2021年12月21日

唐十郎への道のりは険し 「泥人魚」


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苦手感漂う唐十郎作品ではありますが、唐十郎・作、金守珍・演出という同じ組合せでの前作「唐版 風の又三郎」(2019年)が、すべて理解したとは言えないまでもとてもよかったこともあって、この作品も観るつもりでチケットを取っていました。
が、
何となく(本当に”何となく”としか言いようがないこの気持ち)12月は東京に行く気が失せてしまって、チケットを手放してしまいました。
ら、
何と、ライブ配信が発表されまして、しかもWOWOWオンデマンドでも観られるという太っ腹。
喜んで拝見いたしました。


COCOON PRODUCTION 2021 「泥人魚」
作: 唐十郎 
演出: 金守珍
音楽: 大貫誉  美術: 大塚聡  照明: 泉次雄  衣装: 伊藤佐智子
映像: 大鹿奈穂  石原澄礼  振付: 広崎うらん  殺陣: 佐藤正行
出演: 宮沢りえ  磯村勇斗  愛希れいか  岡田義徳  
大鶴美仁音  石井愃一  金守珍  六平直政  風間杜夫 ほか

2021年12月15日(水)6:30pm 配信視聴
(上演時間: 2時間10分/休憩 10分)



港の町を去って、今は都会の片隅にあるブリキ店で暮らす蛍一(磯村勇斗)。店主の静雄(風間杜夫)は、まだらボケの詩人だ。陽が落ちると急にダンディな夜の詩人と化す。ある時店に現れたのは、詩人を「先生」と呼ぶ男、しらない二郎(岡田義徳)。二郎は詩人静雄の元門下生であり、蛍一とは、長崎の諫早漁港で共に働いた仲だった。干拓事業の賛否に揺れる漁港では、湾を分断する「ギロチン堤防」が内側の調整池の水を腐らせ不漁が続き、池の埋め立てに反対だった仲間の漁師が、次々と土建屋に鞍替えしていく。そんな現実に絶望した蛍一は、港の町を去ったのだ。一方の二郎は、実は港に派遣された「さぐり屋」だった。依頼主は、月の裏側を熟知しているとのたまう女、月影小夜子(愛希れいか)。二郎の裏切りを蛍一がなじっていると、蛍一を探して、やすみ(宮沢りえ)という女が現れる。少女時代、ガンさんという漁師に海で助けられ、その養女となった娘だ。「ヒトか魚か分からぬコ」と呼ばれるやすみは、ある約束を果たしに来たと言う。「人の海の貯水池で、言ったとおりの人魚になれ」と。蛍一の前で見せた片方の足には、一条のきらめくものがはりついていて──。

(↑ 自分ではとてもあらすじ書けそうになかったので公式サイトから)


唐十郎さんが「諫早湾の干拓事業による地元関係者の苦悩を元に書いた作品」ということですが、難解でした。
難解というより理解できなかったというのが正直なところ。
いや、理解するというより感じる作品なのかな。
「風の又三郎」で唐さんに少し近づけたと思っていたのですが、やっぱり唐十郎への道のりは険しかったです(^^ゞ


続きがあります
posted by スキップ at 22:00| Comment(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする