
おなかいっぱいになって寝てしまうかもキケンと思いましたが、とてもおもしろかったので大丈夫でした。
令和2年度(第75回)文化庁芸術祭主催
錦秋文楽公演 第2部
「新版歌祭文 野崎村の段」
「釣女」
2020年11月16日(月) 2:00pm 国立文楽劇場 3列下手
取れた席がたまたま1部と同じ3列12番。
床から遠いしどうかな~と思っていましたが、下手ブロックの一番センター寄り通路側の席でとても見晴らしのよいお席でした。
文楽はとにかくお人形が観たい派なのでかぶりつきを取りがちなのですが、これくらいの方が字幕も楽々見えていいかな。
「新版歌祭文 野崎村の段」
義太夫
中 豊竹睦太夫・野澤勝平
前 豊竹呂勢太夫・鶴澤清治
切 豊竹咲太夫・鶴澤燕三 ツレ 鶴澤燕二郎
人形配役
娘おみつ 豊松清十郎 親久作 吉田和生 久三の小助 吉田簑紫郎
丁稚久松 吉田文昇 娘お染 吉田一輔 下女およし 吉田蓑之
おみつの母 桐竹勘壽 油屋お勝 吉田簑助 船頭 吉田玉翔 ほか
(上演時間: 1時間36分)
物語: 油屋の丁稚 久松が商いの金に手をつけたというあらぬ疑いをかけられて野崎村の義父 久作の元へ戻され、久作は女房の連れ子 おみつと久松を結婚させることにして、元々久松に気のあるおみつが大喜びする中、久松と恋仲の油屋の娘 お染が久松を訪ねてきて・・・。
文楽でも歌舞伎でもよく上演される演目ですが、今回はおみつの母が登場するパターンで、平成21年(2009)以来なのだとか。
この形は初めて観るなと思ったのですが、おみっちゃんがなますつくるために大根切るところで、「そうそう、ここ七之助くん 包丁使うの下手だったよね~」と思い出しましたので、「野崎村」自体が歌舞伎で観たことはあっても文楽で観るのは初めてだった模様です。
続きがあります