2019年06月22日

ぜってぇー あきらめないっ! 「NARUTO」


naruto.jpg岸本斉史さんが1999年から2014年まで週刊少年ジャンプに連載された人気漫画。
「ワンピース」に続く、少年漫画の歌舞伎化第二弾ということで、2018年8月 新橋演舞場で初演されました。
まだ発表前に「来年南座でやるらしいよ」と情報をいただいて、演舞場ガマンした私、エライ(?)


南座新開場記念
新作歌舞伎 「NARUTO -ナルト-」
原作: 岸本斉史
脚本・演出: G2
出演: 坂東巳之助  中村隼人  市川笑也  
嘉島典俊  市瀬秀和  安田桃太郎  中村梅乃  
澤村國矢  市川猿四郎  中村梅丸  市川笑三郎  
市川猿弥  中村梅玉 ほか

2019年6月15日(土) 4:00pm 南座 3階1列センター
(上演時間: 3時間45分/幕間 30分・20分)



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体内に九尾の妖狐を封印された落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが里一番の忍である火影を目指し、仲間たちと共に数々の試練を乗り越えて成長していく物語。

木ノ葉隠れの里に育った落ちこぼれ忍者 うずまきナルト(巳之助)は忍者学校を卒業し、うちはサスケ(隼人)、春野サクラ(梅丸)とともに、はたけカカシ(嘉島典俊)のもと任務に励んでいました。
ナルトはサスケをよきライバルであり大事な友だちと思っていましたが、サスケは両親を含む一族全員が兄のうちはイタチ(市瀬秀和)に殺されるという暗い過去を抱えていました。サスケたちは数々の試練に立ち向かいながら、自来也(猿弥)、綱手(笑也)との出会い、大蛇丸(笑三郎)との争いを経て、世界を揺るがす強大な敵 うちはマダラ(中村梅玉)との闘いに挑むのでした。


「ワンピース」を観た時と違って原作全く知らず・・・「うちはサスケ」の「うちは」は「ウチワ」と読むとずーっと思ってたくらい。だって「コンニチワ」も「こんにちは」って書くじゃない←)、もちろんあらすじも読まずに観ましたが、名前が時々聴き取れなかった以外は(笑)、わかりやすく楽しく拝見しました。


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2019年06月20日

六月大歌舞伎 昼の部


kabukiza201906.jpg歌舞伎座の六月大歌舞伎。
夜の部は三谷幸喜さんの新作一本ものですが、昼の部はいかにも歌舞伎な古典の演目が並んでいて、その対照も楽しく、歌舞伎の懐の深さを感じるところです。


六月大歌舞伎 昼の部
2019年6月6日(木) 11:00 歌舞伎座 
3階1列センター




一、寿式三番叟 
松本幸四郎 尾上松也三番叟相勤め申し候
出演: 松本幸四郎  尾上松也 中村松江  中村東蔵
(上演時間: 30分)


天下泰平を祈り、五穀豊穣を寿ぐといわれる三番叟。
「操三番叟」や「舌出三番叟」など、バリエーションもいろいろある中で、この「寿式三番叟」が大元になるものなのかな。
「邪気を払う儀式的な舞踊を歌舞伎化するとアクロバティックな三番叟になったという、三番叟の原点を目指して演じる心です」と幸四郎さん。
2006年5月 幸四郎(当時 染五郎)さんが猿之助(当時 亀治郎)さんと新橋演舞場で初演されて、2014年11月に歌舞伎座で尾上松緑さんと再演(感想はこちら)、今回が三度目ということで、上演数(というか幸四郎さんの出演数)の少なさからもかなり貴重で、とても楽しみにしていました。

東蔵さんの翁、松江さんの千歳の厳かな舞で始まる幕。

二人の三番叟がつつつと花道まで出て、七三で揃ってきりりと舞台を向き直り、トンッと足を踏んだ時、背中がゾクッとしました。良い意味で「鳥肌が立つ」という、あの感じです。
以来、目を奪われっぱなしです。


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2019年06月01日

4月文楽公演 「仮名手本忠臣蔵」


bunraku201904.jpg今年の国立文楽劇場は開場35周年記念とで「仮名手本忠臣蔵」の通し上演。
とは言っても、

4月文楽公演: 大序より四段目まで
夏休み文楽特別公演: 五段目より七段目まで
11月文楽公演: 八段目より十一段目まで

と3回に分けての上演です。
特設サイトもできていてなかなかの気合の入れよう。
2012年に昼夜通しで全段上演(感想はこちら)した気概もほしいところではありますが、忠臣蔵フェチといたしましては、ほぼ1年かけてじっくり楽しませていただく所存。


国立文楽劇場開場35周年記念
4月文楽公演 第1部  
通し狂言 「仮名手本忠臣蔵」
大  序  鶴が岡兜改めの段/恋歌の段
二段目  桃井館力弥使者の段/本蔵松切の段
三段目  下馬先進物の段/腰元おかる文使いの段/殿中刃傷の段/裏門の段
四段目  花籠の段/塩谷判官切腹の段/城明渡しの段

配役はこちら

2019年4月10日(水) 11:00am 国立文楽劇場 1列センター
(上演時間: 4時間18分/幕間 25分・10分)



幕開き前から能管と締太鼓の演奏。
これから荘厳な物語が始まるという予兆たっぷり。
幕が開くと鶴ヶ岡八幡宮の兜改めで人形が正面を向いてずらりと並んでいます。
大序と二段目は人形遣いさん全員黒衣。
衣装もそれほど見慣れていなくて(もちろん配役把握していない)、誰が誰だかわかりません状態なのですが、高師直だけ「!!」となりました。桐竹勘十郎さん、やっぱり特徴あるなー。

二段目の「桃井館力弥使者の段」は文楽、歌舞伎を通して初めて観た・・・と思います。
(前回の通し上演では「桃井館本蔵松切の段」だけだった。)
父の塩谷判官から若狭之助への使者として訪問した力弥。
家老である加古川本蔵の妻 戸無瀬は娘 小浪の力弥への恋心を察して、仮病を使って小浪に対応させる・・・という筋立て。
これが八段目の「 道行旅路の嫁入」の戸無瀬、小浪の必死の旅路に繋がるのね~と。


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2019年05月03日

令和エンタメはじめは神田松之丞さんの講談


miraimatsuri.jpg  otomatsuri.jpg

令和最初のエンタメは私にとって人生初体験の講談。
今、絶大な人気で講談会のチケットは即完という神田松之丞さん。
テレビでちらっと見たことはあるのですが、一度ナマで聴いてみたいと興味を持っていました。

南座新開場記念の京都ミライマツリにお出ましということで、ダメもとで申し込んだら運よく当選。
初体験の講談は南座で、神田松之丞さんの語りをたっぷり三題楽しませていただきました。


南座新開場記念
京都ミライマツリ2019  音マツリ
「神田松之丞 講談会 in 南座」

2019年5月3日(金) 11:00am 京都南座 1階6列センター
(上演時間: 3時間15分/幕間 30分・15分)


演目
一、 源平盛衰記より扇の的 (30分)
二、 怪談乳房榎(1時間)
三、 中村仲蔵 (1時間)


はじめての講談でついていけるかな?と思っていたのですが、配られたプログラムを見て、どれも知っているお話でしたのでひと安心・・・というか一層期待高まる


開演すると松之丞さん、花道からご登場。
客席からはわ~っという歓声と盛大な拍手。
花道七三で立ち止まって振り向き、二階三階へも手を振っていらっしゃいました。

幕が開くと、緋毛氈で富士山のような形に高い台がつくられ、その上に釈台。
背景は松羽目です。
二演目目からは緋毛氈ではなく濃いグレーの台に背景は金の扇でした。

ご挨拶の後、このたびの真打昇進と伯山襲名をご報告。
師匠である神田松鯉さんから「松之丞」という名前をいただいた時のエピソードから伯山襲名に至るまでのお話をおもしろおかしく語ってくださいました。
お話がうまいのはもちろん、ちょっと上から目線?な客席いじりも絶妙で、ゲラゲラ笑いながらなるほど人気があるはずだなと納得。何と言っても勢いがあります。



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2019年04月28日

松竹大歌舞伎 中央コース


chuocourse.jpg3月31日 埼玉県狭山市民会館から始まった今年の松竹大歌舞伎巡業 中央コース。
19か所を巡って、4月25日 大分で無事千穐楽を迎えられました。おめでとうございます。本当にお疲れさまでした。
私が観た日は「巡業も今日が中日です」とおっしゃっていたのに、月日が流れるのは本当に速い。


平成31年度 全国公立文化施設協会主催
松竹大歌舞伎 中央コース
松本幸四郎改め 二代目松本白鸚襲名披露
市川染五郎改め 十代目松本幸四郎襲名披露
2019年4月13日(土) 5:00pm 浪切ホール 1階6列センター



一、 十代目松本幸四郎 襲名披露 口上
(上演時間: 15分)


上手から、市川高麗蔵さん・澤村宗之助さん・中村梅玉さん・松本白鸚さん・松本幸四郎さん・大谷廣太郎さん・松本錦吾さん という並び。
襲名するご白鸚さんご本人の仕切り。こじんまりしてアットホームは雰囲気でした。

梅玉さんが「幸四郎さんは僕の大好きな後輩でして・・・」とおっしゃるたびに、「あーちゃん大好き」と言ってくださっていたことを思い出して、本当にありがたいことだなぁと胸熱(どんな立ち位置?)。
その梅玉さん、白鸚さんが1,000回以上弁慶を演じられた「勧進帳」では半分以上・・600回くらいでしょうか、で義経や冨樫で共演させていただいております、と。

宗之助さんは幸四郎さんと同い年で公私にわたりお世話になり、昨年はアイスリンクでもご一緒しました。私の方はいろいろありますので割愛させていただきます ですってww


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2019年04月17日

三月大歌舞伎 夜の部


moritsuna.jpg三月大歌舞伎 夜の部
2019年3月27日(水) 4:30pm 歌舞伎座 
1階4列センター



一、近江源氏先陣館  盛綱陣屋
出演: 片岡仁左衛門  中村雀右衛門  
中村錦之助  片岡孝太郎  大谷廣太郎  
中村種之助  中村米吉  片岡千之助  
中村勘太郎  寺嶋眞秀  市川猿弥  
中村歌六  片岡秀太郎  市川左團次 ほか
(上演時間: 1時間43分)


大坂の陣で徳川方と豊臣方に分かれて戦った真田信幸・幸村兄弟をモデルにした物語。
佐々木高綱は一子小四郎(勘太郎)を兄の佐々木盛綱(仁左衛門)に生け捕りにされ、無謀な攻撃を仕掛けて討ち死にします。盛綱が主君 北条時政(歌六)の前で首実検すると偽首とわかりますが、小四郎が「とと様」と叫んで自害するのを見て、高綱が子に自害を言い含めて仕組んだ作戦だと見抜きます。盛綱は命を捨てる覚悟を決め、本首だと時政に告げるのでhした・・・。

家のため、忠義のためとはいえ、年端のいかない子どもが犠牲になる話は甚だ苦手・・・という訳であまり好んで観る演目ではありません。小四郎を金太郎(現 染五郎)くんがやった時も、それが理由で思い腰があがらなかった記憶。

が、今回。
理性ある誠実な武将でありながら情にも厚い佐々木盛綱・・・仁左衛門さん すばらしかったです。
姿形の美しさもさることながら、表情豊かな細やかな演技に目を奪われっ放しです。



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