2017年08月14日

暫定 my best! 月組 「All for One」 宝塚大劇場千秋楽


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宝塚歌劇月組「All for One」 大劇場千秋楽に行ってきました。
新人公演含めて4回目でしたが、すーっと楽しいまんま。
まだまだ新しい発見もあったり。
現時点で2017年度宝塚歌劇 一番のお気に入り作品であります。


宝塚歌劇 月組公演
三井住友VISAカード シアター
浪漫活劇(アクション・ロマネスク)
「All for One」 ~ダルタニアンと太陽王~
脚本・演出: 小池修一郎
出演: 珠城りょう  愛希れいか  美弥るりか  宇月颯  暁千星  憧花ゆりの  
綾月せり  夏月都  早乙女わかば  海乃美月 風間柚乃/一樹千尋  沙央くらま ほか

2017年8月14日(月) 1:00pm 宝塚大劇場 1階27列センター
(上演時間 3時間+35分)



感想は前回書きましたので(こちら)、詳細は避けるとして、千秋楽に感じたことを少し。


この作品は今の月組に本当によく合っていたなぁと思います。
前回も書いたように、「トップが若いから上級生も多い」組構成をうまく活かして、しかもその配役が絶妙にハマっていて、珠城りょうさんの代表作になると同時に月組の代表作になるのではないかしら。

コメディって、回を重ねると笑いが陳腐化してしまうこともありますが、今日の千秋楽まで、いつも客席には笑い声が響いていました。
それもアドリブとかヘン顔とかリアクションとか、そういうことで笑わせるのではなく、きっちり芝居をつくりあげた上で・・・このあたり、先日観た某星組公演と対照的だなと思いました(まぁ、あれはあれで楽しかったけれども)。
珠城りょうさんはこれが大劇場トップ2作目ですが、彼女のおおらかさ、誠実さや品、お行儀のよさがこの作品全体にとてもよい影響を及ぼしていると思います。
楽しくて、幸せな気分にもなって、観終わるとすぐまた観た~いと思える舞台でした。


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今回、本公演は初めて1階後方席から観たのですが、プロローグで銃士隊がピシッと並んでダンスに入るフォーメーションに見惚れました。
主役だけが突出した煌びやかな衣装ではなく、ちゃんと銃士隊の一員なのもとてもいいです。

先述したようにキャストは皆ハマり役なのですが、中でもアトスの宇月颯さん。
アトスは銃士隊のリーダーで思慮深く沈着冷静。
アラミスやポルトスにとっても、ダルタニアンにとっても兄のような存在です。
ダルタニアンのように、その出自や生い立ちが劇中で語られることはないけれど、どこか人生の深みや背負ってきたものの苦さを感じさせる雰囲気。
牢獄のボーフォール公爵を訪ねて、「あの時はお助けできなくて申し訳ございません」と潔く詫びる男気、アンヌ皇太后に「アトスが守ってくれました」と言われて「王家をお守りするなどこれほど名誉なことはございません」と凛と傅く姿・・・すべての行動にアトスの高潔な魂が宿っているよう。
ヒゲのビジュアル完璧。歌もダンスも殺陣もカッコイイ。男役の完成形を観る思い。
そうそう、役の扮装から離れたフィナーレの髪型がまたチャーミングなんだ。
小池修一郎先生 よくぞこの役 宇月さんにキャスティングしてくれましたと感謝の気持ちでいっぱいです。


千秋楽っぽいお遊びはないと書きましたが、美弥るりかさんアラミス神父の客席降りは千秋楽スペシャルだったのかしら。
歌いながら何人もの肩や顎にタッチしたり、最後には客席のひじ掛けに座ってお客様の隣で歌ってました。
そして舞台に戻る銀橋では、2階席まで客席を見渡して投げキッス

フィナーレでは白いコサージュつけた退団者3名(輝城みつる・蒼矢朋季・紫乃小雪)にずっとピンスポットがあたっているという粋な演出。
退団者へのお花渡しの時、同期全員出てきて並ぶのも月組ならではですね。
輝城みつるさん(93期)は組に同期がいなくて、星組の十碧れいやさんがお花渡しでした。

相変わらず落ち着いて丁寧な珠城さんのご挨拶の後、拍手が鳴りやまずオールスタンディングとなったカーテンコールラスト。
「せっかく皆さん立っていただいているので恒例の・・」と珠城さん。
月組ジャンプか、と思ったら、「All for One バージョンです。皆様指を2本出してください」
珠城さん 「宝塚に栄光あれ」
(指を下に向けて) 「All for One」
「One for All!」(指を上にあげる)
という銃士隊ポーズを舞台、客席全員で。

「これで宝塚がひとつになりました」と珠城さん。
ステキなエンディングでした。


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楽しかった「All for One」 東京千秋楽ライブ中継も観に行くわよ のごくらく度 (total 1259 vs 1261 )


posted by スキップ at 23:36| Comment(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
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