2022年02月27日

フルタさんオススメのドレッシング




先日twitterにアップされていた松本幸四郎さんと古田新太さんのこちらの対談を読みまして、古田さんのこの発言に食いつく(食いつくべきとこそこじゃないでしょ(^^ゞ)。


「”成城石井 千年屋 トリュフのドレッシング&ソース”もオススメだね。何に付けてもうまい。今うちでは、白身魚にかけて食べるのがはやってる。」


野菜好きで日ごろの食卓には温野菜も生野菜もほぼ欠かさない不肖スキップ。
ドレッシングは自分でもつくりますが、味の変化も楽しみたくて市販のものも常に何種類かストックしています。

古田さんがそんなにオススメなら食べてみたいと思い、早速成城石井に出向いて購入して食べてみました。


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この日のサラダ(新たまねぎ、インカのめざめ、カリフラワー、フルーツトマト)にかけてみたところ、トリュフの風味が効いていて、でもしつこくなくてとてもおいしい。
「いつものメニューを簡単格上げ!」と書いてあるとおり、おうちサラダがレストランの味っぽく感じられました。
なるほどこのドレッシングなら、白身魚にも、お肉にも相性よさそうです。
古田さん おいしいドレッシング教えていただいてありがとうございます


ちなみに、私がよく買うお気に入りドレッシングもご紹介。
どちらも結構ヘビロテしていて、ちょっとした手みやげにしています。


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ゆずマヨドレッシング(久世福商店)・わさびごまドレッシング(KALDI)



ドレッシングおいしいとつい食べ過ぎるのがタマニキズ のごくらく地獄度 (total 2274 vs 2271 )




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2022年02月25日

2年ぶり! 御園座


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昨日は名古屋 御園座へ、宝塚歌劇星組公演「王家に捧ぐ歌」を観に行ってきました。
名古屋へは昨年6月にも雪組全国ツアー公演を観に行きましたが、御園座へ行くのは2020年2月24日に月組公演「赤と黒」を観て以来なのでちょうど2年ぶりです・・・というか、このところ宝塚の公演以外で名古屋行ってないんですけど(^^ゞ

新幹線 名古屋駅から地下鉄で伏見の御園座へ、「王家に捧ぐ歌」をマチソワ(11:00・16:00)してまた地下鉄→新幹線と乗り継いでとっとと帰ってきました。
マチソワの間は、近くの名古屋観光ホテルで遅めのランチをいただき、これまたすぐそばのヒルトン名古屋に期間限定でオープンしているキャトルレーヴのポップアップショップを覗いて戻るという、御園座から徒歩10分圏内でしか行動していません。
時間なくてひつまぶしも味噌煮込みうどんも食べられなかったのは残念だったなー(そこ?)


冒頭の画像は新幹線の車窓から撮ったもの。
関ケ原を過ぎてしばらく行ったあたりでしょうか。
大阪でこんな雪景色を見ることはほとんどないので、珍しくて本を読むのを中断してずっと窓の外を眺めていました。
もう少し手前にもっと雪深いところもあったのですが、気温の差が大きいためが新幹線の窓が曇ってしまって霧の中みたいな写真になってしまいました💦

そういえば何年か前までは毎年今ごろ雪の温泉に行ってカニ食べてたなぁと昔を懐かしみつつ。



名古屋も温泉も、いつかまたゆっくり行ける日がきますように の地獄度 (total 2273 vs 2270 )




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2022年02月23日

受け継がれる魂 コクーン歌舞伎 「天日坊」


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再演が発表された時、「前に観たのって10年も前なの?!」ととても驚きました。
勘三郎さんが出演されない初めてのコクーン歌舞伎で、新しい時代への一歩を感じる舞台として、「コクーン歌舞伎 新機軸」と題して感想を書きました(こちら)。

あれから
勘三郎さんは二度とコクーン歌舞伎の舞台に戻ってくることはなかったけれど、その魂と情熱を受け継いだ者たちはこの10年の間に一回りも二回りも大きくなって、私たちの前に帰ってきました。


渋谷・コクーン歌舞伎 第十八弾 「天日坊」
原作:河竹黙阿弥 「五十三次天日坊」
演出・美術:串田和美
脚本:宮藤官九郎
照明:齋藤茂男
音楽:Dr.kyOn  平田直樹 
出演:中村勘九郎  中村七之助  中村獅童  市村萬次郎  片岡亀蔵  
中村虎之介  中村鶴松  小松和重  笹野高史  中村扇雀 ほか

2022年2月3日(木) 1:00pm シアターコクーン 1階 XB列(最前列)センター
(上演時間: 2時間55分/幕間 20分)



江戸時代の八代将軍徳川吉宗ご落胤騒動「天一坊事件」をモチーフに、鎌倉時代に舞台を移した物語。
法策(中村勘九郎)は孤児で、観音院(片岡亀蔵)という些か胡散臭い僧の下で下男の久助(中村扇雀)らとともに下働きをしながら修行中の僧見習い。ある日お三婆さん(笹野高史)から彼女の亡くなった孫が実は源頼朝のご落胤でお墨付きもある、しかもその孫は自分と同じ日の生まれという話を聞かされた時、法策の心に蒼い炎が芽生え、運命の歯車が回り始めます。お三婆さんを殺しお墨付きを奪いご落胤になりすまして鎌倉を目指す道中で、人丸お六(中村七之助)や盗賊地雷太郎(中村獅童)と出会い、法策こそ実は木曽義仲の子・清水冠者義高だという出自を知り、源氏の世を覆そうと鎌倉に向かいます・・・。


初演時、3時間25分だった上演時間を30分短縮、勘九郎さん法策が客席をずんずん分け入って来て私の目の前に立った平場席もありませんでした。
が、この作品の躍動感、激しさ熱さは少しも損なわれることなく、法策の生き様を通じて、人間の業、強さも弱さも脆さも切なさも、鮮烈に描き出してくれました。

舞台袖上手下手にバンドのブースが置かれ、生演奏が奏でられるのは初演と同じ。
下座音楽を一切使わず、トランペットやギター、パーカッションといった西洋楽器のみの演奏。特に、その時どきで法策の心象を表現するトランペットの音色が際立った印象を残します。

お三婆さんの家で、法策の心に「ご落胤になりすます」という悪魔の囁きが萌芽した瞬間のトランペットの響き。
自分自身の中に芽生えたその感情を「いやいや」と何度も自分で打ち消しても打ち消してももたげてくる思い。鳴り響くトランペットの高音とお三婆さんを絞め殺す法策の表情がシンクロして、緊迫感漲る場面。
そして一転、声も表情もガラリと変わる法策。
今回、幸運にも最前列だったこともあって、この場面の迫力に息が詰まる思いでした。

音楽でいえば、初演では幕切れの大立ち廻りで七人のトランペット隊が捕手と同じ黒装束で舞台奥にずらりと並んで演奏して、トランペットが奏でる哀愁あるメロディと、法策、お六、地雷太郎、の非業の最期が重なる場面が大好きだったのですが、今の状況下ではさすがにその演出は難しかったらしく、ブースでの演奏だったのはちょっぴり残念だったなー。


続きがあります
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2022年02月22日

いちごのプリン&鴨のオープンサンド @珈琲焙煎所 旅の音


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日曜日(2/20)は春秋座へ「市川猿之助 藤間勘十郎 花形舞踊公演」を観に行きました。
11:0開演で終演は午後2時前。ランチ食べそこねる時間帯でちょっとおなかすいたなぁ、と考えて、そういえば旅の音さんがこのあたりにあったはず、とGoogle先生に導かれてこちらへ。


珈琲焙煎所 旅の音
京都市左京区田中東春菜町30-3 the site A
tel: 075-703-0770


叡山電車の元田中駅から徒歩5分というのが最短ですが、春秋座から茶山駅方面に歩いて10分ぐらいの住宅街の中にあります。
帰りは出町柳駅まで歩いてみたら20分弱でした。


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元美術学校の教室をリノベーションしたという焙煎所&カフェ。
言われてみれば建物の外観は学校っぽいかしら。

北堀江にある「喫茶と菓子 タビノネ」さんとはまた違った趣きです。



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いろんな種類のコーヒー豆がずらりと並んでいます。
焙煎士さんが煎り分けたこだわりの豆だそう。
地元の方がひっきりなしに豆を買いにいらしていて、
お店の方が豆選びや飲み方のアドバイスもされていました。



続きがあります
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2022年02月19日

60年の時を超えた「ウエスト・サイド・ストーリー」


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「ロミオとジュリエット」をモチーフにして1957年にブロードウェイで初演され、1961年に映画化された大ヒットミュージカル。
初演をご覧になったご両親が購入されたアルバムを何度も何度も聴いたという10歳のスティーブン・スピルバーグ少年。

このミュージカルの映画化が念願だったというスピルバーグ監督が「キャリアの集大成」として60年ぶりのリメイクに挑戦した作品です。


「ウエスト・サイド・ストーリー」
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:トニー・クシュナー
振付:ジャスティン・ペック
原作:ジェローム・ロビンス  アーサー・ローレンツ
音楽:レナード・バーンスタイン(作曲)  スティーヴン・ソンドハイム(作詞) 
製作総指揮:リタ・モレノ
出演:アンセル・エルゴート  レイチェル・ゼグラー アリアナ・デボーズ  
デビッド・アルバレス  マイク・フェイスト  ジョシュ・アンドレス  
コリー・ストール  ブライアン・ダーシー・ジェームズ  
アイリス・メナス  リタ・モレノ ほか

2022年2月17日(木) 9:15am TOHOシネマズなんば スクリーン2(IMAX)
(上映時間: 157分)



物語の舞台は、1950年代のニューヨーク。成功を夢見る多くの移民たちが暮らすマンハッタンのウエスト・サイド。
差別や偏見、貧困に直面する社会の中で、若者たちは同胞の仲間と集団をつくり、中でもポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」は激しく敵対していました。そんな中、ジェッツの元リーダー トニー(アンセル・エルゴート)はシャークスのリーダー ベルナルド( デヴィッド・アルヴァレス)の妹マリア(レイチェル・ゼグラー)とダンスパーティで運命的に出会い、互いにひと目で恋に落ちます。二人の禁断の愛は、彼らを取り巻く人々の運命を変えていきます・・・。


「トゥナイト」「マリア」「クール」「アメリカ」「アイ・フィール・プリティ」「サムウェア」ースティーブン・ソンドハイム作詞、レナード・バーンスタイン作曲の数々の名曲に彩られた物語。すばらしい楽曲の数々が耳に心に残っていて、何ならサビの部分はほとんどの曲、原語で歌えますけれど・・・な不肖スキップ。

1961年版の映画ももちろん観ましたし、2012年には佐渡裕さん指揮で「音楽部分を生のフルオーケストラで演奏」するというシネマティック・フルオーケストラ・コンサートにも行きました(こちら)。最近では、宝塚歌劇宙組で2018年に観ています(こちらこちら)。


今回のリメイクにあたって、最も感じられるのはスピルバーグ監督のオリジナルへのリスペクト。
スピルバーグ監督特有のファンタジーのようなアレンジや奇をてらった演出は使わず、とてもオーソドックスに、独自性は主張し過ぎず、でも細部まで精巧につくり込まれた装置や風景の描写、シャープなカメラワーク、クールな振付・・・どれをとっても非情に高いクオリティ。そして異なるアイデンティティの対立という普遍的なテーマに重ねられた現代。さすがのディレクションです。


