芸員さんのトーク。
まず、「日高川入相花王」の前は、三味線の鶴澤燕三さん。
燕三さん、物静かな印象ありますが、よくお話してくださいました。
三味線の立場からの戯曲のお話は興味深く、清姫が本性を顕すくだりでは、太夫さんのおうにひと節語ってくださるという豪華ご馳走つきでした。
次に、旭堂南海さんがこの場面に至るまでの物語をおもしろおかしく講談で。
日高川はよく知っているお話ですが、それでもこうして流れを聴いてから観るとお話がとても入ってきやすいです。
続きがあります