2021年05月19日

いつだって全身全霊 星組 「ロミオとジュリエット」


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GWのタカラヅカ配信祭りラストはこちら。
絶賛東京公演中の星組「ロミオとジュリエット」ですが、緊急事態宣言の発出で4月26日から5月11日までの公演が中止。
その間上演されるはずだったB日程千秋楽とA日程初日の2回、急遽決まった無観客上演による配信です。
宝塚大劇場で9回、東京宝塚劇場でも1回観ましたが、今できる応援はこれなので、もちろん2回とも視聴しました。


宝塚歌劇 星組公演
三井住友VISAカード ミュージカル 「ロミオとジュリエット」
Roméo & Juliette
Le spectacle musical de GÉRARD PRESGURVIC
D’après l’œuvre de WILLIAM SHAKESPEARE
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作: ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出: 小池修一郎   演出: 稲葉太地
出演: 礼 真琴  舞空 瞳  愛月ひかる  美稀千種  白妙なつ  天寿光希  
音波みのり  輝咲玲央  夢妃杏瑠  瀬央ゆりあ  綺城ひか理  有沙 瞳  
天華えま  遥斗勇帆  極美 慎  希沙 薫  碧海さりお/英真なおき ほか

2021年5月2日(日) 6:30pm(B)/5月9日(日) 6:30pm(A) 配信視聴
(配信時間: 3時間10分/休憩 35分)



感想はこれまでに散々書いてきましたので、今回配信で改めて感じたこと、気づいたことなどを手短かに(ほんとに短いのか?w)

B日程、A日程を1週間のスパンで観たことで、両パターンの違いがより鮮明に感じられました。
宝塚で上演された「ロミオとジュリエット」は、2010年の星組初演を除いて、これまでいずれかの役がすべて役替り、2013年の星組版は今回同様複数の役替りのある2パターンでの上演でしたが、今回ほど2つのバージョンの印象が異なるロミジュリは初めてではないでしょうか。

若さと愛と青春の王道A、若さの中の悲劇性と狂気のB といった印象。
劇団的にはトップスターがロミオ、二番手:ティボルト、三番手:ベンヴォーリオという配役のAが正統派という位置づけだと思います。宝塚大劇場の初日も千秋楽もAでしたし、舞台映像を納めたBDが当初A日程のものだけしか販売される予定ではなかったことからもそれが伺えます。


続きがあります
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2021年05月17日

ハマからシブヤへ


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昨日は今年二度目の上京。
こんな時期に観劇遠征なんてほんとごめんなさいという気持ちはもちろんありますが、自分ができる最大限の注意を払って対策もして、”ちょっと遠い劇場”へ行ってきました。
感覚としては緊急事態宣言発出直前の4月の上京(4月22日)の方が行くのをすごく迷いましたし覚悟が必要でした。


今回は、横浜アリーナで「LUXE」を観て、終演後渋谷に移動してコクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」を観ました。

緊急事態宣言が発出されていない神奈川県にある横浜アリーナはともかく、コクーンは無理かなと諦めていましたが、5月12日から上演されると発表された時は本当にうれしかったです。
とはいうものの、どちらの公演も、万一関係者に感染者が出たりした場合、いつ中止になってもおかしくない状態ですので、行く前はもちろん、当日も何度も公式サイトをチェックしたりも。
移動時間もギリギリだった前回に比べてスケジュールは比較的ゆったり。


コクーン歌舞伎のカーテンコールで勘九郎さんが「こんな時に観に来てくださって・・・特に渋谷、こわいでしょう?」とおっしゃっていましたが、確かに終演後(午後7時40分ぐらい)の渋谷は人も多く、街全体が騒めいている雰囲気で歩くのが少し怖かったです。ウレタンマスク率も高く、マスクしていない人たちも散見されました。

冒頭の画像はスクランブル交差点あたりから撮った渋谷スクランブルスクエア。
小雨に煙って、何だかゴッサム・シティチックな雰囲気でした。
下の方(渋谷駅前)にたくさん人がいるの、見えるかしら。

スクランブルスクエアの開業は2019年11月でしたが、まだ中に足を踏み入れたことはありません。
はてさて、いつになることやら(・・・いや別に行かんでもええけど(^^ゞ)



2公演ともすばらしくて観られたことに感謝・・・でも心置きなく楽しめるようになるのはまだまだ先かな のごくらく地獄度 (total 2250 vs 2251 )


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2021年05月13日

こんな和希そらが観たかった 宙組 「夢千鳥」


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和希そらさん二度目のバウホール主演作にして、栗田優香先生演出家デビュー作。
4月22日に初日を迎え、4月25日まで、わずか4日間6公演で上演中止となってしまったのが本当に惜しいと思える、宝塚の枠からもはみ出しそうなすばらしい作品でした。


