2023年09月02日

「私は自分の意志でここに戻ってまいりました」 星組 「1789 」 大千穐楽カーテンコール


1789daisenshuraku.jpg


宝塚歌劇星組公演「1789 -バスティーユの恋人たちー」

6月2日 台風襲来の中、宝塚大劇場初日が当初の予定より2時間半遅れて開幕したことに始まり、数々の波乱に見舞われた公演となりましたが、舞台は本当に熱く、すばらしかったです👏👏
本公演の感想もまだ書けていませんが、まずは、「礼とともに迎えた千穐楽」と美稀組長のご挨拶ですでに涙があふれ、涙ナミダの大千穐楽カーテンコールから。


宝塚歌劇星組公演「1789 -バスティーユの恋人たちー」大千穐楽
2023年8月27日(日) 11:30pm 東京宝塚劇場 1階10列センター



本公演フィナーレが終わった後、美稀組長のご挨拶の後、紹介されたのは、この公演を最後に専科へ異動となる瀬央ゆりあさん。


瀬央ゆりあさんご挨拶:

星組の瀬央ゆりあでございます。
15年間慣れ親しんだ大好きな星組から離れることは、もちろん、不安も寂しさもあります。
ですが、新しい扉を開く可能性がそこにあるならば、挑戦したい、未熟ながらそう思いました。
このように思うことができましたのも、こうしていつも温かく見守り、背中を押してくださる美稀組長、白妙副組長、個性豊かな星組の皆さま、いつも温かい応援をくださるお客様、そして、いつもどんな時も身を粉にし星組を引っ張り、導き、私に常に刺激と学び、舞台をつくること、舞台に立つことの喜びを。楽しさを教えてくれた礼真琴と出会えたからこそです。星組でこうしてのびのびと育てていただきました15年間、私の財産です。星組で学ばせていただいたことを心に刻み、専科へ、新たな扉を開きたいと思います。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


「いつもどんな時も身を粉にし・・・」というところで「ことちゃんのことだ!」と察して涙ぽろぽろこぼれる客席の不肖スキップ。

「寂しいです」と涙ぐむ美稀組長。
異動する組子にこんなふうにコメントするのを始めて見ました。
「せおっちは誰からも好かれるので専科に行ってもきっと大丈夫」と言いつつ、「また星組にも出てくれるしね」と。
瀬央さんも涙ぐみながら笑顔を見せていました。


退団者3名のすばらしいご挨拶の後、最後に礼さん。


礼真琴さんご挨拶:

皆さま 本日は星組東京公演の千穐楽を最後までご観劇くださいまして、ありがとうございました。星組の礼真琴でございます。
まず、私事ではございますが、8月14日からの公演中止、その後の休演期間に伴い、皆さまにはたくさんのご不安とご心配、そしてご迷惑をおかけしてしまいましたことを、心よりお詫び申しあげます。
お客様に楽しんで、幸せな気持ちになって帰っていただくために舞台に立っているはずなのに、ご心配ばかりおかけしてしまって、そして、主演という立場でありながら舞台に穴をあけてしまったこと、とても悔しく、情けないです。
でもその間、私がいない間、美稀組長、白妙副組長率いる最強の仲間たち、そして、ロナン・マズリエを演じてくれた暁千星 ありちゃんをはじめとする代役のみんな、頼もしい仲間たちに支えられ、この「1789」を今日まで繋げることができました。
仲間たち、そして支えてくださるスタッフの皆さま、この間もずっと応援し、思いを寄せてくださる皆さまに、心からのお詫びと、それ以上の感謝の思いでいっぱいでございます。本当にありがとうございます。
この後に、私がまたこの舞台に立った時に、皆さまが1ミリの不安もなく、心配もなく、心から楽しんでいただけるような星組をつくっていけるように、これからも努めてまいります。
そして今、袴姿で降りてきた大切な3人の仲間、最後の輝かしいラストステージ、険しい道を歩かせてしまいました。でも、3名の最後の姿を見届けることができて、とても幸せです。今、ここに立っていないあと2名の大切な仲間もいます。星組全員でこの先も突き進んでまいりますので、今後もどうぞよろしくお願い申しあげます。本日は本当にありがとうございました。


時折涙をにじませながら、それをこらえながらのご挨拶を聴いて爆泣きする客席の不肖スキップ。
それでも、笑顔で手を振る礼さんの晴れやかな表情に救われる思いでした。


続きがあります
posted by スキップ at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする