2017年10月13日

はいからさんが と・お・る 花組 「はいからさんが通る」


haikarasan.jpg大和和紀さん原作の「はいからさんが通る」は少女フレンドに連載されていたことも知っていますし、テレビアニメになったことも、南野陽子さん主演で映画化されたことも、何より「花村紅緒」「伊集院忍」という名前に記憶もあって、矢絣に袴、髪にはリボンという紅緒のファッションも既視感ありありなので、てっきりどこかで観た、あるいは読んだことがあると思っていました。

が、今回舞台を観て、全く知らなかったことがわかりました。
忍さんがハーフだということも、初めて知った次第です。


宝塚歌劇 花組公演
ミュージカル浪漫 「はいからさんが通る」
原作: 大和和紀
脚本・演出: 小柳奈穂子
出演: 柚香光  華優希  鳳月杏  桜咲彩花  
水美舞斗  城妃美伶  聖乃あすか/英真なおき ほか

2017年10月12日(木) 4:00pm シアター・ドラマシティ 11列下手
(上演時間 2時間30分/休憩 25分)


舞台は大正7年の東京。

お転婆な女学生 花村紅緒(華優希)はある日、陸軍少尉の伊集院忍(柚香光)と出会いますが、彼は祖父母の代から決められた許嫁で、旧華族の伊集院家に行儀見習いに入ることになります。最初は反発していた紅緒ですが、次第に忍に惹かれるようになり・・・。


いや~、楽しかったです。
明るく元気で勝気で活発な女の子、彼女を取り巻く男たちはみんな彼女を好きになって、しかも揃ってイケメンという、いかにも少女マンガの王道ラブコメ。
ハッピーエンドとわかっていても、原作を知らなかったせいもあり、最後までストーリーに惹き込まれ楽しく拝見しました。
後で原作ファンの友人に聞いたところ、内容はほぼ原作に忠実のようでした。

忍が上官の印念中佐(矢吹世奈)の個人的な恨みから転属、さらにはシベリアへ出兵することになり、現地で戦死したらしいところまでが一幕、二幕は青江冬星(鳳月杏)の出版社で働き始めた紅緒の前に忍そっくりのミハイロフ侯爵が現れ、彼の秘密を追って・・とテンポよく展開するストーリー。
紅緒の忍に対する心情の変化ばかりでなく、人間としての成長も描かれていて、好感。
登場人物みんな二次元から飛び出して来たの?という華やかさ。
♪はいからさんが と・お・る という主題歌もキャッチーで今も脳内をグルグル。


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2017年09月25日

またねー 宙組宝塚大劇場公演千秋楽ライブ中継


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11月19日のラストデイライブビューイングは「絶対観る!」と決めていたのですが、宝塚大劇場千秋楽は「平日だしなぁ~」と思っていたところ、9月19日に観た「神々の土地」がすばらしくて、どうしてももう一度観たくなって急遽大劇場ライビュ参戦です。


宝塚歌劇宙組 宝塚大劇場公演千秋楽 ライブ中継
「神々の土地」
「クラシカル ビジュー」
「朝夏まなとサヨナラショー」

2017年9月25日(月) 1:00pm TOHOシネマズなんば スクリーン7
(上映時間 4時間15分/休憩 30分)



「神々の土地」は観るたびに一層好きになる作品。
シベリアの大地を覆う雪のような静謐な雰囲気の舞台。
ドラマチックで切ない。
ドミトリーやイレネばかりでなく、オリガにもアレクサンドラにもフェリックスにもソバールにも、それぞれ信念を持つ生き方があって、登場人物一人ひとりが愛おしい・・・あのラスプーチンでさえも。

「クラシカル ビジュー」も楽しかったです。
記憶があいまいだった部分も映像で観るとしっかり補填されて。
劇場で観るとオペラあげたりいろんな人観たり忙しい(笑)ので聞き逃がしてしまう歌詞もしっかり吟味できるのも映像ならでは。

朝夏さんと真風さんのダンスであのリフトがカットされていて、ショーの感想にも書いたように転倒の影響かな?と心配したのですが、黒燕尾で銀橋ジャンプは軽々としていましたし、前楽でもリフトなかったらしいのでサヨナラショーもあって体力温存ということだったのでしょうか。


そして「サヨナラショー」

とてもよかった。
このショーに出てきた作品は全部観ていたこともあって、ここ最近のトップスターサヨナラショーの中ではピカイチに楽しかったです。
ダンスも歌も一流の朝夏さんはショースターでもあり、改めて、朝夏まなと好き~と思いました。


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2017年09月24日

あなたは宙の太陽 宙組 「クラシカル ビジュー」


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さて、宙組ショーです。
お芝居の方の感想にショーの主題歌「クラシカル ビジュー」の「太陽色のダイヤモンド」を使っちゃったしなぁと思っていたら、ちゃーんと朝夏さんのための曲がもう一つ。
黒燕尾の後、ステージに残った朝夏さんのために純矢ちとせさんが歌う曲です。

宙の彼方から 限りない愛を抱いて
惜しみなく世界を照らし続けるその光は
強く優しく私たちを明日へ導く
あなたは宙組の太陽


宝塚歌劇宙組公演
レヴューロマン 「クラシカル ビジュー」
作・演出: 稲葉太地
出演: 朝夏まなと  真風涼帆  愛月ひかる  寿つかさ  純矢ちとせ  澄輝さやと  
凛城きら  蒼羽りく  桜木みなと  伶美うらら  和希そら  星風まどか ほか

2017年8月24日(木) 3:00pm 宝塚大劇場 1階16列センター/
9月19日(火) 1:00pm 1階14列下手


「神々の土地」の感想はこちら


「色とりどりの煌めきを放つ宙組メンバーを、あまたの宝石(ビジュー)になぞらえた場面で構成するレヴュー」ですって。

画像は開演前の幕。
宙組カラーの紫に始まって、色とりどりに変化していきます。
私が撮ったのはこれだけですが、この他にピンクと黄色、全部で6色あったと思います。


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2017年09月20日

太陽色のダイヤモンド 宙組 「神々の土地」


kamigami.jpgトップスターに就任当時、「宙組の太陽のような存在になりたい」とおっしゃっていた朝夏まなとさん。
サヨナラ公演のラスト パレードで真風涼帆さんが ♪朝焼け色のルビー 黄昏色のトパーズ・・と歌い継いで、「太陽色のダイヤモンド~」と歌うと大階段のてっぺんにキラキラ太陽のように輝く朝夏さんが現れて、「あぁ、まぁくんは本当に宙組の太陽だったなぁ」と胸がいっぱいになりました。


宝塚歌劇宙組公演
ミュージカル・プレイ
「神々の土地」 ~ロマノフたちの黄昏~
作・演出: 上田久美子
レヴューロマン 「クラシカル ビジュー」
作・演出: 稲葉太地
出演: 朝夏まなと  真風涼帆  愛月ひかる  寿つかさ  純矢ちとせ  澄輝さやと  
凛城きら  蒼羽りく  桜木みなと  伶美うらら  和希そら  星風まどか ほか

2017年8月24日(木) 3:00pm 宝塚大劇場 1階16列センター/
9月19日(火) 1:00pm 1階14列下手
(上演時間 3時間/休憩 30分)

  
  
「神々の土地」

舞台は1916年 革命前夜のロシア。
皇帝ニコライ二世の従兄で軍人のドミトリー・パブロヴィチ・ロマノフ(朝夏まなと)は、モスクワにある亡き伯父の妻イリナ(伶美うらら)の屋敷で暮らしていましたが、皇帝の身辺を護るため首都ペトログラードへの転任を命じられます。ニコライ二世とイリナの姉でもある皇后アレクサンドラ(凛城きら)はとラスプーチン(愛月ひかる)という怪僧に操られて悪政を敷き、民衆の反感を買っていました。王朝を救う道を模索するドミトリーに友人のフェリックス・ユスポフ公爵(真風涼帆)がラスプーチン暗殺を持ちかけます。時を同じくして、皇帝から皇女オリガ(星風まどか)との結婚を勧められるドミトリー・・・。


とても深くて重厚でドラマチック。
ドミトリー・パブロヴィチ・ロマノフという実在の人物を主人公に、ロマノフ王朝の滅亡となるロシア革命、その発端ともいえるラスプーチン暗殺事件といった史実とドミトリーとイリナとの切ない恋を中心としたフィクションをうまく融合させて壮大なドラマに仕上がっています。
革命という、自分の力ではどうすることもできない大きな時代のうねりの中で、心の奥底で通じ合いながらその思いを告げることもせず自分の生きる道を進む二人。
栄華を誇った一つの時代の終わりと叶わぬ悲恋が重なり合って、何とも余韻の残る作品です。

上田久美子先生と朝夏まなとさんといえば「翼ある人びと」というすばらしい作品がありますが(2014年のスキップ's エンタメモリーベストスリーに選んだくらい好き)、また新たな名作誕生です。そしてこの作品も大好き。
そういえば「翼・・」もヒロインは伶美うららさんだったな。


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こちらは開演前の幕。
宇宙みたいだけど、ロシアの氷原かな。


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2017年09月18日

マトカでは皆家族 雪組 「CAPTAIN NEMO」


nemo.jpg雪組の二番手男役 彩風咲奈さん 外箱初主演作品。
大阪公演初日には「身が引き締まる思い」と語られたインタビュー記事が流れていました。

望海風斗さんのトップお披露目となった全国ツアー公演には組長、副組長が帯同していますが、こちらの公演には、朝美絢、永久輝せあ、縣千といった若手人気男役を配し、専科からも2人特出と、雪組の御曹司ともいえる彩風さんに手厚い布陣が印象的です。


宝塚歌劇雪組公演
MUSICAL FANTASY
「CAPTAIN NEMO」・・・ネモ船長と神秘の島・・・
~ジュール・ヴェルヌ「海底二万里」より~
脚本・演出: 谷正純
出演: 彩風咲奈  舞咲りん  久城あす  朝美絢   永久輝せあ   
野々花ひまり  彩みちる/汝鳥伶  華形ひかる ほか

2017年9月17日(日) 12:00pm シアター・ドラマシティ 16列上手
(上演時間 2時間30分/休憩 25分)



「ジュール・ヴェルヌの海洋SF小説『海底二万里』に登場するネモ船長-潜水艦ノーチラス号で植民地支配を目論む国々に敢然と戦いを挑む孤高の英雄を新たな視点で描くミュージカル・ファンタジー」ということだそうです。

えっとですね。
ツッコミどころはいろいろあります。
「海底二万里」って子供の頃に読んだことあるけどこんな話だっけ?というのが一幕観終わった時点での感想(・・まぁ、私の読書の記憶力はあまりあてになりませんが)。

ポーランド貴族の末裔で、ロシア軍に家を滅ぼされたという生い立ちから、同じ境遇の人たちを助け、相手を殺したりはしないやり方で対抗していく、というのはいいとして、いくら「寡黙で謎に包まれている」とはいえ、人間味がなさすぎな感じがしますネモ船長。
マトカという島に集まった人々を「家族」と呼んで、ネモ船長を中心にみんなが一つの方向を向いているって、どこの新興宗教ですか、と思いました。
二幕終盤のマトカの危機に際してネモ船長はじめ島民全員で「我々は皆家族~」みたいに歌い上げる場面なんてその極み。
大体あの人たち、みんな自国の民族衣装着てるのはなせ?

二幕後半になると、やたら「逆鱗」(NODA・MAPの)のシーンや「回天」という言葉が頭の中に浮かんでは消えるようになりました。
何で??と考えたら、マトカに攻め込んでくるロシアの艦隊に立ち向かうノーチラス号とネモ船長にまるで人間魚雷みたいな印象を受けたからだと気づきました。


・・・と書いていたらキリがないので。


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2017年09月15日

望海風斗さんトップおめでとう! 雪組 「琥珀色の雨にぬれて/“D”ramatic S!」


yukikohaku.jpg雪組 新トップコンビ 望海風斗さん、真彩希帆さんのプレお披露目となった全国ツアー公演。
間もなく千秋楽を迎えますが、ラッキーなことに初日の舞台を観ることができました。


宝塚歌劇雪組 全国ツアー公演
ミュージカル・ロマン 「琥珀色の雨にぬれて」
作: 柴田 侑宏 
演出: 正塚 晴彦
Show Spirit 「“D”ramatic S!」
作・演出: 中村 一徳

出演: 望海風斗  真彩希帆  梨花ますみ  秦乃はると  
彩凪翔  真那春人  煌羽レオ   星南のぞみ  陽向春輝 ほか

2017年8月25日(金) 3:30pm 梅田芸術劇場メインホール 1階22列上手
(上演時間 3時間/休憩 30分)




「琥珀色の雨にぬれて」

物語: 1922年秋のある朝、第1次世界大戦から生還した青年貴族クロード・ドゥ・ベルナール公爵(望海風斗)は、散歩に出たフォンテンブローの森で神秘的な美女シャロン(真彩希帆)と出会い一目で恋に落ちます。しかし、二人の恋はシャロンの取り巻きのジゴロ ルイ(彩凪翔)やクロードの婚約者フランソワーズ(星南のぞみ)を巻き込んで・・・。


1984年に高汐巴、若葉ひろみ主演の花組で初演された作品。
私は、2012年9月 星組 柚希礼音・夢咲ねねコンビの全国ツアー公演で観たのが初見でした。


”恋人や妻がありながらファム・ファタールともいうべき女性と出会って恋に落ちてしまう”というのはままあることで、だからこそ古今東西 小説や映画、舞台でも題材として男女の愛憎話は事欠かない訳で・・・とわかっていても、やっぱりクロードってどーなん?と思ってしまいます。
フィアンセがありながら他の女のことばっかり考えている、ついにはすべてを投げ打って恋に走る・・のならまだしも、それを一旦思いとどまって結婚しておきながら1年後に再会すると恋心も再燃、何の迷いもなく一緒に旅行しようとする・・そして今も(物語はクロードの回想)想い続けているらしい・・・ほんと、どーなん?(笑)
しかもそのフィアンセの前でさえシャロンといちゃ話(?)するに至っては、フランソワーズでなくても「私の前で私を通り越した言葉を交わすのはやめて!」と言いたくもなるというものです。

・・・というのはさておき、望海風斗さんがこのクロードという役にすんなりハマッているのが意外なオドロキでした。


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