2015年11月05日

大阪平成中村座 昼の部 <後編>

nakamurazapro.jpg大阪平成中村座 昼の部の打ち出しは「狐狸狐狸ばなし」。
2013年納涼歌舞伎で観たものと主要な配役は同じです。


大坂の陣400年記念
大阪平成中村座 昼の部
2015年10月25日(日) 11:00am 大阪平成中村座 
桜席 2階右側1列


三、江戸みやげ 「狐狸狐狸ばなし」
作・演出: 北條秀司
演出: 奈河彰輔、今井豊茂
出演: 中村扇雀  中村七之助  中村勘九郎  片岡亀蔵  中村橋之助 ほ



開演直前。
まだ幕が開いていない舞台の様子を見下ろしていたら、背後から「ちゃんと見えてますかぁ~?」という声が聞こえてきて、驚いて振り返ると又市@勘九郎さんが桜席一番上手に立っていました。あのまんまの口調で表情で(笑)。
すぐにサッと降りていっちゃったけど、サプライズ。やってくれますわーい(嬉しい顔)


初日でしたが、さすがに皆さん安定しています。
とても楽しくて、アハハと声をあげてよく笑いました。

ストーリーや役者さんについては、2013年8月 納涼歌舞伎の感想に細かく書いていますので省略(笑)。

扇雀さん伊之助のねちっこさも、七之助さんおきわちゃんのしたたかっぷりも、橋之助さん重善のいいかげんさも、亀蔵さんおそめの反則ぶり(笑)も、そして勘九郎さん又市のかわいらしさ&切り替わりっぷりも、本当にみんな活き活き。
2013年の自分の感想を読み返すと、勘九郎さん又市が、「やられたらやり返す。倍返しだっ!」と言った、と書いていて、あぁ、あの頃だったんだと懐かしくなったり。すでに出来上がっている観のある舞台ですが、やはり中村座という芝居小屋で観るのは格別。
伊之助さんやおきわさんが客席を歩きますが、まさにj客席かき分けて、といった濃密な趣きでお客様も大喜びです。
幽霊になった伊之助さんが客席歩きながら急に「わぁ~っ」と一人のお客さんに向かって大声出すところ、まわりの人まで悲鳴あがってました。

場面転換と暗転が多いお芝居でもあるのですが、そこは桜席の威力発揮。
舞台を押し出したり回転させたり、誰かが声に出して指示している訳ではないのにササッと自分の持ち場について素早い仕事する大道具さんたちに惚れてしまいそうでした(笑)。
それを下手に立ってずっと見届けてに最後に両腕で大きくOKを出す舞台監督らしき人。
時には役者さんが手伝ったりする場面もあって、本当におもしろかったです。
桜席の醍醐味ですね。


以下は思い出すままに。

・勘九郎さん又市が幽霊の伊之助を討つ場面で、「これは刀じゃねえ。刀の形をした棒だっ!」
 -阿弖流為ネタぶっ込んできました。田村麻呂っ。
・さらには、倒れた扇雀さん伊之助を引っ張る時に、「重いっ!いつも美味しいもの食べて酒ばっかり飲んでるからぁ。先斗町で大暴れしてるそうじゃないか。知ってるぞ。兄弟揃って大暴れしやがって。(伊之助の顔見て)何で死体がにやけてるんだ」
 -客席に陣取る先斗町のお姐さんたちにもご愛嬌
・七之助さんおきわちゃんにご飯を食べさせる扇雀さん伊之助。「お茶こぼしてしもたから入ってないけど少しはあるから飲みぃ」
 -ほんとに裏でこぼしたみたいで、ちょっとにやけるおきわちゃん、横で見ていて素で笑う勘九郎さん
・ご飯は「モモコさんにいただいたお赤飯」とおっしゃっていました扇雀さん。
・「江戸言葉はどうも苦手や」という勘九郎さん又市に、「あんた、江戸弁 うまいで」と扇雀さん伊之助。
 -勘九郎さんはたまに大阪弁のイントネーションがビミョーな時あります。やはり根っからの江戸っ子ですね。
・伊之助と又市が花道を行く時、扇雀さん「あんたのお父さんにはえらいお世話になった。何だか見られているような気がするな」
-と見上げる先には隠れ勘三郎さんが。お陰でひとつ発見できました。


IMG_8115.jpg画像は今回の番附。
いただいちゃった♪
この番附の中にも隠れ勘三郎さんがいると教えていただきました。
全く気づいてなかったあせあせ(飛び散る汗)


中には前回の千穐楽カーテンコールの写真が掲載されています。
紙テープ舞う中、くいだおれ太郎と並んで立つ勘三郎さん団七。
わずか5年前のことなのに、私もいたはずのあの場所が夢のようでもあり・・・たらーっ(汗)



前編の記事はこちら


昼の部あんまり楽しかったから余分に取れたチケット、やっぱりもう1回自分で観に行きます のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 1463 わーい(嬉しい顔) vs 1464 ふらふら)
posted by スキップ at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌舞伎・伝統芸能 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック