2017年08月01日

劇団☆新感線 「髑髏城の七人」 Season 鳥 ライブビューイング


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5月15日に Season 花で劇団☆新感線史上初のライブビューイングやった時、この後4シーズンともやる気だな、と思っていたら案の定(笑)。
Season 鳥は舞台もとても楽しかったし、まだこの後2回観る予定もありますが、この際ライビュも制覇しておきましょうということで。
にしても、毎回月曜日なのね、ライビュ。

ONWARD presents 劇団☆新感線 「髑髏城の七人」
Season 鳥 Produced by TBS  ライブビューイング

2017年7月31日(月) 6:30pm なんばパークスシネマ スクリーン7
(上映時間 3時間30分)



舞台を観た感想はこちら



Season 花のライビュ観た時の感想(こちら)に、「カメラワークやアングルはそれほど凝っているとはいえない・・・」と書いたのですが、今回は結構進化していた印象です。

舞台をストレートにとらえるばかりでなく、表情のアップにもそれなりの意図があるように感じました。
2回目ということもあって初回の反省点を活かしたのかスタッフの技量なのか定かではありませんが、昼夜ともに観た友人が「ソワレの方がカメラワークよかった」と言っていましたので、スタッフによっても違いがあるのでしょうか。
髑髏城で沙霧が捨之介に斬りかかった時、じっと座っているサダヲ捨之介が目をつぶっている映像には「ほぅ」と思いました。ここの捨之介は客席に背を向けているので、いくらオペラグラス駆使しても決して観ることはできない表情です。

先日、シネマ歌舞伎「阿弖流為」を観た時、舞台挨拶で染五郎さんが、「舞台ですとお客様はそれぞれの視点で自由にご覧いただけますが、映像の場合は『ここを見てください』という視点でナビのように進みます」とおっしゃっていたのを改めて実感しました。


もちろんライブなので、立ち廻りのスピードにカメラが追いついていなかったり、極楽太夫が“駿府殿”を叩く場面を捉えそこねていたり、なんていうこともありましたが。

映像全体としては色が「花」の時より全体的に薄めのように感じたのはどうしたことでしょう。
上映館によっても違うのかな?

今回「鳥」は楽曲が多数ありますが、劇場だと大音量で、ステージアラウンド東京は音響があまりよいとは言えませんので、ライビュの方が歌詞はよく聴き取れました。「そんな歌詞だったのかぁ」と感心したり。


成志さん贋鉄斎が舞台上で「今日で38回目。折り返しも過ぎたので上半期ベスト鉄機兵の表彰を・・」みたいなことをおっしゃっていましたが、私が観たのは8公演目でしたので、その頃から比べるとやはり舞台も役者さんもかなり進化、深化していました。
成志贋鉄斎のはじけっぷりは元より、未來くん天魔王の「Exactly」や「But」はじめ、小ネタ(ネタ言うな!)の数々、サダヲ捨之介の双剣や逆手持ちのキレキレっぷり。

サダヲ捨之介といえば、本当に表情がいいな。
天魔王や蘭兵衛、贋鉄斎、兵庫など、まわりの人たちがつくり込んだ拵えの中、捨之介はわりと素に近いメイクですが、呆けのふりをして笑ったり、過去を思い出して悲しく沈んだり、「天魔王どこだ!」と怒りに燃えたぎったりする表情の変化がよく映えて、ほんと阿部サダヲ、動いても動かない時も千両役者です。

・・・にしても、捨之介が無界屋に登場する「捨」の前かけ裸のシーン、劇場で観た時に不覚にも声あげて笑ってしまったのですが、今回もまた笑ってしまいましたよ(敗北感)。


そんな中、早乙女太一くん蘭兵衛の鬼気迫りっぷりに目も心も釘づけでした。
あの最期、「所詮外道だ」から「来いっ!太夫!!」に至るところ。
一瞬ふっと哀しい笑顔を見せたり、鬼神かくの如しというほどの壮絶さだったり。

太一くんといえば、華麗な殺陣も際立っていますが、ラストの天魔王との立ち廻りで、蘭兵衛が舞台奥から天魔王に斬りつけ、天魔王が客席に背中向けて対峙する場面、太一蘭兵衛の太刀さばきのあまりの速さに映像早送りしてるのかと思ったほど。私の周りの席からもどよめぎが起こっていました。

メイクも見ものだったな。
夢見酒を飲まされた後、左目下にだけ血の涙を流したような血のりがついていました。
それがまた色っぽいんだ。
これは舞台観た時気づかなかったので、次回検証課題です。
次の捨之介との場面ではその血のりはなくて両目の下にうすく紅い隈のようなもの。左目には涙のあと。
ここで捨之介に放つ「お前にはわからんよ」がたまらなく切ない響きで、「あ~、太一の声やっぱり好きだぁ~」となったのでした。

・・・と太一くん絶賛感想になってきましたので、続きはまた次回舞台を観てから。

そういえば太一くん、この日のカーテンコール1回目は松雪泰子さんと談笑しながら出てきて、その次は清水葉月ちゃんと何やら話していました。
硬い表情のまま、誰とも目さえ合わせようとしなかった2011年を思うと本当に大人になって成長したなぁと感慨深いです(どんな上から目線)。




やっぱり楽しい髑髏城 のごくらく度 (total 1252 vs 1258 )



posted by スキップ at 23:26| Comment(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする
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