私が1961年版と違うと感じたのは次の3点


続きがあります
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2022年02月16日

猿之助と愉快な仲間たち 朗読劇 「天切り松 闇がたり ~闇の花道~」


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本来は、昨年9月 春秋座で大学開学30周年記念・劇場20周年記念公演、猿之助と愉快な仲間たち 第一弾公演として市川猿之助さん、尾上右近さん、佐々木蔵之介さん、石橋正次さんほかのご出演で上演が予定されていながらコロナ禍で延期と発表された舞台です。

以前 Team申番外公演として、佐々木蔵之介さん、市川猿之助さん、佐藤隆太さんの3人で3回にわたって上演された朗読劇(調べたら2011年~2013年でした・・・遠い目)がとてもおもしろかったので、今回の情報が公開された時も「観たい!」とすぐ思いました。
が、大阪公演は2月13日1回限りで、この日は宝塚バウホールで星組「ザ・ジェントル・ライアー」→大劇場 宙組「NEVER SAY GOODBYE」をマチソワで入れていて「無理~」となったのですが、なんと、宝塚の公演がどちらも中止に。
それならば、とチケット探して観ることにしました。某譲渡サイトでかなりお安く譲っていただいたというおまけつきです。


PARCO PRODUCE
朗読劇 「天切り松 闇がたり ~闇の花道~」
原作:浅田次郎
脚本・構成:青木江梨花
演出:長部聡介
出演:市川猿之助  市川中車  中村壱太郎  石橋正次  石橋正高  
下川真矢  穴井豪  市川郁治郎  市川翔乃亮  市川猿

2022年2月13日(日) 1:00pm 森ノ宮ピロティホール K列上手
(上演時間: 2時間)



浅田次郎さん原作の「天切り松 闇がたり」シリーズは未読。
大正・昭和の帝都東京に名を馳せた義賊「目細の安吉」一家の活躍を描く物語で、今回はこのシリーズから三部構成で朗読劇として上演されました。

第一夜「闇の花道」
昭和のある年の瀬の夜更け、留置場の雑居房に現れた老人は大正昭和の東京にその名を鳴らした義賊 目細の安吉一家のひとり松蔵、二ツ名は「天切り松」。
彼は六尺四方にしか声音が届かないという「闇がたり」で「目細の安吉一家」の活躍を語り始めます。

大正6年 松蔵 9歳。
父・平蔵に連れられて抜弁天の大泥棒 安吉一家を訪ねた松蔵は、豪壮な屋敷に手下たちとともに住む安吉にその場で引き取られ一家の部屋住みとなります。
翌年、東京地検の辣腕検事おしろいこと白井検事が大親分 仕立屋銀次が放免されることを告げ、銀次を引退させて安吉が跡目を継ぐよう持ちかけます。拒絶する安吉。しかし、網走監獄を出て上野駅に降り立った銀次とそれを出迎える安吉を白井検事の策略が待ち受けていました・・・。

第二夜 「百万石の甍」
松蔵 14歳。
安吉一家の”黄不動の栄治”は建設会社 花清の大旦那の息子ながら妾腹のため花清出入りの棟梁に母親ごともらい受けられていました。
今さらながら実の父親が栄治を跡継ぎにと加賀百万石の前田侯爵を仲立ちに頼んできました。了見できない思いを栄治は「天切り」の技に昇華させ、前田侯爵邸を的にかけて天下のお宝「色絵雉子香炉」を狙います・・・。

第三夜 「白縫華魁・衣紋坂から」
松蔵の父 平蔵は酒と博打に溺れ、松蔵の姉 さよを13歳で吉原に売り渡します。
4年後、並木康太郎という少年と仲良くなった松蔵は、吉原左文字楼の息子である康太郎の手引きで初めて吉原に足を踏み入れます。その日は華魁道中の日で、その道中の最後を飾ったのは角海老楼きっての売れっ子華魁・白縫華魁となった17歳のさよでした。
何とか姉を苦界から救い出したい松蔵は寅弥に頼んで・・・。


続きがあります
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