
あけましておめでとうございます。
年末から寒波に覆われた日本列島。
大阪も雪は降らないまでもピリリと冷たい空気のお正月です。
今年も元旦はお屠蘇とお雑煮、おせちをいただいてゆったり過ごすお正月。
そして初詣へ。
「初詣はゆっくりと」が推奨されている住吉大社。
今年もお神酒も露店もない住吉さんですが、人出は昨年よりぐっ増えた印象でした。
1年間守っていただいた破魔矢と身代守を感謝の気持ちとともにお返しし、おまいりして新しいものを授かってまいりました。
今年も神様へのご挨拶から1年を始めることができて、ほっとした気分。
2021年の私のキーワードは「時を刻む」でした。
その前年の、何もかもが止まってしまった「空白の4か月」を受けてのことでした。
昨年の1月2日に「もしかしたら緊急事態宣言がまた発令されて、いろんな”時”が止まってしまうことがあるかもしれません。」と書いていたのですが、まさしくその通りになった2021年。
それでも、世界も私自身も、その状況に困惑して時を全く止めて立ち尽くしてしまうことはなかったように思います。
それだけでも。2020年のあの経験は決して無駄ではなかったなと。
さて、2022年のテーマは「そろり」。
このエントリーを考えている時に、どういう訳か萬斎さんの声で「そろりそろり」と聞こえてきたのです。
年末に録画していた「ドクターX」の最終回観たからかな?(笑)
改めて調べてみると、「そろり」は「静かにゆっくりと動作が行われるさま」であるとともに、「すべるようになめらかに動くさま」とあって、これよこれ!と思った次第です。
昨年、時を刻んで立ち止まらなかった(と多少は自負している)ので、今年はそれを踏まえつつ、歩みを進めていきたいと考えます。精神的にも体力的にももうダッシュはできないと思いますので、ゆっくりとなめらかに。
with コロナの生活とキッパリお別れできるとは言い難い2022年ですが、その日常ともうまく付き合いつつ、心も体もできる範囲でやわらかにのびやかに、そろりと進んでいきたいです。
その先に明るい希望が見えてきたら、こんなに幸せなことはありません。
2022年が皆さまにとりまして幸せに満ちた年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。