宝塚歌劇 宙組公演
大正浪漫抒情劇 「夢千鳥」
作・演出: 栗田優香
作曲・編曲: 手島恭子
振付: 原田薫  百花沙里
装置: 新宮有紀   衣装: 大津美希  
出演: 和希そら  天彩峰里  美風舞良  花音 舞  
凛城きら  星月梨旺  秋音 光  留依蒔世  穂稀せり
愛海ひかる  水音志保  亜音有星  山吹ひばり ほか

2021年5月8日(土) 7:00pm 配信視聴
(配信時間: 2時間40分/休憩 5分)



物語: 女優の赤羽礼奈(天彩峰里)と事実婚の関係にありながら新作を撮る度に主演女優と浮名を流し世間を騒がせている映画監督の白澤優二郎(和希そら)が挑む次回作は大正浪漫を代表する画家・竹久夢二(和希そら二役)の人生を描いた物語。幼い頃から運命の女を探し続けた夢二もまた艶聞の絶えない男であり、撮影が進むにつれ、白澤は自分と夢二の境界が曖昧になるほどに彼の人生に飲み込まれていきます・・・。


白澤優二郎の場面から始まって、竹久夢二の世界へと、昭和と大正を行き来してパラレルワールドで展開する物語。
主演の和希そらさんと相手役の天彩峰里さんはじめ主だった役の人たちが双方の世界で二役を演じていますが、全く混乱することはありませんでした。前半は、夢二の時は和服、白澤優二郎の時代は洋服と着るものも違っていましたが、同じ服で演じていた後半もくっきり演じ分け、描き分けられていました。

♪待てど 暮らせど 来ぬ人を~ という「宵待草」の哀愁を帯びたメロディ、折々に挟み込まれる歌(歌手:花音舞)や、深い色の着物など、独特の世界観が広がる舞台。


続きがあります
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2021年05月12日

ワイルドだろ~(古いっ!)


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少し前にInstagramにポストしたわが家のワイルドストロベリー。
2月ごろお花屋さんに行った時たまたま見かけて「180円。安っ」と買ったものです。

買った時は高さも幅もこの半分くらいだったイメージですが、特に手をかけて世話をした訳でもなく、お水しかあげていないのに、そのお水もたまに忘れてしゅーんとしおれている姿も何度か見たのに、すくすくと育ってくれまして、さすが”ワイルド”だわと感心していたところ、小さな白い花が最初に咲いた時はとてもうれしかったです。

ちなみに、うしろの鉢はカポック。

それからしばらくして、お花の下に薄緑色の小さな実が。
「何これ、いちご?」と思っている間にみるみる赤くなって、まさにいちご🍓でした。
とてもか小さな実ですが可愛くて、毎朝見るたびに1つ、また1つと増えていたりするのがうれしくて幸せな気持ちになります。
ほんと、幸せをもたらしてくれるものって金額の多寡じゃないよね~と改めて感じた次第であります。



でもやっぱりお金はたくさんあった方がいいの← のごくらく地獄度 (total 2248 vs 2249 )




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2021年05月09日

読了 子供のための伝記シリーズ「楠木正成」「楠木正行」


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5月15日に初日を迎える宝塚歌劇 月組公演(予定通り無事開幕おめでとう!)「桜嵐記」は楠木正行が主人公。

楠木正成、正行父子はわれらが河内のヒーロー。
千早赤阪村、観心寺、湊川神社、四條畷神社・・・ゆかりの地はそれとは知らない幼少時から訪れたことのある場所ばかりです。

日本史好き、大河ドラマ好きとしましては「太平記」も観ていましたので(1991年 30年前ですって!)、大体のことはわかっているものの、この機会に再度復習しておきましょうと、吉川英治さんの「私本太平記」を読み始めました。

が、又太郎から元服して高氏と名を改めて間もなくの足利尊氏の若き日から始まって、物語は遅々として進まず、13巻もあるのにこれでは公演始まるまでに正行どころか楠木正成も出てこないワと思っていたところ、湊川神社さんのツイートでこちらを薦めていただきまして、早速図書館で借りて読みました。


子供のための伝記シリーズ
日本武士道の源流 「楠公父子物語」
楠木正成  楠木正行

文: 後藤久子 
イラスト: えんどうえみこ
発行: 公益財団法人新教育者連盟 
平成20年2月10日・5月25日 第一版



子供さん向けの本なので文字も大きいですし、どちらも200ページ足らずのものなのでスラスラ読めるのですが、朝、通勤電車の中で読んでいても涙がこぼれそうになることしばしば。
「楠木正成」編終盤の「桜井の別れ」から「湊川の戦い」のあたりなんて、嗚咽しそうになったくらいです。

