2019年01月06日

星に祈れ この一瞬のきらめきを 星組 「ESTRELLAS」


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さて、ショーです。
ESTRELLAS(エストレージャス)はスペイン語で「星々」という意味。
「人々の心に輝きを届ける満天の星々を星組生にたとえ、“誰もが星のように光を与えることができる”というテーマのもと、星組のエストレージャスたちが、生き生きとした歌声や躍動感溢れるダンスをお届けする作品」ですって。


スーパー・レビュー
「ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~」
作・演出: 中村暁
出演: 紅ゆずる  綺咲愛里  礼真琴  万里柚美  美稀千種  七海ひろき  
如月蓮  天寿光希  音波みのり  麻央侑希 瀬央ゆりあ  紫藤りゅう  
有沙瞳  天華えま  極美慎 ほか

2019年1月3日(木) 3:00pm 宝塚大劇場 1階6列上手
(上演時間: 55分)



礼真琴さんの活躍が頭抜けているというのが第一印象。
ことちゃんは本当にすばらしい。
大劇場に響き渡る歌声はもちろん、群舞で同じ振りしていても足の引き方とか他の人より断然躍動感や遊びがあって、それなのにキメポーズはピシリと揃ってる。つまり振りをこなすスピードがとても速い。
歌うまっ! ダンスうっまっ!と思ったらすべて礼真琴さんだという・・・ほぼ出ずっぱりの活躍ですが消耗しないのか心配になるくらい。

それから、このショーは5月に礼真琴さん主演で全国ツアーすることが決まっていますが、主演の紅さんのところに礼さんが入ると礼さんポジションは誰ができるの?と心配にもなります。


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2019年01月05日

ただひとつ願うのはあの人の幸せ 星組 「霧深きエルベのほとり」


elbe.jpg2019年エンタメはじめ。
タカラヅカでスタートできるのは華やかでハッピー感満載。

宝塚歌劇星組公演
Once upon a time in Takarazuka
「霧深きエルベのほとり」
作: 菊田一夫
潤色・演出: 上田久美子
出演: 紅ゆずる  綺咲愛里  礼真琴  万里柚美  
美稀千種  七海ひろき  如月蓮  天寿光希  
音波みのり  麻央侑希 瀬央ゆりあ  紫藤りゅう  
有沙瞳  天華えま  極美慎  水乃ゆり/
一樹千尋  英真なおき ほか

2019年1月3日(木) 3:00pm 宝塚大劇場 1階6列上手
(上演時間: 1時間35分)



「Once upon a time in Takarazuka」と冠がついた作品。
「霧深きエルベのほとり」は菊田一夫さんが宝塚歌劇のために書き下ろして1963年(昭和38年)に初演された作品。
その後も何度か再演されているということですが、いずれも観ておらず今回初見。

ビア祭りに浮き立つドイツの港町 ハンブルグを舞台に、情に厚く人間的魅力に溢れながらもどこか哀しみを湛えた船乗りカール(紅ゆずる)と父親との確執から家出した名家の令嬢マルギット(綺咲愛里)という"身分違い“の二人の悲恋を、マルギットの婚約者フロリアン(礼真琴)やカールの船乗り仲間たちをまじえて描く物語。

私たち観客の涙をしぼる劇作でクリーンヒット連発の上田久美子先生が、この古典的な物語をどんなふうに潤色・演出されるのか、とても楽しみにしていました。

この作品について上田先生はプログラムで、「誰にでもすんなりわかる完璧な物語構造と、素朴な言葉の中に本物の男らしさを宿す台詞を兼ね備えた、自分には逆立ちしても一生到達できなさそうな戯曲である」と述べられていますが、その言葉どおり、オリジナルの戯曲と台詞を尊重して、改訂はあまり加えられなかったのではないかと拝察します。

率直に言って、身分違いの恋という設定も、悪ぶって見せて実はいいヤツというキャラクターも、その男が恋人の幸せを思って身を引くために自分が悪者になって相手から愛想尽かしするように仕向けるというパターンも、使い古したメロドラマのよう。
演劇的にも、登場人物がやたら自分の感情を台詞で言うとか、「職業の低さ」という言葉とか、いろいろ古くさい。

それでも、マルギットと別れたカールがヴェロニカに泣いて自分の心情を吐露し、船へと向かった後、フロリアンとマルギットがカールを探しにやってきたところで思わず泣きそうになりました・・・まんまとハマってるやん。

ただ、個人的な好みからするこの場面は蛇足かなぁ。
ヴェロニカをマルギットに見立ててカールにあんなこと言わせなくても、観ている私たちにはカールがマルギットの幸せを思ってわざとあんなことを言ったこと、痛いほどわかります。
紅さんの演技力も、観客のイマジネーションも、もっと信じてもらっていいと思います。




