2012年10月16日

11月文楽公演がますます楽しみ! 「仏果を得ず」

bukka.jpg「チョコレートコスモス」おもしろかった!っていうエントリへのコメントで「こちらもおもしろいですよ」とみんみんさん恭穂さんが薦めてくださった本はぜーんぶ買った(笑)のですが、その中の一冊。

「仏果を得ず」
作: 三浦しをん
単行本: 双葉社     2007年11月
文庫本: 双葉文庫   2011年7月


文楽の世界を描いた作品。「若手大夫の成長を描く青春小説」というキャッチフレーズがついていますが、これ、非常におもしろかったです。紹介していただいてありがとーっ!!という感じ。
文楽を知らなくてももちろん楽しめますが、文楽と少しでも接したことがある人ならより一層興味を持って読むことができますし、次に文楽の公演を観る時に感じ方が変わったりするのではないかしら。
通勤電車の短い時間に切れ切れに読んでいてもかなり面白くて、早く続きが読みたーいと思いながらままならず、今回の東京遠征の移動時間にもう一度最初から一気読みです。しかも読了後、もう1回ざっと読み返したくらい。

主人公は笹本健(たける)大夫 30歳。
高校の修学旅行でいやいや文楽を観て、ある大夫の石をぶつけるようなエネルギーに射られるように文楽の道を志し、文楽研修所で学んだ後、現在はその大夫・人間国宝 笹本銀大夫の弟子として文楽の世界に生きています。続きを読む
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2012年08月28日

舞台はいつだって小宇宙 「チョコレートコスモス」

chocolatec.jpgみんみんさんつながり(笑)。

「演劇好きの人だったらきっとおもしろいと思う」と少し前にみんみんさんにいただいた本。
本といえば会社のレポートや課題で読まされるビジネス書に追われて、なかなかページを開けないでいたのですが、読み始めるとほんとにおもしろくてぐんぐん引き込まれ、夏休み中の1日(厳密にいえば数時間)で一気読みしました。

「チョコレートコスモス」
作: 恩田 陸
初出:  サンデー毎日 2004年6月27日号~2005年8月7日号
単行本: 毎日新聞社  2006年3月5日
文庫本: 角川文庫   2011年6月25日


ある著名なプロデューサーが新しくオープンする新国際劇場のこけら落とし公演のために女優二人芝居の上演を企画し、そのオーディションに挑む女優たちの物語。
中心となるのは、芸能一家に生まれたサラブレットで美貌と才能を兼ね備えた若き天才女優・東響子と、大学の演劇サークルに入ったばかりで、おとなしく目立たない風貌ながら、ある種狂気じみた天性を発揮する佐々木飛鳥。佐々木飛鳥の「自分では気づいていない」天才ぶりには、「あぁ、天才ってきっとこんなふうなんだろうな」と驚いたりうらやましく思ったり。続きを読む
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