2018年09月09日

行ってらっしゃい!台湾  星組 「Thunderbolt Fantasy/Killer Rouge」


thunderbolt.jpg10月20日から11月5日まで開催される第三回宝塚歌劇台湾公演のプレビュー。
お芝居は、台湾で知らない人はいないと言われている伝統的な人形演劇を現代的にアレンジした作品の初ミュージカル化なのだそうな。


宝塚歌劇星組公演
異次元武侠ミュージカル
「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」
脚本・演出: 小柳 奈穂子
タカラヅカ・ワンダーステージ
「Killer Rouge/星秀☆煌紅」
作・演出: 齋藤吉正
出演: 紅ゆずる  綺咲愛里  礼真琴  万里柚美  美稀千種  七海ひろき  
如月蓮  天寿光希  夢妃杏瑠  麻央侑希  有沙瞳  天華えま ほか

2018年9月5日(水) 12:00pm 梅田芸術劇場メインホール 1階15列下手
(上演時間: 3時間5分/休憩 30分)



「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 (とうりけんゆうき)」

かつて「魔界」と「人間界」との戦いで人間たちが使った「天刑劍」(てんぎょうけん)という神剣を守る丹衡(桃堂純)、丹翡(タンヒ/綺咲愛里)兄妹が剣を奪おうとする玄鬼宗の蔑天骸(ベッテンガイ/天寿光希)一味に襲われ、兄の丹衡が殺される中、凜雪鴉(リンセツア/紅ゆずる)に導かれるように、捲殘雲(ケンサンウン/礼真琴)、殤不患(ショウフカン/七海ひろき)たちは仲間を加えながら蔑天骸の居城のある魔脊(マセキ)山に向かいます・・・。
といった物語。

原作を全く知らず、例によって予習も全然しないまま臨みましたが、ストーリーに置いていかれるということはなく楽しんで観ることができました。
登場人物とか剣の名前はややこしくて聞き慣れないものばかりで全然覚えられなかったけれども。



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上下同じ画像?と思ったら、下がオリジナルの人形で上がジェンヌさん(紅・綺咲・礼・七海)。
再現率ハンパない。ビジュアル完璧です。




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紅ゆずるさん演じる主役の凜雪鴉(鬼鳥 <きちょう>と名乗っている)は得体の知れない人物で、全体を操っている感はあるものの、狂言回し的な役どころであまり動かず、歌わず。
その分、礼真琴さん、七海ひろきさんが動き回って立ち回りもたっぷり。
中でも、七海さん演じる殤不患がカッコよくて役柄的にも一番印象に残る役で、観終わった後、「あれ?礼くんよりかいちゃんの方がいい役じゃない?」と思いました。

凜雪鴉たちと行動をともにすることになる狩雲霄(輝咲玲央)、殺無生(麻央有希)、刑亥(夢妃杏瑠)や悪役の蔑天骸(天寿光希)、殘凶(大輝真琴)などにもそれぞれ活躍の場があるのはよかったです。
ま、最後の方は敵味方入り乱れて・・・というか、○○実は△△みたいな展開(歌舞伎か!)で、訳のわからないことにもなるのですが。

無数の小さな赤いランタンが天井から下がって上下するような舞台装置が幻想的で素敵でした。
映像も結構使っていたのですが、最初の方で、殘凶が殤不患にヤラレる時、「名も知らぬ者に殺されるのは無念」みたいなこと言って、名乗らせ、「ぶはははぁ~、ショウフカン、今後どこに行ってもその名前は一生祟られるぞ~」と死んで行く→蔑天骸のところへ殘凶の生首が届けられ、「死んだのか。誰に殺されたか聞いてみよう」と言うとスクリーンに殤不患との戦いと殤不患の顔が映し出されるの、おもしろかったな(そこ?)。


紅ゆずるさんの凜雪鴉は、いつも余裕たっぷりでちょっと人を食ったところやどこまで真剣でどこからふざけてるのかわからない感じがご本人のキャラクターとカブって(ほめています)適役でした。しっかし、あんなに動かない主役って珍しくない?

珍しいといえば、礼真琴さんの捲殘雲。
元気いっぱいで直情径行でちょっと二枚目半のキャラクターは礼くんとしては珍しい。あのサラサラの金髪もjこれまであまり見たことがないような。
長い槍を振り回しての立ち回りはさすがにキレッキレ。

七海ひろきさんの殤不患は流浪の剣客という役どころがまずカッコいいし、演じる七海さんもカッコいいという二段重ね。何とかいう魔剣を36本も封印していて、その中の1本を蔑天骸との戦いに使った後、再び封印してその証に鍔と柄を丹翡に託して黙って去る、とかカッコよすぎ。事実上主役じゃない?という感じです。

綺咲愛里さんの丹翡はお人形がそのまま動いているのかと思うくらいの可愛らしさ。
お嬢様なのに勝気で活発で、あの動きにくそうな衣装で立ち回りもがんばっていました。
初対面の時、「なんてトウモロコシみたいな頭の人なの」と言ってた捲殘雲のことをいつ好きになったんだろ。


ラストは凜雪鴉と殤不患が残って、「お前からは盗みたくなるものは何もない」(実は凜雪鴉は大盗賊)「でも面白そうだからついていく」と「ついてくるな」と言われながらもついてこうとするところで幕。
ちょっと余韻の残るステキな終わり方でした。



「Killer Rouge/星秀☆煌紅」(アメイジングスター☆キラールージュ)

今年4月-5月の星組本公演で上演されたショー(感想はこちら)。

大劇場公演からメンバーが減っていることもあって、キャストや構成が変更されています。
大きな追加は、紅子・礼子・愛子のアドリブコーナー(?)と、フィナーレで紅さんが黒燕尾で歌う中国語の歌かな。
礼真琴さんの「情熱の嵐」がカットされたのはザンネン。

刑事キラールージュvs怪盗マスクオブルージュの場面:
この日はバウホールの「New Wave! -星-」チームがたくさん観に来ていらしたので(13人かな。ヒューヒュー言ってすごく盛り上げていました)、ダメサラリーマンの紅さん、寝起きのボサボサ頭で「あー、ニューウェイブ」、ゴミ出して、と言われて「Yes, New Wave」とNew Wave連発。
マスクオブルージュの七海ひろきさんは相変わらずのイイ女っぷり。
ラストで奥さんの紫月音寧さんに「あの女だれ?」と聞かれて、「多分七海ひろこさん」と答える紅さん。
袖にハケる寸前にも「七海ひろこさんですよねぇ?」と叫んでいました。


紅子さんコーナー:
紅子さんは上手横通路から登場して、「今日はいつもと違う方行くわ」とNew Wave!チームのいる上手通路へ・・・いつもは下手を通るらしく、「いつもと違う動線でも照明さんちゃんととらえてね」と気遣っていらっしゃいました。
「ゆずるのどんなところが好き?」 「いつもカッコいいところ」「綺麗なところ」etcといろいろ言わせて、「かっこいいところ!優しいところ!星組を一番愛しているところ!」と応えた煌えりせさんに「座布団1枚!」と「煌えりせです。よろしくお願いします」とちゃんと客席に紹介してご満悦で舞台へ。

ヒョウ柄のウエストポーチからハンカチを取り出した紅子さん。
「私ついにハンカチを仕込んできたわよ。ちょうどこの位が汗をかくのよ。関西はやっぱりヒョウ柄よ!」と。

紅子 「あなたいつからゆずるのファンなの?
礼子 「ずっとファンだけど、礼子的に1番キタのは風と共に去りぬからのガイズ&ドールズよ」
紅子 「あの頃、礼真琴さんは手作りのクッキーやパーカーを作ってくれたわ」
照れる礼子さん。
ストレートの黒髪ロン毛の礼子さん。美人さんだけど声は低くて歩き方はオトコマエ(笑)
紅子 「あなたもしかして台湾行くの? 」
礼子 「行くわよ。紅子さんは?

紅子 「行くに決まってるじゃない。ゆずると私はセットなの! ♪ゆずると私は裏表・・と「風と共に去りぬの歌を口ずさんで、客席から笑いが起きると、「私はこれがあるのよ」 と自分の腕をたたいてアドリブ(or 笑い)の実力あることアピール。
クイズは 「ゆずるの本当に意外な苦手なものは?」でした。
正解は「人見知り」
「紅ゆずるとしている時はいいのよ。そうじゃない時は固まってしまう。だから愛想悪いわけじゃないから」と。


大劇場で十碧れいやさんがソロで歌っていた曲を天華えまさんが歌っていました。
New Wave!組が抜けていることもあって、この公演、天華えまさんの活躍が目立っていました。

綺咲愛里さん中心に「タイミング」 なつかし~。
これも台湾公演を意識したラインナップですね。

桜メドレーのロケットは大劇場公演は初舞台生だったのを上級生が踊るというパターン。
センターは小さくて可愛い娘役さんだぁと思ったら有沙瞳さんでした。

もう一つ、大劇場で華形ひかるさんが歌っていた「炎」は天寿光希さん。
大階段で大きく開脚してクールにオトコマエに座って歌っていらっしゃいました。


男役群舞はやっぱりアガル。
「情熱の嵐」はなくなっちゃったけど、センターで踊る礼真琴さんのダンスは見惚れます。
New Wave!組はどんな気持ちで観ているんだろうなぁと思いました。自分出ていたシーンを客席から観るって。



パレード:
エトワール  音咲いつき
天華えま
麻央侑希
有沙瞳
天寿光希
七海ひろき
礼真琴
綺咲愛里
紅ゆずる


「Thunderbolt Fantasy」もう1回観て理解を深めたかったかしらん の地獄度 (total 1959 vs 1961 )


posted by スキップ at 22:29| Comment(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
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