2018年07月13日

このさだめ、悔いはない 「愛聖女 -Sainte♡d’Amour-」


saintdamour.jpg11月18日付で退団が決まっている月組トップ娘役 愛希れいかさんバウホール主演作品。
娘役がバウホール主演するのって2001年の雪組・月影瞳さん以来17年ぶりなのですって。


宝塚歌劇月組公演
キューティーステージ  「愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-」
作・演出: 齋藤吉正
出演: 愛希れいか  紫門ゆりや  白雪さち花  
千海華蘭  楓ゆき  晴音アキ  夢奈瑠音  
輝生かなで  天紫珠李  結愛かれん ほか

2018年7月3日(火) 11:00am 宝塚バウホール 8列上手
(上演時間: 2時間30分/休憩 25分)

  

フランスのオルレアン工科大学でドクター・ジャンヌ(白雪さち花)のもと、タイムマシンの研究に励む学生 パメラ(天紫珠李)は地元オルレアンの英雄 ジャンヌ・ダルクを崇拝していました。ある日、タイムマシンに入ったドクターが姿を消し、入れ替わりに出てきた女性こそ、中世フランスでイングランド相手に戦い、火刑に処されたジャンヌ・ダルク(愛希れいか)その人でした・・・。


いわゆる「タイムスリップもの」ですが、ストーリーは他愛なく、都合のいい時に太陽フレア(爆発)が起こって一人、また一人と中世から現代にやってくるなどツッコミどころも満載のドタバタコメディの様相。これを最後まで楽しく見せたのは一にも二にも愛希れいかさんの魅力と実力に他なりません。


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2018年06月10日

情熱の嵐よぉ~ 星組 「Killer Rouge」


image1 (6).jpg

さてさて星組ショーです。
“Killer”は「素晴らしい」や「カッコイイ」、「魅了する人」等を意味する英語のスラングなのですって。プラス“紅”の“Rouge”。
台湾公演を意識してか、開演前の幕はこんな漢字仕様でした。


宝塚歌劇 星組公演
タカラヅカ・ワンダーステージ 「Killer Rouge (キラー ルージュ)」
作・演出: 齋藤吉正
出演: 紅ゆずる  綺咲愛里  礼真琴  万里柚美  美稀千種  
七海ひろき  如月蓮  天寿光希  音波みのり  夢妃杏瑠  
十碧れいや  瀬央ゆりあ  有沙瞳/華形ひかる ほか

2018年4月29日(日) 3:00pm 宝塚大劇場 1階16列上手/
5月24日(木) 11:00am 1階9列下手
(上演時間: 55分)


「ANOTHER WORLD」の感想はこちら


タイトル通り、とにかく「紅かった」という印象。
紅ゆずるさんが大きな紅い龍と登場するオープニングから、ずーっと紅くてキラキラしていてにぎやか。
何だか目も耳も忙しくてあっという間にフィナーレという感じでした。
齋藤吉正先生らしいとも言えるし、星組らしいと言えるのかもしれません。


ストーリー仕立ての場面がいくつかあって、ひとつは紅頭巾CHANGとオオカミ。
綺咲愛里さん赤ずきんちゃんを礼真琴くんオオカミが「好きだ~、メロメロ~」とか歌いながら口説く、みたいな展開ですが、王子やらピーターパンやティンカーベルやと出てきてメルヘンの世界のよう。有沙瞳さんが何の役?と思っていたのですが、マッチ売りの少女だったのね。
歌詞はともかく(笑)、曲はみんな耳馴染みのいいメロディ・・・K-POPだということでした。台湾公演仕様かな。
他の場面でも聞き覚えのある曲が結構出て来て、私はあまり詳しくありませんが、歌謡曲やアニメソングだったみたいです。


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2018年06月08日

ぶち生かす! 星組 「ANOTHER WORLD」


anotherworld.jpg千秋楽はもう終わってしまいましたが、宝塚大劇場 星組公演は落語噺を題材にしたミュージカルと台湾公演へ持っていくショーの2本立て+104期生初舞台お披露目。

RAKUGO MUSICALって・・・と思っていたところへ、歌劇の殿堂入場券つきとかフルールのたこ焼き券つきとかいろんな企画チケットの案内が来て、チケットの売れ行き悪そうだし、どーなん?とおそるおそるという感じで観に行ったら・・・これがとてもおもしろくて楽しかった!
ゆるくてベタなのだけど、アハハと声を出してよく笑いました。

という訳でまずはお芝居の感想を。


宝塚歌劇 星組公演
RAKUGO MUSICAL 「ANOTHER WORLD」
作・演出: 谷正純
出演: 紅ゆずる  綺咲愛里  礼真琴  万里柚美  美稀千種  七海ひろき  
如月蓮  天寿光希  音波みのり  夢妃杏瑠  十碧れいや  瀬央ゆりあ  有沙瞳
/汝鳥伶  華形ひかる ほか

2018年4月29日(日) 3:00pm 宝塚大劇場 1階16列上手/
5月24日(木) 11:00am 1階9列下手
(上演時間: 1時間35分)



物語: 大坂の両替商 誉田屋の若旦那・康次郎(紅ゆずる)は高津神社の境内で菓子屋 松月堂のいとさん・お澄(綺咲愛里)に一目惚れし、恋患いで死んでしまいます。あの世に来た康次郎はそこで出会った江戸のお大尽 徳三郎(礼真琴)や誉田屋出入りの職人 喜六(七海ひろき)たち一緒に、同じくあの世へ来ているお澄を探して旅します。ようやく巡り合った2人でしたが、閻魔大王(汝鳥伶)がお澄に横恋慕して・・・。


「地獄八景亡者戯」「朝友」「死ぬなら今」といった死後の世界を舞台にした落語噺を散りばめているということですが、元の落語を知らないのでどれくらい潤色されているのかわかりませんし、知ってたらもっとおもしろかったかもしれません。康次郎とお澄の出会いのエピソードとして語られる「瀬をはやみ~」だけは、朝ドラ「わろてんか」を観ていたので「崇徳院だ!」とすぐわかりました。


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2018年06月05日

花組 「あかねさす紫の花/Santé!!」」 ライブ中継


akanesasu.jpg「あかねさす紫の花」が花組で上演されると発表された時、「大海人皇子はみりおとして、中大兄皇子はぜひちなっちゃんでお願いしたい。絶対ちなっちゃんに似合うはず!」と思っていました。

役替りとはいえ願い通りに 大海人皇子: 明日海りお 中大兄皇子: 鳳月杏 というキャストが発表され、前のめりになったものの「これだけ観に博多遠征するのもなぁ~」と思っていたら、そうだ!ライブビューイングがあったじゃないか。


宝塚歌劇 花組博多座公演 ライブ中継
万葉ロマン 「あかねさす紫の花」
作: 柴田侑宏 
演出: 大野拓史
レビュー・ファンタスティーク  「Santé!!」~最高級ワインをあなたに~
作・演出: 藤井 大介
出演: 明日海りお  仙名彩世  柚香光  高翔みず希  花野じゅりあ  
瀬戸かずや  鳳月杏  桜咲彩花  和海しょう  乙羽映見 ほか
2018年5月12日(土) 15:30 TOHOシネマズ梅田 スクリーン2
(上映時間: 3時間)



「あかねさす紫の花」

日本史の授業にも出てくる「大化の改新」で有名な中大兄皇子と大海人皇子兄弟が女流歌人・額田女王を巡って繰り広げる愛憎劇。
柴田侑宏先生が万葉集の大海人皇子と額田女王の相聞歌からインスピレーションを受けて書いた作品。
弟(大海人皇子)の妻である額田女王の美しさにある日突然目覚めた兄(中大兄皇子)が権力にモノを言わせて奪う、しかも額田王の実姉である自分の妻は中臣鎌足に払い下げるという、中大兄極悪な話です。

何度か再演を重ねていて、脚本や演出が改訂されていますが、今回は大海人主演編と中大兄主演編のA・B 2パターンでどちらも明日海さんが主役を演じます。
私が観たのはAパターン。やはりこの作品は大海人と額田の悲恋が中心で、明日海さんも大海人皇子がお似合いだと思います。


akanesasuA.jpg  akanesasuB.jpg

パンフレットもA・B 2種類作成するというリキの入れよう(全部 明日海さん)



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2018年05月07日

セリハヤテハヤトワカバヒカルサツキ 月組 「カンパニー/BADDY」 千秋楽 ライブ中継


companybaddylive.jpgトップのサヨナラ公演でもないライブ中継はプライオリティ低目なのですが、「BADDY」をもう1回観たかったことと、大好きな宇月颯さんのラストステージを見逃す訳にはいかないということで。
月組は前作「All for One」に続いてのライブ中継参戦です。


宝塚歌劇 月組東京宝塚劇場公演 千秋楽 ライブ中継
ミュージカル・プレイ
「カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-」
原作: 伊吹有喜 「カンパニー」
脚本・演出: 石田昌也
ショー・テント・タカラヅカ
「BADDY -悪党(ヤツ)は月からやって来る-」
作・演出: 上田久美子
演: 珠城りょう  愛希れいか  美弥るりか  憧花ゆりの  綾月せり  
宇月颯  紫門ゆりや   早乙女わかば   月城かなと  暁千星 ほか

2018年5月6日(日) 3:30pm TOHOシネマズなんば スクリーン6
(上映時間: 4時間<カーテンコール含む>/休憩 30分)



舞台を観た感想はこちらこちら



「BADDY」
舞台観た時、「ショーは、タカラヅカにとって、エポックメイキングな作品の一つに数えられるのではないかしら」と感想を書いたのですが、今では、「タカラヅカ史に残るショー」だと思っています。
何度観ても楽しいし、ワクワクドキドキするし、観るたびに体感時間が短くなります。

宝塚ファンとしてこのショーを好きか嫌いか、受け容れられるか否かはまた別の問題として、ヅカファンなら一度は観ておくべき・・というか洗礼を受けるべき・・ショーだと思います(もう公演は終わっちゃったけれど)。
ストーリー仕立てのショーはこれまでにもありましたが、この「BADDY」は、プロローグ・中詰・ロケット・男役群舞・デュエットダンス・パレードと「宝塚のショー」のセオリー通りで構成されていて、しかも一つひとつの場面にストーリー上での意味を持たせています。
さらには、トップコンビ、二番手、三番手とストーリーの中で見せ場をつくってソロの歌もあれば、退団する生徒にもちゃんと見どころ場面をつくってくれています。
しかしてそのストーリーは、「善」と「正しいこと」だけの清潔な世界・・・そんなの、つまんねぇだろ?という問いかけに貫かれていてとても挑戦的。

そんな上田久美子先生の挑戦の意図を月組生が見事に演じきって、本当にすばらしいショー。
あー、これ書いていたらまた観たくなってきました。


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2018年04月15日

闇を斬り 優しさを斬り 雪組 「誠の群像/SUPER VOYAGER!」


makoto2018.jpg「雪組の全ツってこの前観たばかりじゃなかった?」と思ったら、昨年8月でした。
全ツ(望海さんトッププレお披露目)→ お披露目公演(宝塚・東京)→ 全ツ ということですね。


宝塚歌劇雪組 全国ツアー公演
幕末ロマン 「誠の群像」-新選組流亡記-
原案: 司馬遼太郎「燃えよ剣」「新選組血風録」
脚本・演出: 石田昌也
レヴュー・スペクタキュラー 「SUPER VOYAGER!」
-希望の海へ-

作・演出: 野口幸作
出演: 望海風斗  真彩希帆  彩風咲奈  奏乃はると  彩凪翔  
煌羽レオ  綾凰華  彩みちる   眞ノ宮るい/夏美よう ほか

2018年3月25日(日) 4:30pm 梅田芸術劇場メインホール 1階20列下手
(上演時間: 3時間/休憩 30分)
    



「誠の群像」 -新選組流亡記-


1997年に麻路さきさん主演の星組で上演されて以来、21年ぶりの再演なのだとか。
雪組で新選組といえば汀夏子さんが沖田総司を演じた「星影の人」にどハマリした記憶がありますが、あの作品が柴田侑宏先生のオリジナルだったのに対してこちらは司馬遼太郎さん作「燃えよ剣」「新選組血風録」をもとに、新選組副長・土方歳三の生き様を描いた作品。
幕末好き、「燃えよ剣」好き、新選組好きの私にピタリと来ないはずがありません。

思った以上に「燃えよ剣」であり「新選組血風録」だったというのが一番の印象。
芹沢鴨暗殺や山南敬助脱走からの切腹、池田屋事件など史実にも小説にもあるエピソードをきちんと織り込みながら、新選組の副長として、本来持つやさしい心を押し殺して「鬼の土方」と怖れられ、厳しい規律を自分にも周囲にも課して組織を守り、維新後も最後まで武士として生き抜いた土方歳三を、お小夜という女性との恋もからめて描いていて、とてもおもしろく見応えのある作品。

初演は観ていないのですが、今回の雪組のキャストがこれ以上ないというくらいハマっていて、このまま大劇場で上演してもいいと思えるくらい。


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