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2018年12月23日

10・20・30・40 「タカラヅカスペシャル2018」


takasupe2018.jpg今年もやってきました「タカラヅカスペシャル」。
目が足らなくても、ライブ中継あっても、やっぱりナマで観るのが一番楽しい♪


「タカラヅカスペシャル2018 Say! Hey! Show Up!!」
監修: 石田昌也
構成・演出: 中村一徳  藤井大介  稲葉太地
出演: 
専科: 轟 悠  華形ひかる  凪七瑠海
花組: 明日海りお  瀬戸かずや  鳳月杏  仙名彩世  水美舞斗  柚香光 ほか    
月組: 珠城りょう  美弥るりか  月城かなと  夢奈瑠音  暁千星  美園さくら ほか
雪組: 望海風斗  彩凪翔  彩風咲奈  朝美絢  永久輝せあ  真彩希帆 ほか
星組: 紅ゆずる  七海ひろき  天寿 光希   礼真琴  瀬央ゆりあ  綺咲愛里 ほか

2018年12月21日(金) 6:00pm 梅田芸術劇場メインホール 1階18列下手
(上演時間: 2時間25分/休憩 30分)



10・20・30・40

最初のMCでテーマは「10・20・30・40です」

TCAスペシャルから宝塚スペシャルになって10年
宙組誕生から20年=5組体制となり東京通年公演するようになってから20年
平成30年で平成最後のタカラヅカシャル
バウホール誕生40年

ということで、平成を10年ごとに区切った大劇場作品のメドレーやバウホール名作集もありました。
パロディは今年もなくて、各組ごとに歌とダンスで今年1年の上演作を振り返り。
もうパロディやらないのかな。お稽古も大変そうだし。今となってはあのグダグダぶりもなつかしい。


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2018年12月15日

♪ぼ~くの~ 叫びを~ きいて~くれ~ 雪組 「ファントム」


phantom2018.jpgガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」をもとに1991年に初演されたミュージカル。
宝塚では、2004年 宙組 和央ようか・花 まりコンビで初演されてい以来再演を重ね、今回が4回目の上演ですが、私は2011年花組が初見でした。
その前に大沢たかおさん主演版も観ていたのですが、どちらもさほど好きという訳ではありませんでした。
でも今回・・・。


宝塚歌劇雪組公演
三井住友VISAカード ミュージカル
「ファントム」
原作: Gaston Leroux
脚本: Arthur Kopit
作詞・作曲: Maury Yeston
潤色・演出: 中村一徳  
翻訳: 青鹿宏二
出演: 望海風斗  真彩希帆  彩風咲奈  彩凪翔  朝美絢  舞咲りん  
奏乃はると  煌羽レオ  永久輝せあ  綾凰華  彩みちる  縣千 ほか

2018年11月15日(木) 11:00am 宝塚大劇場 2階3列上手/
11月22日(木) 1:00pm 1階22列センター/
12月13日(木) 11:00am 1階10列下手
(上演時間: 3時間/休憩30分)



新演出ということで、冒頭の映像からとても凝っていました。
オーバーチュアに乗ってパリの街が昼から夜への更けていき、月が出て、その月がファントムの仮面の形になって、無数のろうそくの灯りと水が幻想的なオペラ座の地下へ導かれて・・・とまるで映像作品のよう。

一点、映像という点では、あの大きなシャンデリアが落ちてくるシーンで周りにナナメの雷光みたいなのがたくさん映し出されるのはちょっとうるさかったな。せっかくのシャンデリア落下がかえって際立たない感じで残念でした。


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いや~、歌がうまいってすばらしいな、とこれほど感じた公演はありません。
望海風斗&真彩希帆という「歌うまコンビ」でこの作品をやると発表された時からみんなが期待していた通り、いやそれ以上のものを見せてくれました。
1回目観た直後からいろんな曲が脳内リフレインして、「あれ?この曲なんだったかな?」と考えるとすべて「ファントム」の曲だったという、私にしては珍しい感覚でした。このミュージカルの楽曲の美しさすばらしさも今回初めてちゃんと感じた気がします。


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2018年12月11日

陰陽師&ダ・ヴィンチ 宙組 「白鷺の城/異人たちのルネサンス」


ijhintachi.jpg♪ぼ~くの~ 叫びを~ きいて~くれ~
とエリックの歌声がリフレインしてすっかり「ファントム」脳になってしまっているワタクシではございますが、その前に宙組もちゃんと観ました。


宝塚歌劇宙組公演
-本朝妖綺譚- 「白鷺の城」
作・演出: 大野拓史
ミュージカル・プレイ
「異人たちのルネサンス」—ダ・ヴィンチが描いた記憶—
作・演出: 田渕大輔
出演: 真風涼帆  星風まどか  芹香斗亜  寿つかさ  
純矢ちとせ  澄輝さやと  凛城きら  愛月ひかる  
蒼羽りく  桜木みなと  和希そら  留依蒔世  
瑠風輝  天彩峰里  夢白あや ほか/特別出演 松本悠里 (専科) 

2018年10月7日(日) 3:00pm 宝塚大劇場 1階13列センター/
10月28日(日) 11:00am 1階24列下手
(上演時間: 3時間5分/休憩 35分)




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-本朝妖綺譚- 「白鷺の城」

白皙の貴公子 陰陽師・安倍泰成(真風涼帆)と、艶やかに人心を惑わす妖狐・玉藻前(星風まどか)。
平安時代に始まり、時を越え、場所を変えて千年にわたって転生を繰り返しながら、争い、そして魅かれ合う二人が名城「白鷺の城」で終に決着の日を迎えるまでの宿縁を日本物レヴューで描いています。


ストーリー仕立てになっている和物舞踊ショー。
時代が飛ぶので少しわかりにくい面もありますが、「葛の葉」「陰陽師」「白鷺城の富姫様」と歌舞伎で知っている上に好物の題材でもあり、全体としておもしろく拝見。

真風さんの転生を順に追っていくと、
プロローグ  幸徳井友景(江戸時代) → 回想  安倍泰成(平安時代) → 吉備真備 (古代中国・殷王朝)→ 栗林義長(戦国時代) →幸徳井友景(江戸時代)
となって、その時代ごとに玉藻前も転生して出会うというストーリー。


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2018年11月26日

たまちゃぴ! 月組 「エリザベート」 東京宝塚劇場千秋楽 ライブ中継


elisabeth20181118.jpg月組「エリザベート」東京千秋楽にして、トップ娘役 愛希れいかさんラストデイ。


宝塚歌劇月組公演
三井住友VISAカード ミュージカル
「エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」 
東京宝塚劇場千秋楽 ライブ中継

脚本・歌詞: ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲: シルヴェスター・リーヴァイ
潤色・演出: 小池修一郎
出演: 珠城りょう  愛希れいか  美弥るりか  
憧花ゆりの  光月るう  夏月都  月城かなと  
海乃美月  暁千星  風間柚乃 ほか

2018年11月18日(日) 3:30pm TOHOシネマズなんば スクリーン7
(上映時間: 4時間/休憩 30分)



大劇場の後、東京で1ヵ月の公演を経て、物語に一層深みが増した印象でした。
一人ひとりがとても自然に、だけど色濃く、その役に染まっていました。
大劇場では休演してしまった美弥るりかさんも安定した歌唱。
珠城りょうさんがカーテンコールでおっしゃっていたように、「全員揃って千秋楽を迎えられた」こと、本当によかったです。

映像でアップで観ると劇場では気づかなかった様々なことに気づいたり。
ゾフィーの憧花ゆりのさんがとても表情豊かに細やかに演じていらっしゃったのが印象的でした。
結婚式の翌朝の場面。5時にシシィを起こしに行って、「なにか~?」とシシィが言うと、まるで「行くわよ」とでもいうようににんまり笑って一呼吸おいてから ♪なんて寝坊なの・・と歌い始めたのにはゾクッとしました。


月城かなとさんルキーニ 最後のアドリブ

「今日は千秋楽だから、客席参加型で行くぜ」
「映画館で観ている人も油断するなよ」
「エリザベート終わって欲しくない人ー」 客席拍手
「2人に退団して欲しくない人ー」 客席大拍手
「アドリブが終わって嬉しい人ー?はーい!!!!!」(自分でうれしそうに手を挙げる)


「エリザベート」本編については大劇場で観た感想をアップしました(こちら)ので重複は避けます。
ここでは愛希れいかさんサヨナラショーとカーテンコールについて書いておきます。


愛希れいかサヨナラショー

2012年 男役から娘役へ転向した翌年、研4になったばかりの年に龍真咲さんの相手役として月組トップ娘役となったちゃぴちゃん。
最初のころは「だいじょうぶか、この子」と思ったこともありましたが、努力と精進を重ね、大きく花開いて、まぎれもなく宝塚を代表する娘役の一人として卒業の日を迎えました。

月組組長の憧花ゆりのさんもこの日をもって退団されるということで、司会進行は副組長の光月るうさんが勤められました。
この光月さんの言葉の一つひとつにとても心がこもっていて、この時点ですでにウルウル。
「ちゃぴは月組のアイドルでした」とおっしゃっていました。


愛希れいかサヨナラショー セットリスト

1. いつか(ロミオとジュリエット)
2. 白ばらのひと(ベルサイユのばら)
3. What is love(舞音-MANON-)
4. 神様の裁き(1789~バスティーユの恋人たち~)
5. Dio, come ti amo(カルーセルロンド)/憧花ゆりの
(デュエットダンス  暁千星・叶羽時  風間柚乃・結愛かれん)
6. Love Can’t Happen恋なんて起こらない(グランドホテル)珠城りょうさんデュエダン
7. Dream Girls(アパッショナード)



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