
用件先以外は、帰り道に開いていたら豆パン屋アポロさんでパン買って帰る以外はどこにも寄らないのですが、機会があればこちらに行ってみたいと思っていました。
源九郎稲荷神社
大和大納言・豊臣秀長が郡山城の鎮守として創建した神社で、小さいながら日本三大稲荷の一つに数えられているそうですが、私にとって「源九郎」といえば「義経千本桜」の源九郎狐。
歌舞伎の「義経千本桜」で源九郎狐を演じた市川猿之助さんや中村勘九郎さんが安全祈願を兼ねて参拝されたことや、文楽人形遣いの吉田文雀さんと吉田和生さんが人形浄瑠璃を奉納されたことなどもニュースで知っていました。
調べてみたら、いつも行く場所から歩いてすぐのところだということがわかり、今回思い切って寄ってきました。
冒頭の画像は社務所に飾ってある狐のお面。
これは撮影用に貸してくださるそうです。
(いくらミーハーの私でもさすがにそれはしなかったけれど)

絵馬もこんな可愛い狐。
おみやげとしてお持ち帰りもできるそうです。

狛犬ならぬお狐様がいらしたり、北向きの本殿には
「白狐源九郎」が祀られていて、凛とした姿を見せて
くださっていましたが、本殿にカメラを向けるのは
さすがにはばかられますのでこちらの遠景を。

本殿前にはこんな貼り紙が。
参拝された時の写真も飾られていました。


勘九郎さんは枝垂れ梅と枝垂れ桜の両方を植樹されたのだそう。
襲名の時ですね。

間もなく吉野山を踊る尾上右近くんの「研の會」のポスターも。
直筆サイン入り!
フツーにカバーもなくパネルにするでもなく貼られていましたが(笑)。
この神社含めてこのエリアがタイムスリップしたような不思議な空間。
歌舞伎役者さんたちの足跡が感じられるとともに、義経や静御前、初音の鼓、
そしてもちろん源九郎狐にもしばし思いを馳せる時間となりました。
思いがけないところに素敵なスポット まだまだあるよね のごくらく度


