2023年09月29日
今月三度目にして今年ラスト東京(たぶん)
昨日はまたまた東京へ。
前回の上京から1週間で今月3回目(!)です。
今回の目的は「第39回俳優祭」(楽しかった!)で、隼町直行直帰(笑)。
東京駅から東京メトロ丸の内線に乗車しましたので丸の内側に降り立ちまして、冒頭の画像は久しぶりに見上げたドーム天井。
人が少なかったこともあって、足元の真ん中の〇の中に立って撮りました。
やっぱりいつ見ても綺麗たな。
今のところ10月以降は東京に行く予定はありませんので、これが2023年ラスト東京かな。
これにて今年の遠征は終了・・・と思いきや 来月は博多があった の地獄度 (total 2416 vs 2414 )
2023年09月22日
今月二度目の東京は4年ぶりの赤坂
昨日は東京へ、今月二度目の上京でした。
飛行機の時間を勘違いして1時間早く空港に着くという波乱のスタート。
おかげで空港で、鮭の西京焼き定食という旅館の朝ごはんのような朝食兼昼食をいただくことができました。
昨夜あまり眠れなかったこともあり、極度の寝不足の上におなかいっぱいで、飛行機がまだ離陸する前から爆睡💤
機内ではオーディオプログラムでクラシックを聴くことが多いのですが(ANAの場合は「旅するクラシック」)1曲目のムソルグスキー「はげ山の一夜」しか聴いていませんよね💦ドリンクサービスが来たのにも気づかず、目が覚めたのは羽田に着陸する直前でした。
という訳で画像はほぼ羽田に到着することの機内から。
遠くにビル群が見えて、いかにも東京の景色です。
まずは赤坂ACTシアターで「ハリー・ポッターと呪い子」(おもしろかった!)を観ました。
赤坂ACTシアターに行くのは2019年に宝塚歌劇花組の「花より男子」観て以来なのでなんと4年ぶりでした。
ハリー・ポッター専用劇場となったACTシアター、劇場まわりも様変わりしていました。
午後4時7分終演後、ダッシュして(でも余裕)4時14分 赤坂発の地下鉄で4時24分 東銀座着(ここが一番ドキドキした移動)。
速足で、でも木挽町広場できっちりお弁当も買って、4時28分 歌舞伎座の座席に無事着席。
「秀山祭九月大歌舞伎」夜の部。
松本幸四郎さんの休演は残念でしたが、充実した三演目 とても楽しむことができました。
帰阪は新幹線利用。
歌舞伎座の終演がいつもより少し早いこともあって、日付が変わる前に帰宅しました。
ますます東京が”ちょっと遠い劇場”になりつつあります(^^ゞ
それにしても せっかく朝少しゆっくりできる飛行機取ったのに の地獄度 (total 2416 vs 2413 )
2023年09月18日
これが完成形 星組 「1789 -バスティーユの恋人たち-」
©宝塚歌劇団
2012年にパリで初演された大ヒットフレンチロックミュージカル。
2015年 宝塚歌劇月組にて日本初演。2016年には東宝ミュージカル版も上演されました。
今の宝塚で上演するなら星組以上にハマる組はないと思っていたとおり、星組の上演が決定した時は歓喜。
とても楽しみに待っていました。
初日を前に瀬央ゆりあさんの専科への異動発表。
さらには、礼真琴さんがこの公演後の別箱公演には出演せず休養することが発表され、何だか不穏な空気が・・・。
6月2日 台風襲来の中、宝塚大劇場初日が当初の予定より2時間30分遅れて開幕。
が、翌日から25公演中止(全45公演の半分以上)
6月19日ソワレより公演再開。7月2日 宝塚大劇場千穐楽。
7月22日 東京宝塚劇場公演開幕。
が、8月15日 11:00公演の2幕より突然の中止。その日のソワレより休演。
翌日から3日間の休演後、8月19日より公演再開するも、主演の礼真琴さん休演。
代役(ロナン:暁千星 デムーラン:天華えま ダントン:碧海さりお ラマール:鳳真斗愛)にて8公演上演。
8月24日 礼真琴さん復帰。
そして8月28日 大千穐楽。
と、波乱に満ちた公演となりました。
舞台はもちろんとてもすばらしいものでしたが、これから星組の「1789」を思い出すたびに胸がキュッとなりそうです。
宝塚歌劇 星組公演
三井住友VISAカード シアター
スペクタクル・ミュージカル
「1789 -バスティーユの恋人たち-」
Le Spectacle Musical ≪1789 - Les Amants de la Bastille≫
Produced by NTCA PRODUCTIONS, Dove Attia and Albert Cohen
脚本: Dove Attia and François Chouquet
潤色・演出:小池修一郎
音楽監督・編曲:太田 健 編曲:青木朝子
音楽指揮:佐々田愛一郎 西野淳(東京)
振付:御織ゆみ乃 若央りさ 桜木涼介 KAORIalive 鈴懸三由岐
疑闘:栗原直樹 装置監修:大橋泰弘 装置:國包洋子
衣裳:有村 淳 照明:笠原俊幸
出演:礼 真琴 舞空 瞳 瀬央ゆりあ 暁 千星 極美 慎 有沙 瞳
美稀千種 白妙なつ 大輝真琴 輝咲玲央 ひろ香祐 朝水りょう
天華えま 夕渚りょう 天希ほまれ 小桜ほのか 蒼舞咲歩
碧海さりお 天飛華音 瑠璃花夏 詩ちづる 稀惺かずと 大希 颯/
輝月ゆうま ほか
2023年6月2日(金) 3:30pm 宝塚大劇場 1階29列下手/
6月24日(土) 11:00am 2階3列下手/
6月28日(水) 11:00am 2階14列センター/3:30pm 1階13列下手/
7月2日(日) 1:00pm 1階26列下手/
7月29日(土) 11:00am 東京宝塚劇場 1階6列上手/
8月9日(水) 1:30pm 2階6列センター/8月27日(日) 1:30pm 1階10列センター
(上演時間:3時間5分/休憩 35分)
8月27日 東京千穐楽のレポはこちら
こちらは7月29日に東京宝塚劇場で観た時の座席から撮ったもの。
階段にまっすぐ続く通路横で、蒼舞咲歩さんイヴが真横に立つ、というお席でした。
物語は1788年のフランスの農村ボースから始まります。
貴族将校ペイロール伯爵(輝月ゆうま)率いる官憲に、税金不払いと不法行為の罪を突然言い渡され、土地も没収されて銃殺された農夫の息子ロナン・マズリエ(礼真琴)は、いつか父の仇を討ち、奪われた土地を取り戻すことを誓って妹のソレーヌ(小桜ほのか)を残してパリに向かいます。
パリでも市民たちは重税と飢えに苦しんでおり、革命家のカミーユ・デムーラン(暁千星)、マクシミリアン・ロペスピエール(極美慎)がこの窮状を打破する為に平民ばかりでなく貴族や僧侶からも等しく税金を徴収すべきだと街頭演説で訴えるところに出くわしたロナンは、彼らの思想に触れ、希望を見出して、デムーランの紹介で印刷所で働き、2人や同じ革命家のジョルジュ・ジャック・ダントン(天華えま)らとも親交を深めていきます。
一方ヴェルサイユ宮殿では、温厚ながら凡庸な国王ルイ十六世(ひろ香祐)の政権下、王妃マリー・アントワネット(有沙瞳)をはじめ貴族たちが栄耀栄華を欲しいままにする中、国王の弟シャルル・ド・アルトワ伯爵(瀬央ゆりあ)は王位略奪を狙い、アントワネットのスキャンダルを探っていました。
ある夜アントワネットは、道ならぬ恋の相手 スウェーデンの将校ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン伯爵(天飛華音)との密会のため、王太子ルイ・ジョセフの養育係オランプ・デュ・ピュジ(舞空瞳)の案内でパレ・ロワイヤルを密かに訪れます。ここで野宿をしていたロナンとフェルゼンが争いとなり、アルトワ伯爵配下の秘密警察のラマール(碧海さりお)たちが駆けつける騒ぎとなり、オランプはアントワネットを守るため咄嗟にロナンを暴漢に仕立て上げたため、ロナンは捕えられバスティーユ監獄へ送られてしまいます。ロナンはそこでペイロード伯爵と再会し激しい拷問を受けますが、責任を感じたオランプとその父のデュ・ピュジェ中尉(美稀千種)に助けられ脱獄します。
