2021年01月23日

今日という日の思い出が皆さまの心に永遠に残り続けますように 月組 「Eternità」


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昨年6月に宝塚ホテルとパレスホテル東京で開催予定だった珠城りょうさん最後のディナーショー。
「絶対行きたい!」と思っていましたが、延期された後、形を変えてバウホールでのライブとなりました。

タイトルの「Eternità」はイタリア語で「永遠」。
「今日という日の思い出が皆さまの心に永遠に残り続けますように」と珠城さん。
もちろん、忘れません。


宝塚歌劇 月組公演
珠城りょう 3Days Special LIVE 「Eternità」 
構成・演出: 三木章雄   
出演:珠城りょう   鳳月 杏 輝月ゆうま  佳城 葵  朝霧 真

2021年1月17日(日) 3:00pm 宝塚バウホール (配信視聴)
(上演時間: 1時間50分)



オープニングは耳をつけた白いうさぎのコスチュームで登場した珠城さん。
「アリスの恋人」(2011年)で珠城さんがマーチ・ラビットやった時、「うさぎ、デカッ!」と思ったことを懐かしく思い出しました。
「皆さま、現実に未練はありませんか?」とラビットに笑顔で促され、ショーのスタートです。


セットリスト
The Beginning
 A MAD TEA PARTY (アリスの恋人)
 カルーセル輪舞曲 (カルーセル輪舞曲) 全員
Early Years
 桎梏 (春の雪)
 私は誰? (アーサー王伝説)
 誰のために踊らされているのか (1789) 全員
 されど夢 (鳳凰伝) 珠城・佳城
 自由と抑制Ⅱ (激情) 珠城・輝月
 花のうた (月雲の皇子)
 穴穂の歌~木梨の歌 (月雲の皇子) 珠城・鳳月
 ジュリアーノと仲間たち (Bandito)
 Apasionado!! (Apasionado!!Ⅲ)全員
Glorious Days
 SINGIN’ IN THE RAIN  (雨に唄えば)
 プリンス・チャーミング (エドワード8世)
 ひとかけらの勇気 (THE SCARLET PIMPERNEL)
 栄光の日々 <炎の中へ と日替り> (THE SCARLET PIMPERNEL) 全員
 世界の王 (ロミオとジュリエット) 全員
 どうやって伝えよう (ロミオとジュリエット) 輝月
 心のひとオスカル (ベルサイユのばら) 鳳月
 CRYSTAL TAKARAZUKA (CRYSTAL TAKARAZUKA) 鳳月・輝月・佳城・朝霧
Precious Songs
 恋こそ我が命 (赤と黒)
 BESAME MUCHO (New Wave!-月-) 珠城・鳳月 ダンス
 愛すること生きることどうしてこんなに切ないの(激情)
 JUST SAY DANCE TONIGHT (PUCK)
Encore
 Clap Clap (Official髭男dism) 全員 
 ずっと一緒さ (山下達郎)



珠城りょうさんの13年間を振り返るラインナップ。
「下級生時代の作品や新人公演で演じた作品、トップになってからは主に小劇場で演じた作品を中心に選びました」という珠城さん。
新人公演は観ていなくても本公演の作品自体は観ているものがほとんどで、こうしてタイトル見ただけでも舞台の思い出が蘇ってきます。

バウホール初主演となった「月雲の皇子」(2013年)からは3曲。
しかも、ティコを演じた佳城葵さんとの台詞のやり取り、弟の穴穂皇子を演じた鳳月杏さんとのデュエットと、この作品への思い入れの深さ、そして今回のライブのメンバー全員この作品に出演していて、その繋がりの強さも感じます。

「いつも殺していただいた」とティコの佳城さんが鳳月さんにおっしゃっていましたが、千秋楽には「いつも殺してごめんね」という手紙をいただいたそうです。これに対して「覚えてないしコワイ~」と応える鳳月さん(笑)。


2曲終わった時点のメンバー紹介(自己紹介)
朝霧真: 自称 珠城さんのボディガード 朝霧真です。
佳城葵: 自称 珠城さんのペット 佳城葵です。何でもなれますよ、たまきさんがこれがいいっていやつ。
輝月ゆうま: 自称とは言いません。珠城さんの心の相手役 輝月ゆうまです。言い始めて7年目です。
鳳月杏: 自称と言っておきます。珠城さんの相手役 鳳月杏です。あなたは心の相手役でしょ、あたしは普通に相手役、とマウントとるちなつさん(笑)。

みんな珠城さんのことが大好きで、珠城さんもみんなのことをとても愛して信頼していて、という雰囲気がライブの間じゅうずっと絶えることなく伝わってきました。


続きがあります
posted by スキップ at 19:07| Comment(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする