
昨日、会社帰りに玉造小劇店「ひとり、独りの遊戯」を観に行ってきました。
とてもおもしろかったお芝居の感想はまた改めるとして、いや~、世界館。
期待通りというか、想像以上のディープさでした。
世界館
大阪市港区波除6-5-15
tel:06-6567-9824
地下鉄、JRの弁天町駅から国道43号線沿いを安治川方面へ歩いて10分くらいのところにあります。
弁天町駅近辺にはなじみがありますが、こちらの方角はほぼ初めてで、
だんだん夕暮れてくるし雨も降ってくるし、それらしき建物はないし、
で少し不安になってきたところにこれが

この手づくり感
ちょっと笑っちゃいました。そしてその通りこの建物があらわれました。

「これ?」と思ってよく見ると

楽屋口でした(笑)。

さらにこんな側壁の横を通ります。
このいなたい感じ。たまりまへんな。
やっと正面入口(冒頭の画像)。

入口はこんなふうに二つになっていて、
右の奥に写っている人影はコング桑田さんです。
ロビー入るなり大声でプログラム販売していらっしゃいました。
ていうか、開演10分前位なんですけど。
ちなみに、コングさんも出演者なんですけど。

ロビー入ったところはこんな感じ。
元はマルイ商会の倉庫だったらしい。
客席は奥のドアの向こうにあります。

客席最後方から見た舞台。
階段状になっていて見やすかったです。

こちらは逆方向アングル。
これが「近畿日本鉄道のあやめ池遊園地にあった円型劇場の、
改装されたばかりの豪華で座りやすい固定椅子」ね。
ひじ掛けはところどころ皮がはがれたりしていましたが、はい、座りやすかったです(笑)。

ロビーのラックにはなぜか宝塚歌劇のフライヤーがズラリ。
現在公演中の「王家に捧ぐ歌」をはじめ最新のものまで勢ぞろい。
カーテンコールでわかぎゑふさんも「元倉庫なので雨が全部当たって音が凄く感じますが・・」とおっしゃっていた通り、上演中、「え?あれ、雨の音なの!」と思えるくらい激しい雨音が聞えるような劇空間ではありましたが、そのチープで猥雑な空間で観るのにぴったりなお芝居だったこともあって、「世界館」 ファーストインプレッションは

弁天町世界館 侮りがたし のごくらく地獄度