折から、三部会の開催そして解散を経て革命を求める民衆の叫びはフランス全土へと広がってゆき・・・。
続きがあります
2023年09月12日
月組愛に満ち満ちた時間 「第4回 Suu's Room」
宝塚ホテル支配人 憧花ゆりのさんの Suu's Room
今回はゲストに初めてヅカOGを迎えるということで、行く気マンマン。
・・・だったのに発売日を見逃していて翌日に電話をして何とかチケット取れましたが、ほどなく完売になるという人気ぶりでした。
第4回 Suu's Room
すーさんとゲストのおしゃべりタイム
~お月様の輝く夜に~
出演:憧花ゆりの ゲスト:光月るう
2023年9月8日(金)宝塚ホテル 宝寿の間
18:30-19:45 ディナー
19:45-21:00 トーク
月組カラーの黄色・・・というか綺麗なたまご色のドレスをお召しのすーさん。
そのすーさんの紹介で会場後ろのドアから登場されたるうさんも同じたまご色のパンツスーツ。
るうさん初舞台作品「LUCKY STAR!」主題歌が流れる中、自ら歌って(「香寿たつきさんの歌が流れてるのに」とすーさんに言われてた(≧▽≦))客席練り歩いてステージにいらっしゃいました。
86期と88期。生粋の月組っ子のお二人。
すーさんから組長を受け継いだのがるうさんで、組長としての苦労話はもちろん、お互いのこと、作品のこと、お稽古のこと・・・月組愛に満ち満ちた、とても楽しいトークが繰り広げられました。
🌙組長として
通常の公演は
1.集合日
2.お稽古
3.自主稽古
4.通し稽古
5.オーケストラ打合せ
6.舞台稽古
7.初日
8.公演
9.新人公演
10.千穐楽
という流れで、組長のお仕事はこの他に
・冠婚葬祭の連絡
・組の決まりごとの管理
・組費の管理
・スタッフ連絡
・代表挨拶
・休演者や災害時の対応
・お稽古見学、アドバス
などがあるそうです。自分の役を深めながらの重責なので本当に大変そう💦
るうさんは副組長1作で組長に就任することとなった時にすーさんから「自分を大事にしいや」とだけ言われたそうです。
これについてすーさんは「組子の気持ちを汲み取っていく中で自分を見失う瞬間があって、そうなってほしくないと思っていました」とおっしゃっていました。
るうさんは「すーさんは自分に課していらして、すーさんを見ていた時の方が苦しかった。早く楽にしてあげたいと思っていた」そうです。
続きがあります
2023年09月09日
新宿ゴールデン街 初潜入
本日は東京へ。
画像は飛び立つ前の飛行機とフライト中に撮った空。
まだまだ暑い日が続いていますが、空は秋の気配。
季節は移ろいを感じました。
歌舞伎座で秀山祭九月大歌舞伎 昼の部を観て、夜は東京の友人のお誕生日を祝う会に参加。
会場が新宿ゴールデン街の某店で、ゴールデン街初潜入。
そもそも新宿という地に降り立ったのが人生3度めぐらいではないかしら。
同じ会に参加する関西の友人がたまたま歌舞伎座も一緒で、二人してちゃんと行き着けるかビビりながら向かいましたが、思ったよりすぐお店は見つかりました。
唐十郎さんの紅テント公演で名前だけはよく聞いたことがあった花園神社にも
初めて伺いました。
帰りには歌舞伎町の喧騒をちょっとのぞいたりも。
東京はまだまだ知らない顔がたくさんあるなぁ。
帰りは一人でJR新宿駅に向かって案の定見事に迷いました💦 の地獄度 (total 2415 vs 2412 )
2023年09月02日
「私は自分の意志でここに戻ってまいりました」 星組 「1789 」 大千穐楽カーテンコール
宝塚歌劇星組公演「1789 -バスティーユの恋人たちー」
6月2日 台風襲来の中、宝塚大劇場初日が当初の予定より2時間半遅れて開幕したことに始まり、数々の波乱に見舞われた公演となりましたが、舞台は本当に熱く、すばらしかったです👏👏
