2018年04月25日

お前に助けられる日が来るとはな スーパ歌舞伎Ⅱ 「ワンピース」 千穐楽



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このあいだ初日を観たばかりなのに、もう千穐楽。
25日間なんてほんとあっという間だな。
他の日のチケットも取っていたのですが諸般の事情により手放すこととなり、初日と千穐楽だけの観劇となりました。
劇場に少し早く着いたところ、尾上右近くんや市川猿弥さんの入りに遭遇 幸先よい千穐楽のスタートです。


image1 (9).jpgスーパー歌舞伎Ⅱ 「ワンピース」
原作: 尾田栄一郎
脚本・演出: 横内謙介
演出: 市川猿之助
スーパーバイザー: 市川猿翁

2018年4月25日(水) 11:00am 松竹座 3階3列センター
(上演時間: 4時間5分/幕間 25分・30分)


出演者その他詳細は省略。

これまでの観劇:
2018年4月   松竹座 初日
2017年11月   新橋演舞場
2016年3月   松竹座 ①
2016年3月   松竹座 ②


尾上右近くんのルフィ/ハンコックはもうすっかり持ち役だなという印象。
昨秋の新橋演舞場では、「麦わらの挑戦」も「代役」も、「けんけんならきっとできる」と思いながら、客席中が、もしかしたら舞台上も、「見守る」感があったものですが、今回は普通にダブルキャストといった趣き。
あの時に感じた「弟」感はそのままに、堂々とした主役のルフィでした。

今日の席は3階の鳥屋の真横だったのですが、宙乗りのラスト近く、鳥屋の入る前に舞台と下の客席に向かう時(つまり私たちは後ろ姿を観ることになる訳ですが)の躍動感ったらなかったです。

2016年に松竹座で「ワンピース」のご出演中にゲストにいらした「附けの會」で、「ワンピースで好きな場面は?」という質問に、、「『お前に助けられる日が来るとはな』のところ」とおっしゃっていた右近くん。エースがルフィに言う台詞で、「自分が出ている場面ではないですけど」と。
あの時は自分がルフィやることになるなんて思っていなかったかもしれませんが、今日、平さんエースのこの台詞を聴いていて、右近くんはどんな気持ちでこの言葉を聴いているんだろうと思いました。
あの時、「いつか先輩たちに言われてみたい」とおっしゃっていましたが、去年から今年にかけて、きっといっぱい言われたよね。



先日の葛西聖司さんとの花形トークでお話に出たマグマのシーンの附け打ちはしっかり確認。ツケを違うものを遣うのかと思っていたら、附け板の方でした。全然違う音すぎて気づかなかったのだと思います。

もう一つ、その時にお話に出ていたラスト近くの星が浜の場面。
右近くんハンコックが花道から去って、舞台上にうずくまっているルフィがいつの間にか本物のルフィ(右近くん)に替わるのですが、これはずっと見ていたのにわかりませんでした(あの時、葛西さんもそうおっしゃっていました)。どういう仕掛けになっているんでしょ。


猿之助さんは終盤のシャンクスのみのご出演。
今回のパターンのシャンクス観るの初めてでしたので、盆が回って登場した時とても驚きました。昨年の演舞場からだったのかな?
2年前、ルフィとシャンクスを一人で演じていらっしゃった時は、早替りのせいもあって、メイクがそのままで正直「あんまりシャンクスらしくない」と思っていました。
平岳大さんがシャンクスを演じるようになって、顔の傷もちゃんとあって、「リアルシャンクスだ!」とシャンクス好きとしては喜んだものです。
今回の猿之助さんのシャンクスはそのどちらとも違っていて、正統派の歌舞伎の拵え。隈取ふうメイクで碇を担いで。でもちゃんと赤髪。
いや~、参りました。さすが猿之助さん、やってくれます。



千穐楽らしいお遊びやアドリブもいろいろありましたが、ワタシ的に盛り上がったのは笑也さん囚人降臨。
ファーファータイムに気まぐれに登場するという噂は聞いていましたが私は遭遇したことなくて、今日は牢獄の場面でちゃんと台詞もありました。栗色のクリクリヘアがとっても可愛い女囚さん。「牢を脱出しよう」という呼びかけに他の囚人たちがしり込みする中、「あたし・・・」と控えめながら前に進み出ていました。



そしてカーテンコール。

幕があがると猿之助さんと右近くん 同じ赤い衣装を着た二人のルフィ。
二人ともとびきりの笑顔で、ハグしたりハイタッチしたり手を取り合ったり。

千穐楽だからか、キャストの皆さんも一列に並んだあと一人ずつお辞儀をされました。
それを舞台の一番奥で二人並んで笑顔を見守っている猿之助さんと右近くん。
幸福感に満ちたカーテンコールでした。

幕が降りても鳴り止まない拍手に幕前に再び二人のルフィ登場。
上手から下手まで走り出す右近くんを見て「お前に任せた」という感じの猿之助さん。
その猿之助さんが腕時計(してないけど)指差して「時間ないんだから」ポーズすると右近くんも同じように時間ないポーズ。
そして二人一緒に笑顔で手を振ってはけていかれました。



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もう食べられないかも?と思って、お弁当は「ボンちゃんオカマめし」をいただきました。
すぐ sold out になっちゃうと聞いていたので私には珍しく開場時間きっちりに入場して売場まで早足(笑)。
蓋もお釜の部分も陶器でできていて、具だくさんでおいしい釜めしでした。




麦わらの一味の旅 永遠に to be continued のごくらく度 (total 1904 vs 1905 )



posted by スキップ at 23:36| Comment(0) | 歌舞伎・伝統芸能 | 更新情報をチェックする
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