2016年05月06日

お大師様とともにある場所 高野山


午後からはもう一方の聖地 壇上伽藍へ。
金剛峯寺を中心とするこのエリアは観光客も多く、奥之院とはまた違った雰囲気。
それでも「弘法大師のいらっしゃるところ」ということで、町中喫煙も禁止ですしゴミひとつ落ちていません。


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まずは腹ごしらえということで、予約していた宿坊 天徳院へ。
金剛峯寺のすぐ近くなのですが、門前はこんな凛とした佇まいで、誰もいないし
「当院の庭園は非公開です」なんて立札あるし、
「ほんとにここかしら?」と思いながらしばしウロウロしましたが、思い切って入ってみました。


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玄関前ではこんな鮮やかな緑がお出迎え。


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食事は宿坊としてつかっているらしきお部屋に用意されていました。


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窓の外には一般には非公開というお庭が広がって、落ち着く空間です。


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精進料理ってどうせそんなにおいしくないし・・なんて失礼なことを考えて
標準のものをお願いしたのですが、おいしくいただきました。


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少しゆっくりさせていただいて、帰る時に玄関口で売っていたこちらを購入。
食事に出てとてもおいしかったので。
裏のラベルに「製造者 天徳院」となっていたので本当に手づくりなのだと思います。
お箸袋にも天徳院の名前と紋が。



そしていよいよ真言宗総本山 金剛峯寺

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人の流れが絶えず、高野山で一番賑わっていた印象です。

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部屋ごとに違った襖絵や、豊臣秀次ご切腹の間があったり。
新別殿という広間ではお茶とお菓子が供されて、僧侶のご法話を聴かせていただきました。

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台所やかまどもあって、私たちには参詣の場所であるお寺が、
僧侶の生きた生活の場でもあることを強く感じました。


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根本大塔。
朱塗りの色鮮やかでとても大きい。
行き交う人々がミニチュアみたいに見えます。
こちらの本尊 胎蔵大日如来を取り囲んで立つ16本の柱に描かれた堂本印象画伯の十六大菩薩の写真を見たことがあって、とても楽しみにしていたのですが、その迫力たるやまさに「立体の曼荼羅」でした。
残念ながら塔内撮影禁止でしたので、和歌山県のHPのこちらの画像を。

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出口でこのポスター発見。

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私を高野山へ導いてくれた人ですから、そこにいらっしゃった僧侶の方にお願いして
写真撮らせていただきました。
ご本人は今ごろ獅子王となってラスベガスですが。、


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御影堂と金堂。
いずれも凛とした建物です。
比叡山に行った時にも感じたのですが、こんな山の上にこれほどの建物を数々建立した当時の人々の艱難辛苦はいかばかりだったでしょう。
信仰の心がそれを乗り越えさせたとすれば、現代の私たち見習うべきところ多し、です。

今回の高野山で一つだけ悔いの残ることがあって、それは金堂で行われていた「結縁潅頂」という、仏様とのご縁を結ぶ儀式に参加できなかったことです。
金堂に着いた時には長蛇の列ができていて、そこから1時間半位かかるということでしたので、帰りの列車の時刻もあってあきらめたのです。
事前に調べておけばよかったのですが、知らなくて、5月3日~5日、10月1日~3日の年2回だけ行われているということ。
参加された方のレポを読んでもすばらしい体験のようで秋にはぜひリベンジしたいと思います。


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金堂正面の中門。
昨年、高野山開創1200年を記念して170年ぶりに再建されたということで、ぴかぴかです。


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そしてここが高野山の結界 大門。
こちらは裏側、つまり結界の中から撮ったものです。
夕刻だったこともあってか、深閑とした雰囲気で、ちょっとゾクッとしました。



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表側には「不闕日日之影向」「檢知處々之遺跡」という柱聯(ちゅうれん)が掲げられていて、
「お大師様は毎日奥之院御廟から姿を現され、様々な所を巡っては私たちをお救いくださっている」という意味だそうです。



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人々の心が皆 お大師様に向いていると感じられた高野山。
新緑も美しく心洗われる思いでした。
本当に思い切って行ってよかったです。


GW中この日だけ雨の予報だったけれど、数日前からお大師様にお願いしたら聞き届けてくださり、家に帰り着くまで一滴の雨も降りませんでした のごくらく度 (total 1558 vs 1563 )



posted by スキップ at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | travel | 更新情報をチェックする
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