2019年12月30日

2019年 エンタメモリー総括


今年もこれをやる日がやってきました。
断捨離も大掃除もおせちの準備からも次々ドロップアウトしても、これだけはやっておかないと年が越せない気分。


観劇はじめライブ、トークショーなどを含めて今年のエンタメ総数は147本。
そのうちリピートが23本ありますので、純粋な数となると124公演。
昨年はそれぞれ、145本、118公演でしたのでほぼ横ばい。
昨年がその前年より15%減だったことを考えると、このあたりが妥当な本数なのかも(一般的にちっとも妥当じゃないというご意見はさておき)。

内訳は

歌舞伎・伝統芸能    33本 (1)
演劇・ミュージカル   56本 (7)
宝塚歌劇        49本(15)
音楽           6本
映画           0本
その他          3本  
計          147本 (23)

(  )内はリピート数


昨年は高麗屋三代襲名もあってとにかく歌舞伎をよく観て、45本(リピート8回)だったのが今年は33本(1)と激減。
全体数がほぼ同じですので、その分、演劇・ミュージカルや宝塚に上乗せされたという感じです。
特に宝塚歌劇は、今年はトップ2人の退団や新トッププレお披露目公演もあって、よく観てリピートもよくしたという感触。


そして昨年から始めたチケット代集計、今年もやってみました。

etsokatsu2019.JPG


年間合計 1,411,360円でございます。

昨年1,342,543円でしたので、若干増加していますが、まぁ、これもほぼ横ばいという感じでしょうか。
歌舞伎は一等席で観たものもあれば三等席もありますが、宝塚歌劇はとにかく前で観たい派ですので(チケットはなかなか取れないけれど)、こうして比較すると単価が低いのがよくわかります。
番附やプログラムは買わないことが多いのですが、宝塚歌劇に関してはどの公演も必ず買っているのと、歌舞伎の舞台写真、そして柚希礼音さん公演のグッズなどがこちらに。


5回以上行った劇場をリストアップすると

宝塚大劇場              22回 
兵庫県立芸術文化センター中ホール   12回
歌舞伎座               11回
梅田芸術劇場             11回
シアター・ドラマシティ        11回
森ノ宮ピロティホール          8回
フェスティバルホール          5回
サンケイホールブリーゼ         5回
南座                  5回
映画館                 9回

上位4劇場は昨年から不動。
昨年の集計からシアター・ドラマシティが漏れていたことに気づいたのですが、多分同じくらいの回数だったのではないかな。
フェスティバルホールは今年新感線の2公演(偽義経冥界歌・けむりの軍団)を2回ずつ観たのと「良い子はみんなご褒美がもらえる」。全部演劇です(フェスティバルホールなのに)。
映画館の9回は純粋な映画は1本も観ていなくて、宝塚歌劇のライブ中継が7回(!)とシネマ歌舞伎が2回。



さて、今年のマイベストスリー。

「チャイメリカ」 
「唐版 風の又三郎」 
「Q:A Night At The Kabuki」


「チャイメリカ」は3月に観た時点で、「今年のベストスリーに入るのではないか」と思っていました。
原作やストーリーを全く知らず、天安門事件を題材にしているということも開演してから気づいたくらいですが、戦車男と彼が持っていた買物袋の真実が明らかになるラストを思い出すと今も胸がきゅっと苦しくなります。


柚希礼音さんの次の出演作が「唐版 風の又三郎」と発表された時、唐十郎さんのお芝居にはかなり苦手感を持っているワタクシ、「なんでまたそんな作品に」と思ったものです。
でも、蓋を開けてみるとこれがすばらしい舞台。
あの世界観や事象の一つひとつや台詞に込められた意味を理解しきれたとはもちろん今でも思っていません。でも明らかにこれまで観た唐作品とは違う何かを感じ取れた。
それが柚希さんのせいなのか、金守珍さんの演出のお陰なのかはよくわかりません。

♪あの子も恋し この子も恋し~ という柚希さんの歌声が今も耳に蘇ります。
千穐楽2日前の窪田正孝くんの怪我と演出変更もあって、忘れられない舞台となりました。


「Q:A Night At The Kabuki」は野田秀樹さんとNODA MAPの底力、そして私はNODA MAPが好きだということを再認識した舞台。

「QUEENのアルバムの曲を全曲使う」「モチーフは『ロミオとジュリエット』」とあらかじめ開示された中でなお、それだけでは終わらない。観る者に新鮮な驚きと感動と、胸キュンまで与えてくれて、声高に台詞にする訳ではないのにメッセージがちゃんと伝わってくる。
選曲はもちろん、きちんと時間とお金と英知を費やしてつくられた洗練された衣装や舞台美術、選りすぐりの役者陣・・・野田さんと同じ時代に生きて、野田さんがつくり出す舞台をリアルタイムで観ることができる幸せを改めて感じた作品でした。


ベストスリーには入りませんでしたが、10月に観た「源平の雅」の「船弁慶」も忘れられない舞台。
松本幸四郎さん渾身の知盛の霊。幸四郎さんを含め、これまで数々の役者さんたちで観てきた「船弁慶」の中でも際立って印象的なものとなりました。
終演後に明かされた太鼓の藤舎呂悦さんと幸四郎さんとのやり取り含めて、とても心に残る舞台でした。


特別賞に「Ken’s Bar 20th Anniversary Special !! vol.4」を。
長年の夢が叶って今年初めて参戦した Ken’s Bar
とても楽しくて、終わってからアルバムも買ってしばらく平井堅さんばかり聴いていました。
チケット取りなかなか大変だけれど、次回あればまたぜひ行きたいと思います。



マイベストスリー 宝塚編

オーシャンズ11 (宙組)
Éclair Brillant (星組)
ロックオペラ モーツァルト (星組)


星組の初演(2011年)が大好きだった「オーシャンズ11」
時を経て組が変わってもやっぱり好きな作品。ライビュ合わせて5回も観ちゃった。
初演時、新人公演でダニーとラスティーを演じた真風涼帆さんと芹香十亜さんが本公演でそのまま同じ役をやるという、立派になった2人に胸熱。この2人の並びは本当に好き。


「Éclair Brillant」は星組トップスター 紅ゆずるさんのサヨナラ公演となった作品。
宝塚歌劇団では重鎮の域に入る酒井澄夫先生の、とてもクラシカルで品のよい端正なショーでした。
サヨナラ公演ということを抜きにしても、今年のショー作品の中でとても印象に残ります。
特に「ボレロ」は宝塚のボレロ史上に残る名場面だったと思います。


そしてその星組を受け継いだ礼真琴さんトッププレお披露目公演「ロックオペラ モーツァルト」
梅芸の大ホールに響き渡る礼真琴さんののびやかな歌声にウルウル。
演出的には注文がなくもない作品ではありましたが、トップコンビのフレッシュなパワーと星組一丸となったエネルギーで押し切った感じ。
礼真琴さん、舞空瞳さんの相性のよさもよくわかって、来年からの大劇場公演がますます楽しみになりました。


次点に「壬生義士伝」(雪組)。
「ロックオペラ モーツァルト」同様、石田昌也先生の演出で、やはり演出自体にはいささか不満は残るものの、3回観て3回とも泣くという入り込みっぷりで、この後の「新選組」熱再燃に繋がりました。
キャスティングが絶妙で、その後いろいろ読んでいく中で、いつも土方歳三は彩凪翔さん、斎藤一は朝美絢さん、そして沖田総司は永久輝せあさんの声に変換されていました。



以下が今年のエンタメ全作品リスト。
感想を書いたものは記事とリンクしています。
10月に17本も観てしまったしわ寄せが11月12月に来てまだ感想全部書ききれていません。
年が変わるとつい気分的にリセットしがちの不肖スキップではありますが、1月中を目指してがんばります(多分)。


2019年 スキップ's エンタメモリー

1月  <13本>
宝塚歌劇星組 「霧深きエルベのほとり」
宝塚歌劇星組 「ESTRELLAS」
マリー・アントワネット
日本の歴史
SHIRANAMI
壽初春大歌舞伎 昼の部
壽初春大歌舞伎 夜の部
お正月
宝塚歌劇月組 「アンナ・カレーニナ」
オン・ユア・フィート!
スリル・ミー
月城かなとお茶会 (レポ禁)
マニアック


2月  <8本>
宝塚歌劇雪組 「ファントム」 東京千秋楽ライブ中継
木ノ下歌舞伎 「糸井版 摂州合邦辻」
罪と罰
宝塚歌劇宙組 「群盗-Die Räuber-」
ベルサイユのばら45
六盛 歌舞伎サロン 「高麗屋、三代同時襲名」
宝塚歌劇花組 「CASANOVA」 (2回)
 


3月  < 16本>
チャイメリカ
ヘンリー五世
イーハトーボの劇列車
唐版 風の又三郎 ①   (2回)
Le Père 父
偽義経冥界歌  (2回)
プラトーノフ
三月大歌舞伎 昼の部
三月大歌舞伎 夜の部
宝塚歌劇雪組 「20世紀号に乗って」
柚希礼音ディナーショー 「REON / GO ON!!」 ①  
世界は一人
月城かなとお茶会 (レポ禁)


4月  <16本>
空ばかり見ていた
佐渡 裕 音楽の贈りもの ~We love L.B.
4月文楽公演 「仮名手本忠臣蔵」
宝塚歌劇月組 「夢現無双/クルンテープ」 ①    (3回)
Ken’s Bar 20th Anniversary Special !! vol.4
松竹大歌舞伎 中央コース
シネマ歌舞伎 「野田版 桜の森の満開の下」
クラッシャー女中
まほろば
十二番目の天使
宝塚歌劇宙組 「オーシャンズ11」  (4回)


5月  <7 本>
神田松之丞 講談会 in 南座
宝塚歌劇星組 「アルジェの男/ESTRELLAS」 ①   
宝塚歌劇星組 「鎌足」
良い子はみんなご褒美がもらえる
ピカソとアインシュタイン
芹香斗亜お茶会
キンキーブーツ


6月  < 10本>
六月大歌舞伎 昼の部
宝塚歌劇月組 東京宝塚劇場千秋楽 ライブ中継
NARUTO
獣の柱
化粧二題
宝塚歌劇花組 「花より男子」
望海風斗お茶会(レポ禁)
六月大歌舞伎 夜の部 「月光露針路日本」  (2回)
黒白珠


7月  <12 本>
宝塚歌劇雪組 「壬生義士伝」  (3回)
宝塚歌劇雪組 「Music Revolution!」
七月大歌舞伎 昼の部
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2019 「オン・ザ・タウン」
LEMONADE (2回)
柚希礼音 Home Party (レポ禁)
宝塚歌劇宙組 「オーシャンズ11」 東京公演千秋楽 ライブ中継
松竹大歌舞伎 東コース
七月大歌舞伎 夜の部
氷艶hyoen2019 -月光かりの如く- (2回)


8月  <15本>
夏休み文楽特別公演 第2部 「仮名手本忠臣蔵」
第五回あべの歌舞伎 晴の会
宝塚歌劇月組 「ON THE TOWN」
宝塚歌劇月組 「チェ・ゲバラ」
八月南座超歌舞伎
宝塚歌劇星組 「GOD OF STARS-食聖-」
宝塚歌劇星組 「Éclair Brillant」
フローズン・ビーチ
八月納涼歌舞伎 第一部
八月納涼歌舞伎 第二部
八月納涼歌舞伎 第三部
矢野顕子トリオ featuring WILL LEE & CHRIS PARKER
花形狂言2019 THE LAST HANAGATA
第五回 研の會
ブラッケン・ムーア


9月  < 8本>
宝塚歌劇宙組 全国ツアー公演 「追憶のバルセロナ」
宝塚歌劇宙組 全国ツアー公演 「NICE GUY!!」
お気に召すまま
宝塚歌劇宙組 「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」
人形の家 Part2
秀山祭九月大歌舞伎 夜の部
九月花形歌舞伎 「東海道四谷怪談」
宝塚歌劇花組 「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」
宝塚歌劇花組 「シャルム!」
宝塚歌劇花組 「明日海りお サヨナラショー」


10月  <17本>
愛と哀しみのシャーロック・ホームズ
けむりの軍団 ①    (2回)
宝塚歌劇 星組東京宝塚劇場公演千秋楽「紅ゆずるラストデイ」 ライブ中継
源平の雅
最貧前線
死と乙女
オイディプス
ラ・マンチャの男
Q:A Night At The Kabuki (2回)
CYNDI LAUPER デビュー35周年 Anniversary Tour
「FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜」  (2回)
柚希礼音 Home Party (レポ禁)
渦が森団地の眠れない子たち
宝塚歌劇雪組 「ハリウッド・ゴシップ」


11月  <11本>
宝塚歌劇月組 「I AM FROM AUSTRIA -故郷は甘き調べ-」  (2回)
組曲虐殺
シネマ歌舞伎 「女殺油地獄」
11月文楽公演 第二部
終わりのない
宝塚歌劇花組 「明日海りおラストデイ」 ライブ中継
宝塚歌劇星組 「ロックオペラ モーツァルト」 ①       (3回)


12月  < 14本>
矢野顕子 さとがえるコンサート2019
宝塚歌劇星組 「龍の宮物語」
カリギュラ
當る子歳吉例顔見世興行 夜の部
宝塚歌劇宙組 「El Japn ーイスパニアのサムライ-/アクアヴィーテ!!」  (2回)
ファントム~もうひとつのオペラ座の怪人~
宝塚歌劇星組 「ロックオペラ モーツァルト」 ライブ中継
新作歌舞伎 「風の谷のナウシカ」 昼夜通し
国立劇場 12月歌舞伎公演
タカラヅカスペシャル2019 ライブ中継
高麗倶楽部パーティ 2019
月の獣




今年もたくさんの時間を感動とともに劇場で過ごすことができた幸せに感謝。
来年もワクワクするような舞台にたくさん出会えますように。


posted by スキップ at 21:12| Comment(2) | エンタメ et. al | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スキップさん♪

あけましておめでとうございます。
こうやってスキップさんの1年を拝見していると、
遠征の数が少なくても、本当に沢山をご覧になっていて、
私の観劇数も増えましたが、なかなか追いつけませんね(笑)。
「演劇」カテゴリでは被っている作品も少なからずありますので
今年はどこかでバッタリお目にかかれるといいなと思います!

今年もよろしくお願い致します。




Posted by みんみん at 2020年01月01日 21:54
♪みんみんさま

あけましておめでとうございます。

あれよあれよという間に観劇数が積み重なってしまいましたが
みんみんさんの観劇+映画と同じくらいではないかしら。
実は遠征の回数自体はそれほど減っていないのです。
宿泊しなくなったというだけで(^^ゞ

以前は東京で偶然ご一緒ということもありましたが、
今年は関西のどこかで、ぜひお目にかかれますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by スキップ at 2020年01月01日 23:39
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