2018年11月03日

月組総力結集 「エリザベート」


elisabeth2018.jpgただ今絶賛東京公演中。
「エリザベート」は1996年の日本初演以来、上演回数1,000回以上を誇る宝塚歌劇の代表作の一つ。
今回が10演目。10人目のトートです。

・記念すべき10作目
・上演期間中に観客動員250万人を迎え
・長らく月組トップ娘役をつとめた愛希れいかさんのサヨナラ公演

とただでさえ話題満載なのに、今公演期間中に台風21号・24号の影響でなんと23年ぶりに公演が中止になったり、さらには、美弥るりかさん休演のため、フランツ、ルキーニといった大役が代役となるなど、とてもドラマチックで忘れられない公演となりました。


宝塚歌劇月組公演
三井住友VISAカード ミュージカル
「エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」
脚本・歌詞: ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲: シルヴェスター・リーヴァイ
オリジナル・プロダクション: ウィーン劇場協会
潤色・演出: 小池修一郎
出演: 珠城りょう  愛希れいか  美弥るりか  憧花ゆりの  光月るう  夏月都  
紫門ゆりや  白雪さち花  千海華蘭  輝月ゆうま  晴音アキ  月城かなと  
蓮つかさ  海乃美月  暁千星  美園さくら  風間柚乃  天紫珠李  蘭世惠翔 ほか

2018年8月25日(土) 11:00am 宝塚大劇場 1階2列センター/
9月6日(木) 11:00am 1階4列センター/9月29日(土) 11:00am 1階9列上手
(上演時間: 3時間/休憩 30分)



「エリザベート」という作品自体の感想は、これまでに宝塚版、東宝版ともに散々書いてきましたので、繰り返しては書きませんが、「やっぱりエリザ好きだな」というのがまずは、の感想。
大劇場ロビーの自動演奏のピアノが♪闇が広がる を奏でているのが聞こえるだけで気持ちアガリます。

楽曲のよさはもちろん、自由を求め、死に惹かれたエリザベートという女性の人生にハプスブルク家・・というよりヨーロッパの王族そのものの落日を重ねたストーリーも何度観ても深さを感じますし、彼女を取り巻く人々それぞれの思いが切ない。

今回の月組版で最も印象的だったのは総合力でしょうか。
専科から誰も特出せず、マックスパパもゾフィもすべて組子が演じていましたし、あまり役が多くないとはいえ、すべての役が手堅い。
合唱も「え?月組こんなにコーラスよかったっけ?」と思うほど。
1回目観た時は2列目センターだったこともあってか♪ミルク の迫力たるや凄まじかったです。


続きがあります
posted by スキップ at 22:56| Comment(2) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする