2018年12月31日

ありがとう 2018年


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2018年も残すところあと1時間足らずとなりました。
ここへ来て、「平成最後の」がやたらクローズアップされている年末です。
平成生まれの新入社員が入社してきた時、「平成生まれ?!」と驚いたものですが、逆の意味で「昭和生まれですか?!」と驚かれる日もそう遠くないかもしれません。

昨年、「私の2017年を漢字一字で表すなら 『変』」と書いたのですが、今年も「変」(笑)。
ただし、昨年は「変化」だったの対し、今年は「大変」の「変」。
これまで経験したことがないようなことも続いて、なかなか自分の時間を持つこともままならない中、駆け抜けた1年でした。

とはいえ、諸々のことをしばし忘れて楽しむことができる舞台をたくさん観られたことはとても幸せなことでした。
今年も人の繋がりの温かさ、ありがたさを感じた1年となりました。
そして、こうしてのんびりブログを書きながら新しい年を迎えるという、いつもと変わらない大晦日の夜を過ごせる幸せに感謝。


家族をはじめ周りの人たちはもちろん、ブログやTwitter、Instagramを通じてコミュニケーションさせていただいた皆さま、劇場でお目にかかったり、前後に楽しい時間をご一緒させていただいた皆さま、今年もおつき合いいただきありがとうございました。

さて、干支の引き継ぎも終わって、わが家のささやかな迎春準備も完了。年明けを待つばかりとなりました。
来るべき2019年が皆さまにとりまして幸せに満ちた年となりますように。
どうぞよいお年を!



2018年ありがとう の感謝の気持ち countless!


posted by スキップ at 23:00| Comment(2) | diary | 更新情報をチェックする

2018 Best Nine on Instagram


こちらも年末恒例 Instagramのベストナインです。
2018年に162枚の画像を投稿して7,972回のいいね!をいただいたスキップ's best nine はこちら。


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例年 歌舞伎系と飲食系がほぼ半々という感じだったのですが、
今年の幸四郎さん率の高さよ。
しかも9件のうち7件が10月以降の投稿に集中しているという。

私にとっても2018年は高麗屋三代襲名の年だったなぁと改めて実感しました。
鴈治郎さんではないけれど、高麗屋さんの襲名を追いかけて西へ東へ、
楽しく幸せな1年でした。

Best 1の画像(左上)は南座お練りのもので、100を超えるいいねをいただきました。
今年もたくさんの「いいね」 本当にありがとうございました。



2019年もインスタでもリアルでも楽しく過ごせますように のごくらく度 (total 1997 vs 2001 )


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2018年12月30日

2018年 エンタメモリー総括


時が過ぎるのが本当に速くて、去年のエンタメモリー総括をしたのがついこの間のことのようなのに、もう2018年を総括しなければならない時期となりました・・・しなければならないというのは全く個人的な感情ですが、何となくこれをやっておかないと新しい年に進めない気持ちになるのです。

観劇はじめライブ、ディナーショー、トークショー、映画などを含めて
今年のエンタメ総数は145本。そのうちリピートが27本ありますので
純粋な数となると118公演。
昨年はそれぞれ、170本、143公演でしたので15%減といったところです。

内訳は

歌舞伎・伝統芸能    45本 (8)
演劇・ミュージカル   48本 (4)
宝塚歌劇        37本(13)
Music           6本 (2)
映画          2本
その他         7本  
計          145本 (27)

(  )内はリピート数


今年は高麗屋三代襲名があって、とにかく歌舞伎をよく観たという感触。
さすがに襲名披露興行は座組も演目も力の入ったものが揃って、どの公演もとても観応えがありました。
襲名披露興行を全部観ましたので、歌舞伎座をはじめ、御園座、博多座、松竹座、南座と1年の間に5座全部観たのは初めてではないかしら。松竹座、南座と地元の公演は複数回観たため、歌舞伎のリピート数が多いのも今年の特徴です。


さて今年は、今までやりかけては途中でやめてしまうことが何度かあった、禁断の(?)チケット代総額を出してみました。


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年間合計 1,342,543円でございます。

1つの舞台やコンサートなどを観終わるごとにExcelにコツコツ入力したものです。
券面の金額を入力しましたので、発券手数料やシステム手数料などは加算していません。もちろん、手数料なしで買ったものも多く、中には定価より少し安く手に入れたものもありますが、チケットを買っていて観に行けなかった(行かなかった)公演もありますので、全体としては+5%くらいになるでしょうか。

歌舞伎・伝統芸能のチケット代が突出しているのは、高麗屋さん襲名披露公演のチケットを後援会にお願いしたものはご祝儀の意味を込めて全て一等席にしたというところかな(・・といいつつ、自分で買い足したチケットも一等席にしたり)。

ライブビューイング以外に映画は2本観ましたが、どちらも当たったクーポンで観たので0円。
最近はプログラムはほとんど買わなくなりましたが襲名披露興行の筋書・番附は全部買ったのと、舞台写真やグッズ(REON JACK 3の必須アイテム ペンライトとか)が「プログラム等」に入っています。



5回以上行った劇場をリストアップすると

宝塚大劇場               20回 
兵庫県立芸術文化センター中ホール   15回
歌舞伎座                13回
梅田芸術劇場              12回
松竹座                     9回
南座                  5回
サンケイホールブリーゼ          5回
森ノ宮ピロティホール          5回
映画館                  7回

今年(しかも11月に)新開場した南座にすでに5回も行っているあたり・・(笑)



さて、今年のマイベストスリー。


・高麗屋三代襲名披露  「勧進帳」  「連獅子」
TERROR テロ
贋作 桜の森の満開の下



続きがあります
posted by スキップ at 21:38| Comment(4) | エンタメ et. al | 更新情報をチェックする

2018年12月28日

三幕一場 「ロミオとジュリエット」


rome&juli2018.jpg公演情報が発表される前に、「満島ひかり ジュリエット役降板」の情報が流れて、「へぇ、そんな舞台あるんだ」と知った作品。
シェイクスピアx宮藤官九郎さんといえば、新感線の「メタルマクベス」がとてもうまくできていて好きでしたので、「ロミジュリだとどうだろう」と楽しみにしていました。


M&Oplaysプロデュース 「ロミオとジュリエット」
作: ウィリアム・シェイクスピア
翻訳: 松岡和子  
演出: 宮藤官九郎
出演: 三宅弘城  森川葵  勝地涼  皆川猿時  
小柳友  阿部力  今野浩喜  よーかいくん  篠原悠伸  
安藤玉恵  池津祥子  大堀こういち  田口トモロヲ

2018年12月24日(月) 1:00pm サンケイホールブリーゼ 1階D列センター
(上演時間: 2時間10分)



宮藤官九郎さんが製作発表で「なるべくまんまやる」とおっしゃっていた通り、松岡和子さん翻訳版のシェイクスピアの戯曲に忠実な台詞で構成されていました。もちろん、クドカンテイストのコメディタッチはありつつですが。

宮藤さん、初めてシェイクスピア作品を演出した「メタルマクベス」の時は、「やっぱり観た後に『意外とマクベスだったね』って言ってもらいたいなと思って」とおっしゃっていましたが、いずれも劇作家として、演劇人としてシェイクスピアへの敬意が感じられて好感。


いずれ劣らぬふたつの名家
花の都のヴェローナに
新たに噴き出すいにしえの遺恨
人々の手を血で汚す

よーかいくん演じる序詞役のこの有名な台詞から物語は始まります。


続きがあります
posted by スキップ at 21:49| Comment(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする

2018年12月27日

この世はまるでサーカス 「音楽劇 道」


image1 (16).jpg早熟な映画少女だった高校生のころ、トリュフォーとかゴダールとか、小難しい映画ばかり背伸びして観ていた時期がありました。
フェデリコ・フェリーニ監督の「道」もそんなころに観た映画のひとう。
この映画に描かれる世界観には到底理解が及ばず、ニーノ・ロータ作曲の美しくも哀切なメロディと、ジェルソミーナ役の女優さんの無垢だけどどこか哀しげな瞳だけが印象に残っていました。

あの映画を舞台で?それも音楽劇ってどういう感じになるのかしらと興味シンシン。
しかも演出はデヴィッド・ルヴォーってめちゃ気になるやん!ということで。


音楽劇  道 La Strada
原作: フェデリコ・フェリーニ『道』より
脚本: ゲイブ・マッキンリー
演出: デヴィッド・ルヴォー
音楽:江草啓太
出演: 草彅 剛  蒔田彩珠  海宝直人  佐藤流司  
春海四方   フィリップ・エマール ほか
2018年12月22日(土) 1:00pm 日生劇場 オンステージシート 1列
(上演時間: 1時間40分)



物語: 旅芸人のザンパノ(草彅 剛)は貧しい家のジェルソミーナ(蒔田彩珠)を買い、助手にして一緒に旅に出ます。サーカス一座に参加した二人はそこで自由奔放な綱渡り芸人イル・マット(海宝直人)と出会います。イル・マットは希望を失ったジェルソミーナに、芸を教え、助言をくれる特別な存在でしたがザンパノとは犬猿の仲。ついにはナイフを向けての喧嘩となりザンパノは刑務所へ、イル・マットは一座を追放されます。一座の仲間やイル・マットから引きとめられたジエルソミーナでしたが、結局ザンパノを待ち、再び共に旅を続けることを選びます。
道中偶然再会したイル・マットをザンパノは殴り殺してしまい、その場にいたジェルソミーナはショックのあまり「道化がけがをした」と繰り返し助手として使い物にならなって、ザンパノはジェルソミーナを置き去りにしてしまいます。
数年後、ザンパノは海辺の町でジェルソミーナが死んだと聞かされ、一人海岸の砂浜に伏して号泣するのでした。


舞台の真中に大きなサークルがあって、帽子や小道具などがいくつか置いてあります。
すべてのドラマがこのサークルの中で繰り広げられます。時には登場人物がそこに座ったりもして。
舞台奥に階段状の客席(オンステージシート)があり、客席側から見たら多分サーカスの観客のように映ったのではないかしら・・・そう、舞台全体がサーカスのテント小屋のような雰囲気。出演者の衣装やメイクも含めて、どこか寓話的で幻想的な空気が漂う舞台でした。

ザンパノ、ジェルソミーナ、イル・マット、そして狂言回し的なモリール(佐藤流司)以外はサーカス団員を演じる役者さんたちが何役も兼ねていてコロス的な役割も担い、歌も歌います。舞台上手下手でバンドの生演奏。
物語の最初と最後にも登場するクラウン(ピエロ)はジェルソミーナにだけ見える存在なのだとか。
抽象的な表現もあるのですが、全体として映画「道」のストーリーをかなり忠実に舞台化した印象。


続きがあります
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2018年12月25日

祝 「30祭」 大人計画大博覧会


sanjussai.jpg今回の上京は、まず高麗屋さんのパーティありきで、折角東京行くのだから大阪で上演されないお芝居を観ましょう、と「音楽劇 道」をプラス、その2つの間に歌舞伎座で梅枝くんか児太郎くんの「阿古屋」を観たいと思っていたのですが、パーティの開宴時間の関係で最後まで観ることはできないことがわかって泣く泣くあきらめ(最初からわかっていてお芝居に遅れて入るのも途中で出てしまうのもキライ)、少し時間があくけどどうしようかな~と考えていて「これがあるじゃないか!」となりました。


30祭(SANJUSSAI) 大人計画大博覧会
2018年12月22日(土) スパイラルホール



1998年に旗揚げした大人計画。
今年2018年(平成30年)、松尾スズキさんと大人計画の活動が30周年を迎えたことを記念してのイベントです。
発表された時から興味あったのですが、「これだけのためには東京まで行けないなぁ」とあきらめていたのでした。
こんな時間埋め合わせみたいに行ってごめんよ~。

博覧会期間中に劇団メンバーも「神出鬼没!小ステージ」があったり、他にも「名作上映会と愉快なトーク」や宮藤官九郎さんと伊勢志摩さんの「伝説の先輩を訪ねて」など楽しそうなイベントがありますが、ま、時間的にここしかないから仕方ないですわね。


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スパイラルホールまでの階段スペース


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「大」のところはこんな感じ



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反対の壁には上演作品のフライヤーがずらり



続きがあります
posted by スキップ at 23:37| Comment(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする