2017年04月21日

さらなる高みへ 「REON JACK 2」 大千穐楽


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柚希礼音さんのソロコンサート「REON JACK 2」
大阪・横浜・福岡と駆け抜けた11ステージ。
そのファイナル公演。
ほんっとっ、すばらしかったです。


柚希礼音ソロコンサート 「REON JACK 2」 大千穐楽
音楽プロデューサー: 本間昭光
ステージング: 大村俊介(SHUN)
振付: 大村俊介(SHUN)  YOSHIE  原田薫  Cristian & Nao
出演: 柚希礼音  YOSHIE  大貫勇輔  大村俊介(SHUN) クリスティアン・ロペス
阿部雄大  岩﨑浩太郎  神谷直樹  周平  山下銀次  HACHI  矢野祐子
BAND MEMBERS: NAOTO (Vi/Band Master)  楠瀬タクヤ (Dr)   二家本亮介 (Ba)  山本陽介 (Gt)  野崎泰弘 (Key)  足立賢明 (Mani)   MARU(Cho)

2017年4月20日(木) 1:30pm 福岡市民会館 1階6列センター



仕事の都合でパシフィコ横浜公演には行けませんでしたので、梅田の千穐楽(3/26)以来1ヵ月近くぶりでしたが、全然そんな感覚しなかったのは、「REONISM」を常にヘビロテしているからかな。
福岡市民会館は初めて行く会場でしたが、西鉄福岡(天神)駅から歩く間もグッズのTシャツ着てる人がいたり関西弁が聞こえてきたり、「おお、同志よ!」っと心強かったです。
本当に大好きなコンサートで書きたいことは尽きないのですが、今回は千穐楽のみに絞ったレポを。


梅田公演(レポ&セットリストはこちら)との変更点は

・上野水香さんのところにYOSHIEさんが入って、YOSHIEさんソロ→YOSHIE・柚希 コラボ
・「希望の空」の後、トークコーナーの前にリクエスト曲「僕は怖い」(with 大貫勇輔)

の2ヵ所


with YOSHIEさん

昨年、「バイオハザード」のゾンビでもキレッキレのダンスを見せてくれたYOSHIEさん。
今回のパートはYOSHIEさんが振付はもちろん、衣装も選曲も照明も、すべて担当されたのだとか。
とても独特の振付で、「あの手の動き、どうなってるの?」とソロパートから圧巻で惹きつけられっ放しでしたが、柚希さんが登場してからのコラボダンスのカッコよさは筆舌につくし難い(←オーバーである)。

2人してあの薄いコートのような羽織ものを踊りながらマントのようにサーッと翻すヤツ、どうしたらあんなにカッコよくできるのでしょう。
客席も2人の一挙手一投足を息をこらして見つめている感じで、音楽が途切れるところでは「ハッ ハッ」と柚希さんの息づかいが聞こえたりも。
2人のダンスは全く違ったタイプのものなのだけれど、それがぶつかり合ったりシンクロしたりしながら、互いをリスペクトして踊る、しかも超絶技巧で。
できることならずっと観ていたかったです。


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僕は怖い

行けなかったパシフィコ横浜公演のみの限定企画「柚希ロミオ&大貫死コラボによる『僕は怖い』」が聴けなかったのは返す返すも残念・・・と思っていたところ、直前になって、「好評につき千穐楽の特別企画として再登場」と発表された時には狂喜乱舞しました。

そして
照明落ちたステージにあイントロの演奏が流れて、「ロミジュリ」初演時のように少しアシンメトリーに髪をアレンジして、ロミオのイメージのブルー系のコスチュームの柚希さんが現れ、背後に死の影 大貫くん。

♪ 君たちと僕とは 兄弟より親しい
 ともに遊び笑い 青春駆け抜ける
と柚希さんが歌い始めた途端、ワタシの目に涙がぶわっとあふれる事案発生。
柚希さんの「僕は怖い」をナマで聴いたのは、「ロミジュリ」再演の東京千穐楽(2013.8/25)以来でしたが、とても心震わされて、「やっぱりちえちゃんが歌う『僕は怖い』が一番好き~」と改めて思いました。
それにしても一瞬でロミオの世界観描き出せる歌唱、凄すぎる。

大貫くんの死がまたすばらしくて。
黒づくめの衣装ですが、死のメイクという訳ではないのに、本当に「死の影」のように柚希さんロミオに寄り添い、死の闇に引きずり込むよう。
グランフェッテもすごかったです。
大貫くんの死は東宝版の「ロミジュリ」で何度も観ているはずなのに、何だか別物に見えたな。
柚希さんロミオで大貫くん死 本気で観てみたいです。


SHUN先生

ラストのトークゲストはSHUN先生。
「みんな、勇輔出てくると思ったんちゃう?」と照れながら。
SHUN先生が初めて宝塚歌劇団に振付に来て驚いた思い出話、おもしろかったです。
お稽古場での男役の座り方とか去って行く時の一つタメを入れるポーズとか、「研◯の△❏ 本日風邪のためお稽古休ませていただきます」と同期が報告する時とかのマネを披露してくれたり。

この日の「Feeling good」(SHUN・大貫・ロペスのダンス)で、客席の手拍子が表打ちだったので、何だか演歌みたいでちょっと苦笑しながら踊ってしまって不本意だったという話から客席が「リベンジ~」とリクエストして、音楽流れてSHUN先生「歌詞わかれへん~」と言いながらも歌って、クールに踊ってくれました。「ほんと、オカワリ好きなんだから」と客席に。

今も柚希さんがよくやってくれる、ロミジュリ(再演)のフィナーレのダンスの振付でハートふうをつくり出してくれたのもSHUN先生。
「ちえの良さが出るところはあまり口出さないで放置プレイ・・・放任主義」とその人の個性を尊重する振付方針も興味深かったです。
柚希さんサヨナラ公演の「Dear DIAMOND!!」で、倒れている柚希さん(私が死んだ時、と柚希さんは言っていた (^^))のところへ、紅ゆずる、夢咲、真風が来る振りのところで、「ちえが悩んでいる時、どうする?紅だったら明るく笑いを取って励ます?」とか言ってくださるのがとても心に響くんです、と柚希さん。


サプライズ

ラストの「REON JACK」 客席も総立ちで歌い踊っている時に急に演奏がやんでホリゾントのスクリーンに、打ち合わせの時から稽古、各会場の様子などこれまでの「REON JACK 2」の歩みが映像で流れました。
柚希さんへのサプライズ。
さらには、上野水香さんとSHUN先生からのメッセージも。
「ずっと支えるし、何があっても守る」というSHUN先生の言葉が印象的でした。

柚希さんはとても驚いて、次に「これ、あかんやつや」と涙こぼす。
そこに花束持って登場するSHUN先生。
私たちだって映像見ていてずーっとウルウルだったのですから、そりゃ泣くよね~、ちえちゃん。
ご本人は後で、「私、あんまり泣かへん方やのに」と強がっていらっしゃいましたが。


カーテンコール

カーテンコールで一人ずつ出て来る時、大貫くんの投げキッスをついに食べた柚希さん。
これまでフラレっ放しだったので大貫くん うれしそうでした。

最後はカンパニーの皆さん、全員が一人ずつご挨拶。
「この公演に参加できて幸せ」「REON JACK 3にも参加できるよう精進したい」「柚希さんの人柄、人間力のおかげ」と皆さんが口々におっしゃる言葉にまた涙。
コーラスのMARUさんやダンサーの人もソロがあることをとても感謝していたり、千穐楽終演後のキャストの皆さんのTwitterやInstagram読んでも、皆さんがこの公演に参加できたことをとても誇りに思っていること、本当に温かくていいカンパニーだったこと、そして柚希さん、愛されてるなぁとひしひしと感じました。

最後に挨拶した柚希さん
「演出の先生もいない公演は初めてで、すべてが挑戦でした。こんなにすごいメンバーの中でやらせていただいて、皆さん超一流で志が高く、お互いをリスペクトして命がけでやっていらっしゃいます。宝塚を退団してこうならないといけない、と思った時期もあったけど、好きなことを好きだからやる、それでいいんだ、そうすれば皆さんみたいに輝ける、と今回改めて初心に還りました」とおっしゃっていて、そんな姿勢に感動してまた涙。

そんな感動的な言葉を吐く一方で、「(泣いたので)顔、大丈夫?」とSHUN先生に子どもみたいに顔を向けて聞いたり、最後階段上がる時、腰に巻いたオレンジ色のスエットがずり下がっているのを客席に指摘され、「めちゃカッコ悪ぅ」と笑いながら直したり、本当に愛すべき人です。


最初に観た時に感じたように、何度観ても飽きることのない・・・何度でも観たいと思えるステージでした。
神構成のコンサートで、どの場面も瞬きする間も惜しいくらい、時には息をするのも忘れて観入っていたと思うくらい、珠玉のヴォーカルとダンス、コラボの数々。
柚希礼音さんはひらすらクールで、また一段高みに上がって、もはや宝塚のOGというよりキラキラ輝く一人のエンターテイナーという存在になったよう。
改めて、「柚希礼音」が大好きだし、柚希さんのファンであることが誇らしいと思いました。



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パシフィコ横浜公演でお目見目した柚希の等身大パネルにも会えました。



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ラスト 頭上から降ってきたものたち。
「REON JACK 2」とロゴの入った白い発泡スチロール 
リボンみたいな形でふわふわ舞い降りてきて可愛かったです。




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posted by スキップ at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | music | 更新情報をチェックする
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