2018年01月25日

新春浅草歌舞伎 第2部


asakkusa2018.jpgすごーく積極的に観たいというほどではないけれど、いつも興味はある浅草歌舞伎。
昨年は松竹座で二月に花形歌舞伎があるからと浅草はパスしましたので2年ぶりです。

新春浅草歌舞伎 第2部
2018年1月17日(水) 3:00pm 浅草公会堂 
3階ふ列センター


お年玉〈年始ご挨拶〉
中村種之助


すぐ次に出番があるので白塗りのお顔での登場です。
ハキハキきっちりお行儀よく、演目の解説などを。
「この説明で足りなければ、ロビーにはプログラムもございます」としっかり販促もして、「お客様にお願いしたいのは携帯電話の電源を切ることだけ」と(笑)。


一、操り三番叟
出演: 中村種之助  中村隼人  中村梅丸  中村錦之助
(上演時間: 30分)


「操り三番叟」は三番叟の中でも好きな演目で、これまでいろんな人の踊りを観ましたが、踊り巧者の種之助くんの三番叟もさぞかしよかろう、と期待していました。
若々しくキレのある踊りで操られぶりも巧み。ふわりと飛び上がるところなんて、軽々していて音もたてずに着地(というのか?)していました。
キリリとしたイケメンの梅丸くん後見との息もぴったり。
ラスト、三番叟があげた片足をゆらゆらさせるイメージがあるのですが、種之助くんは静止したままでした。
お家によって型た違うのかしら。

翁が中村錦之助さん、千歳を中村隼人くんという、史上最強?の美形翁千歳。
美しい2人の優雅な動き。は~、清められたワ、な眼福の一幕でした。


二、双蝶々曲輪日記  引窓
出演: 中村歌昇  中村米吉  坂東巳之助  中村隼人  中村歌女之丞  尾上松也
(上演時間: 1時間20分)


これは何度も観たことがある演目で、こういう耳目に馴染んだ演目だとやはり良くも悪くも「若さ」を感じる、というのが正直なところ。
「引窓」は滋味あふれた切ない台詞劇なのでなおさら。

松也くんの濡髪長五郎は大きくて華もあって立派な相撲取り。相変わらず声も口跡もよくて、台詞がよく耳に入ってきて、結果としてそこに乗せた心情もよく伝わってきました。
南方十次兵衛の歌昇くんは出世できたことを喜ぶ素直さ、義母お幸の濡髪への思いをくみ取るやさしさがよく出た真面目ないい人でした。
・・・というか、これまで観てきた「引窓」で南与兵衛をやってた役者さんたちってみんな上手かったんだ、と再認識しました。
お幸の歌女之丞さんはこの座組の中に入るとさすがの存在感で、何としてもわが子を逃がしたい母心が痛いほど感じられました。
米吉くんのお早は初々しい色気のあるべっぴんさん。「笑止」の言い方もキマっていました。


三、銘作左小刀   京人形
出演: 坂東巳之助  坂東新悟  中村梅丸  中村種之助  中村歌昇  
(上演時間: 30分)


彫物師 甚五郎が恋しい花魁に似せてつくった京人形を前に酒を飲むうち、その京人形が踊り出し・・・というお話と、井筒姫をかくまっていたことが露見して大工道具を使って大立ち回りという2つを組み合わせたお話。

今回の浅草メンバーの中では種之助くんと並んで踊り巧者の巳之助くんはさすがにおかしさも出しながら上手い。
驚いたのは新悟くんで、箱が開いた時には客席から声があがっていました。
このところ一段と美しさに磨きがかかってきたよう。最初は甚五郎の動きから、花魁の鏡を懐に入れるとその魂が宿ってたおやかな舞になり、鏡が落ちるとまた甚五郎に・・という変化も楽しい。
甚五郎の女房おとくは種之助くん。種ちゃんの女方、やっぱり可愛いワ



観るとやっぱり第1部も観たくなるよね~ のごくらく地獄度 (total 1867 vs 1869 )
 
posted by スキップ at 22:57| Comment(0) | 歌舞伎・伝統芸能 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください