
そして、入団64年目 現役最長キャリアの専科 松本悠里さんの退団公演ともなりました。
元々は東京オリンピックに合わせて企画された作品で、坂東玉三郎さんが初めて宝塚歌劇の監修をされたことでも話題の日本物レビューとシェイクスピアの「十二夜」を原作にしたパリが舞台の明るく楽しいミュージカルコメディの二本立て。
宝塚歌劇公演再開のラストバッターとなった月組。下級生をA B2つのチームに分けて、人数を減らしての上演ですが、そんなことは感じさせない華やかな舞台を繰り広げています。
宝塚歌劇 月組公演
JAPAN TRADITIONAL REVUE
「WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-」
監修: 坂東玉三郎
作・演出: 植田紳爾
作曲・編曲: 𠮷田優子
振付: 花柳壽應 山村友五郎 花柳壽輔
出演: 珠城りょう 美園さくら 月城かなと 光月るう 夏月都 紫門ゆりや 白雪さち花 千海華蘭 鳳月杏 輝月ゆうま 晴音アキ 夢奈瑠音 蓮つかさ 海乃美月 佳城葵 暁千星 蘭尚樹 風間柚乃 天紫珠李 結愛かれん/
松本悠里 ほか
2020年9月27日(日) 11:00am 宝塚大劇場 1階7列センター/
10月9日(金) 1:00pm 1階24列センター/10月25日(日) 11:00am 1階3列上手/
10月29日(木) 11:00am 2階1列センター
(上演時間: 45分)
日本人の精神性の原点ともされ、日本の四季折々の美しさを愛でる「雪月花」をテーマにした日本物レビュー。
日本舞踊を洋楽に乗せて、というのは宝塚の日本物ではよくある手法ですが、今回はテーマ曲以外は全場面クラシック音楽。それがとてもよく雪月花のテーマとも呼応してハマっていて、ここ数年観た中ではとびきりセンスのいい日本物となっています。
そして
あなたの夢はなんですか みんなあなたに叶えましょ ~
それが それが 宝塚 それが それが 宝塚
WELCOME WELCOME TAKARAZUKA WELCOME WELOCOME TAKARAZUKA
と、1曲だけのテーマ曲が繰り返し歌われるので、めちゃくちゃ耳に残ります(笑)。
続きがあります