11月3日に平成中村座夜の部を観て浮かれて帰った夜、腰が痛い・・・「あれ?あの平場の席のせいかな?」と思っていたら、木曜日の朝には喉が痛く、軽く咳も出る・・・「あれ?風邪やん」と自宅の常備薬飲んで金曜日はそのまま出勤・・・仕事をするうちどんどん声がヘンになって、午後には電話の向こうの人がびっくりするくらいの声に・・・リリアンみたい(←リリアンって大阪の人で知ってる人は知ってるおじさんです)、そして夕刻、ついに発熱


という訳で、この週末、すべての予定をキャンセルして家にひきこもりです。
土曜日の午前中に病院に行った以外は一歩も家から出ず、ひたすら寝るか食べるかTV観るかうがいするか、っていうサエない2日間。
本当ならば今日は「鋼鉄番長」の東京千秋楽を観に行っていたはずなのに(これを観に行くのをやめたのはずっと前で、この風邪が理由でも、じゅんさんの休演が原因でもありません)、とほほの週末です

が、お陰でよい休養になりました。
声はまだハスキーですが、咳はだいぶ治まり、熱は低い平熱に戻り、自宅のマッサージチェアで散々マッサージしたお陰で腰痛も肩こりもすっきり、元より食欲は全く落ちていませんので。
ヒマなので、録りだめしているドラマの中から「東京DOGS」全10回一気見です(笑)。
ちょうど1年前の10月~12月クールの月9。小栗旬、水嶋ヒロのダブル主演で話題になったのに、今や一人は小説家ですからね。1年でこの変わりよう、まさにマウスイヤーです。
ドラマはめちゃ評判が良いという訳ではなかったように記憶していますが、ワタシ的には楽しめました。ま、ツッコミどころは満載ですが(特に田中好子ママはじめ奏ファミリーは不要です)。
小栗旬くんはもちろんカッコよかったけど、一番印象に残ったのは、第一話のゲスト・成宮寛貴。麻薬組織の一味でヒットマンって感じの役ですが、目ヂカラとクールな持ち味が光っていました。今また小栗旬くんと共演している「獣医ドリトル」のあの人のいい?前髪下ろしたカリスマ獣医みたいな役より、こんな毒を放つ役の方が成宮くんには絶対似合うと思います。
夜も早く就寝するので朝早く目が覚めちゃって、今朝は「ボクらの時代」もオンタイムで見ました(録画でなく、というのは多分初めて)。
長塚圭史×松たか子×森山未來 の3人。
普段から仲も良いようで、お話もはずんでおもしろかったです。
「メタルマクベス」で松たかちゃんと未來くんが共演して、次に松たかちゃんが「sisters」で圭史くんの演出を受けて、今度その圭史くんの演出で未來くんが「タンゴ」に主演するっていうつながり、いずれも話題作でやはり演劇界の中心にいる人たちだなぁ、と改めて感じました。
映画「アバター」が与えられる情報が多すぎて、かえって想像力の芽を摘み取ってしまうので子供にはあまり見せたくない、それに対して演劇は観る側がイマジネーションを働かせたり、いろいろ考えないといけないことを多くて、一番おもしろい、という長塚圭史くんの演劇に対する考え方がおもしろくも頼もしくもありました。
3人とも「小さいころ一人遊びが好きで、かといってクライという訳ではなく学級委員とかやってて・・」って盛り上がっていましたが、「それって、ワタシやん」と3人との共通点が見つかって、うれしかったです。
寝すぎで今度はあらたな腰痛が・・・の地獄度




