
北九州市制60周年
平成中村座 小倉城公演 昼の部
2023年11月17日(金) 11:00am 平成中村座 桜席 2階左1列

入場するといつもあるこれ

この日は勘三郎さんの”目”がいきなり飛び込んできました。
姫路城公演の時もあったのかもしれませんが、気づかず💦
やっぱり今回、小倉に呼ばれたんだなと思いました。
ということで公演ドリンク(言い方)は「勘三郎カクテル」いただきました(冒頭の画像)。
十八代目襲名の時に勘三郎さんにお作りしたという、アップルブランデー、梅酒、レモンジュースのカクテル。「アルコール強めですが大丈夫ですか?」と言われて「大丈夫です!」ときっぱりお返事しました。他には勘九郎カクテル、七之助カクテル、ノンアルコールの勘太郎エール、長三郎あまおうなども。
マスターが、お店にいらした時の勘三郎さんのお写真見せてくださって(見覚えあるピンクのセーターお召しでした)、ちょっと泣いてしまいました。

一、義経千本桜 渡海屋/大物浦
出演:中村勘九郎 中村七之助 中村橋之助 中村虎之介
中村鶴松 中村歌之助 中村福之助 坂東新悟 片岡亀蔵 ほか
(上演時間: 1時間55分)
「大物の沖にて判官に仇をなせしは知盛が怨霊なりと伝へよや」という台詞はソラで言えるくらい、「義経千本桜」の中でも最も好きな演目の一つである「大物浦」と最も好きな登場人物の中納言知盛。
勘九郎さんが渡海屋銀平実は新中納言知盛を演じるのは、2013年の襲名披露博多座公演以来10年ぶりだそうです。
前年の南座顔見世公演中に勘三郎さんが亡くなって、仁左衛門さんが知盛を教えてくださったとおっしゃっていたこと、今でもよく覚えています。
「渡海屋」で花道から出て来た銀平が傘ではなく碇を担いでいるのを観て、「あぁ、中村屋の型だぁ」とまた泣きそうになりました。
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