私利私欲を捨てて己のためではなく、正しいと信じる「義」のために命を賭して戦う正成と、11歳で父と死に別れながら、その「義」の魂を受け継ぎ、23歳までの短い生涯に貫き通した正行。
どうしてそこまで・・・と思いわずにはいられません。

私は武士の義という言葉にもハナハダ弱い・・・石田三成の「義は我にあり」という言葉も大好き。

楠木正成と最期まで生死をともにした弟・正季、正成に託されて少年正行を教え導いた重臣・恩地左近、正季の子で正行を”兄者”と慕ってともに戦った和田賢秀、そして正行の二人の弟 正時、正儀。
周りの人々も活き活きと描かれています。

その反面、敵方となる足利尊氏や高師直は「ほんっと、嫌な奴」となってしまうのは、伝記ものだから仕方がないところでしょうか。


これを読んでますます楠木正成・正行父子のファンになりました。
月組公演で演じるのが輝月ゆうまさんと珠城りょうさん。作・演出は切ない物語を書かせたら天下一品の上田久美子先生。
しかも珠城さんのサヨナラ公演。
号泣する予感しかありません。





この伝記シリーズ とても読みやすくおもしろかったのでほかの人物のものも読みたいと思います のごくらく度 (total 2247 vs 2248 )

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2021年05月08日

劇場で夢を語り合える日を信じて 宙組 「Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス」


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かけがえのない 豊かな時を ここで過ごし
数えきれない 忘れぬ時を 心に刻んだ
劇場に集い 共に生きる その喜び
Lives in the Theater
劇場 ここに 人生が

物語のクライマックス “劇場讃歌”とも言えるこの曲 Lives in the teater を全員で歌うのを聴いて、胸がいっぱいになってみるみる涙があふれました。

ナチスが台頭する第二次世界大戦下の物語ではあるけれど、先の見えない閉塞感は今の状況ととてもシンクロ。
芸術がどんなに人の心を豊かにし、人にとってどれほど大切なものであるか、今の状況下だからこそより一層胸に響きます。
劇場や芸術に携わる人間ではない私ではありますが、このメッセージは心に迫りました。
植田景子先生すごい。
宝塚歌劇の作者は座付作家なので、役者(スター)さんへのあて書きが基本ですが、この作品は、今この時代へのあて書きだと思いました。


宝塚歌劇 宙組公演
Musical 「Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス」
作・演出: 植田景子
作曲・編曲: 瓜生明希葉  植田浩徳   編曲: 高橋恵
振付: 御織ゆみ乃  大石裕香
装置:  國包有子   衣装: 有村淳
出演: 真風涼帆  潤 花  芹香斗亜  遥羽らら  寿つかさ  
松風 輝  美月 悠  春瀬央季  桜木みなと  瀬戸花まり  
紫藤りゅう  小春乃さよ  瑠風 輝  泉堂 成/万里柚美 ほか

2021年5月5日(水) 4:30pm 配信視聴
(配信時間: 3時間10分/休憩 25分)



物語の舞台は1942年のスイス。
ナチスドイツの脅威が広がるヨーロッパにおいてで中立国であるスイスのリゾート地 サン・モリッツに佇むHotel Svizra House(ホテル スヴィッツラ ハウス)には、戦火を逃れた富裕層が集っていました。
ロベルト・フォン・アムスベルク(真風涼帆)は、ロンドン駐在のオランダ人外交官ですが、彼の真の任務は、英国情報部のスパイキャッチャーとして敵国のスパイを摘発すること。ある重要なミッションを受けてサン・モリッツにやってきたロベルトはこのホテルで、バレエダンサーのニーナ・デュボワ(潤花)と出会います。ドイツ軍のパリ占領により失業したニーナはこのホテルで開催されるロシアの亡命貴族ミハイロフ伯爵(寿つかさ)が主催するニジンスキー救済のチャリティ・バレエ公演に出演するためにやって来たのでした。そこへこの公演のスポンサーであるオーストリアの実業家ヘルマン・クラウスナー(芹香斗亜)が美しい未亡人のアルマ(遥羽らら)を伴って現れます・・・。


第二次世界大戦下、連合国とナチスドイツのスパイ合戦を背景にした緊張感の中、ロベルトとニーナの恋、自らのミッションと人間的感情の間で揺れるロベルトの葛藤、“バレエ・リュス”へのオマージュ、そして何より、芸術を、バレエや音楽を愛し守ろうとする人々の熱い思いが舞台からあふれ出るような作品。
美しい音楽と、バレエシーンもふんだんに盛り込まれ(ビリヤード対決のダンスも!)、あの時代のクラシカルな衣装も素敵で、まるで映画のような仕上がりになっていました。


続きがあります
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