2017年06月28日

2人の愛は時空を超えて 宙組 「パーシャルタイムトラベル 時空の果てに」


ptt.jpg宙組95期 桜木みなとさん
二度目のバウホール主演作品。
描かれるのは現代と中世を行き来するタイムトラベルの世界です。


宝塚歌劇宙組公演
「パーシャルタイムトラベル 時空の果てに」
作・演出: 正塚晴彦
出演: 桜木みなと  星風まどか  寿つかさ  凛城きら  朝央れん  遥羽らら  瑠風輝 ほか

2017年6月18日(日) 11:00am 宝塚バウホール 8列下手



物語: 現代のパリ。ギャング仲間から抜け出し、シンガーソングライターを目指すジャン(桜木みなと)は、ファンという女性テス(星風まどか)に連れられて行った彼女のおじ(寿つかさ)が営む骨董屋で謎めいた金属の塊に心惹かれ購入しました。すると、いつの間にか中世ヨーロッパの騎士の時代へタイムスリップしてしまいます。そこでジャンは、父が王に反乱を起こしたため王の騎士に追われるモンタギュー家の令嬢シャーロット(遥羽らら)や彼女の侍女テス(星風まどか)と出会います・・・。


楽しかったです。
あれこれツッコミどころは満載ですが、笑いの中に歌も踊りも散りばめられて、珍しくレジスタンス的なものは皆無の(笑)正塚作品。
ストーリー展開的には、ジャンが(中世の)テスを運命の人と気づいて好きになるという心情があまり描かれていないので唐突感あったこと、テスの方もピエールに思いを寄せていたはずなのにいつの間にジャンを?と感じたこと、そしてジャンが現代を捨てて中世で生きていくことを選ぶ結末はタイムトラベルもの的にはどーなの?という思いもありましたが、まぁ、気楽に楽しめる感じ。


201706282.jpg


ジャンがスマホで写真撮って「魂を抜いた」と脅すのを真に受けて言いなりになる軍神サミュエル(朝央れん)とか、中世の騎士たちが可愛すぎて楽しすぎる。
ジャン以外の出演者は現代と中世の人物を兼ねているのですが、総じて中世の人の方がみんなキャラクターが濃い。

中でもモンタギュー家の令嬢シャーロット(遥羽らら)。
思い込みが激しくて人の話聞かない系ですが、天真爛漫で何とも憎めないキャラクター。
助けてもらったことで「ジャン好き~」となって即告白。
「マジ?!」とジャンに言われて、「マジとは?」と聞いてその意味を知ると「マジッ!」と元気に言い放つところとか、「ジャンでいいよ」と言われて、ジャンと面と向かった時はもちろん、テスと話す時にも「ジャンッ!」とたらリキむところとか大真面目なのにおもしろい。
テスに投げ飛ばされた時、帽子・・というか被りものが取れちゃって、床に落ちたそれとテスを何度も見比べて「どういうこと?」みたいに目で訴えていましたが、あれはアクシデントであのリアクションはアドリブなのかな?
遥羽ららさん、奔放なコメディエンヌぶりです。
ビジュアルもとても可愛いですがちょっと二重あご気味でしたのでもう少し痩せた方がいいかな。

桜木みなとさんは、歌ってよし踊ってよしお芝居よし、もちろんビジュアルよしのオールマイティぶりを改めて見せつけた感じ。
ちょっとやんちゃで不良っぽい雰囲気がこれまであまり観たことなくて新鮮でしたが、難なくこなしていました。
センターに立つ華もあって、Next 朝夏の宙組の中心メンバーの一人となりそう。

ヒロインのテスは星風まどかさん。
着々とトップ娘役への実績を重ねていますが、今回もよかったです。
特に中世のツンデレ風のテス。
少し大人っぽい雰囲気も加わった感じで、桜木みなとさんとのバランスもグッドでした。

現代でジャンの元ギャング仲間、中世ではシャーロットの婚約者の騎士 ピエールを演じた瑠風輝さんが長身で華のあるビジュアルに歌唱も聴かせてくれて目立っていました。
瑠風くんピエールと敵方の軍神サミュエル 朝央れんくんが並ぶと長身同士で迫力たっぷり。
その2人が子どもの喧嘩みたいな言い合いするの面白かったです。
現代では骨董屋、中世ではモンタギュー侯を演じて大活躍の寿つかさ組長が、フィナーレの男役ダンスでも前の方でガシガシ踊っていて頼もしかったです。

カーテンコールの桜木みなとくん。「この公演があと3日で終わってしまうなんて、ムリムリ~(劇中歌の節で)」 とってもキュートでした。



宙組下級生 まだまだ知らない人がいっぱい のごくらく地獄度 (total 1237 vs 1244 )

posted by スキップ at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする
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