

雪組 「夢介千両みやげ」は新人公演も観ることができました。
縣千さん主演の新公は昨年の「CITY HUNTER」から2作連続観劇です。
宝塚歌劇雪組 「夢介千両みやげ」 新人公演
原作:山手樹一郎
脚本・演出:石田昌也
新人公演担当:生駒怜子
出演:縣 千 華純沙那 華世 京 一禾あお 真友月れあ 紗蘭令愛
涼花美雨 紀城ゆりや 花束ゆめ 聖海由侑 愛陽みち ほか
2022年4月12日(火) 6:00pm 宝塚大劇場 1階21列センター
(上演時間: 1時間45分)
本公演の感想はこちら
”日本物の雪組”とはいえ、下級生にとっては初めて日本物に挑戦する人も少なくないと思われ、着物の着付けや所作など、お芝居や歌以前に課題も多くて大変だったと思いますが、懸命に取り組んでいる姿はいつもながら清々しいです。
ストーリー展開や演出自体は本公演そのままでした。
変更点は春駒太夫が小屋前で手妻を披露してお客さんを呼び込む場面で、壮海はるまさんが演じた楽屋番に当たる役が新人公演ではなくて、座員の娘役さん2人(麻花すわん・菜乃葉みと)が交代で呼び込みやっていたところぐらいかな。
新人公演の配役が発表された時、前回ヒロイン 音彩唯さんの名前がなくて「新公出ないの?」と心配の声もあがりましたが、三太の妹・お鶴ちゃんでキュートな姿を見せてくれていました。
縣 千(夢介/本役・彩風咲奈)
これが3回目の新人公演主演で卒業の学年となる縣千さん。
前回から今回までの間にバウホール主演を経験したこともあってか、余裕綽々といった感じです。
明るくて華があって、真ん中に立つのが本当によく似合うスターさん。
本役の金の字含めて「何をやっても縣千」と感じることなきにしもあらずですが、それもスター性の裏返しと言えなくもありません。
すでに本公演でも4番手のポジションでお芝居でもショーでも主要ポストを任されることの多い縣さん。
おおらかでのびやかな持ち味はそのままに、さらに緻密さを身につけてますますの活躍を期待しています。
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