2022年01月03日

吉例顔見世興行 第三部


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吉例顔見世興行 第三部は千穐楽を観劇。
かぶりつきど真ん中で麗しい幸四郎さんのご尊顔を拝するという幸せな2021年歌舞伎納めでした。


京の年中行事 當る寅歳
吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 第三部


2021年12月23日(木) 6:00pm 南座 1階2列センター

  
第一、銀杏鶴玉章封裏 雁のたより
監修:片岡仁左衛門
出演:松本幸四郎  片岡愛之助  上村吉弥  片岡千壽  
片岡進之介  片岡千次郎  片岡松十郎  片岡愛一朗  中村錦之助 ほか
(上演時間: 45分)



片岡仁左衛門さん監修で「銀杏鶴玉章封裏」(いてうづるふみのふうじめ)という外題がついています。
十三世仁左衛門さんの歌舞伎座での襲名披露興行の演目だったのだとか。松嶋屋さん型の「雁のたより」です。

「雁のたより」は顔見世興行にかかることも多く、これまで何度か観ていますが、髪結三二五郎七を坂田藤十郎さんと中村鴈治郎さん以外で観るのは初めて。つまり成駒屋(山城屋)さん以外の型で観るのも初めてでした。

主筋はもちろん同じですが、若殿前野左司馬と愛妾司の登場など、ところどころ記憶と違っているところがあって、これが松嶋屋型なのかなと思いました。
一番印象に残ったのは下座音楽で、♪四つ花菱は幸四郎さんの紋所 四つ花菱は幸四郎さんの紋所 と何度も唄っていて、そうそうこれ、♪丸に二の字は松嶋屋の紋所 ありゃさ 松嶋屋の紋所 って何かの演目の時にやってたなぁと思い出したのでした。ここは「高麗屋」じゃなくて「幸四郎さん」なんやとも思ったりw


続きがあります
posted by スキップ at 22:04| Comment(0) | 歌舞伎・伝統芸能 | 更新情報をチェックする