本公演の感想もまだ書けていませんが、まずは、「礼とともに迎えた千穐楽」と美稀組長のご挨拶ですでに涙があふれ、涙ナミダの大千穐楽カーテンコールから。
宝塚歌劇星組公演「1789 -バスティーユの恋人たちー」大千穐楽
2023年8月27日(日) 11:30pm 東京宝塚劇場 1階10列センター
本公演フィナーレが終わった後、美稀組長のご挨拶の後、紹介されたのは、この公演を最後に専科へ異動となる瀬央ゆりあさん。
瀬央ゆりあさんご挨拶:
星組の瀬央ゆりあでございます。
15年間慣れ親しんだ大好きな星組から離れることは、もちろん、不安も寂しさもあります。
ですが、新しい扉を開く可能性がそこにあるならば、挑戦したい、未熟ながらそう思いました。
このように思うことができましたのも、こうしていつも温かく見守り、背中を押してくださる美稀組長、白妙副組長、個性豊かな星組の皆さま、いつも温かい応援をくださるお客様、そして、いつもどんな時も身を粉にし星組を引っ張り、導き、私に常に刺激と学び、舞台をつくること、舞台に立つことの喜びを。楽しさを教えてくれた礼真琴と出会えたからこそです。星組でこうしてのびのびと育てていただきました15年間、私の財産です。星組で学ばせていただいたことを心に刻み、専科へ、新たな扉を開きたいと思います。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
「いつもどんな時も身を粉にし・・・」というところで「ことちゃんのことだ!」と察して涙ぽろぽろこぼれる客席の不肖スキップ。
「寂しいです」と涙ぐむ美稀組長。
異動する組子にこんなふうにコメントするのを始めて見ました。
「せおっちは誰からも好かれるので専科に行ってもきっと大丈夫」と言いつつ、「また星組にも出てくれるしね」と。
瀬央さんも涙ぐみながら笑顔を見せていました。
退団者3名のすばらしいご挨拶の後、最後に礼さん。
礼真琴さんご挨拶:
皆さま 本日は星組東京公演の千穐楽を最後までご観劇くださいまして、ありがとうございました。星組の礼真琴でございます。
まず、私事ではございますが、8月14日からの公演中止、その後の休演期間に伴い、皆さまにはたくさんのご不安とご心配、そしてご迷惑をおかけしてしまいましたことを、心よりお詫び申しあげます。
お客様に楽しんで、幸せな気持ちになって帰っていただくために舞台に立っているはずなのに、ご心配ばかりおかけしてしまって、そして、主演という立場でありながら舞台に穴をあけてしまったこと、とても悔しく、情けないです。
でもその間、私がいない間、美稀組長、白妙副組長率いる最強の仲間たち、そして、ロナン・マズリエを演じてくれた暁千星 ありちゃんをはじめとする代役のみんな、頼もしい仲間たちに支えられ、この「1789」を今日まで繋げることができました。
仲間たち、そして支えてくださるスタッフの皆さま、この間もずっと応援し、思いを寄せてくださる皆さまに、心からのお詫びと、それ以上の感謝の思いでいっぱいでございます。本当にありがとうございます。
この後に、私がまたこの舞台に立った時に、皆さまが1ミリの不安もなく、心配もなく、心から楽しんでいただけるような星組をつくっていけるように、これからも努めてまいります。
そして今、袴姿で降りてきた大切な3人の仲間、最後の輝かしいラストステージ、険しい道を歩かせてしまいました。でも、3名の最後の姿を見届けることができて、とても幸せです。今、ここに立っていないあと2名の大切な仲間もいます。星組全員でこの先も突き進んでまいりますので、今後もどうぞよろしくお願い申しあげます。本日は本当にありがとうございました。
時折涙をにじませながら、それをこらえながらのご挨拶を聴いて爆泣きする客席の不肖スキップ。
それでも、笑顔で手を振る礼さんの晴れやかな表情に救われる思いでした。
続きがあります