2014年11月12日

今集めようオーシャンズ10 「オーシャンズ11」


oceans112014.jpg「オーシャンズ11」は2011年に宝塚歌劇星組(5回観た!)、2013年に花組(1回だけ観た)と観ていて、星組初演の前に予習としてジョージ・クルーニー主演の映画もDVDで観ました。
小池修一郎先生の脚本・演出ということで、今回はもちろん映画ではなく宝塚バージョン。


ミュージカル 「オーシャンズ11」
脚本・演出: 小池修一郎
作曲・編曲・音楽監督: 太田健
美術: 松井るみ
出演: 香取慎吾  山本耕史  観月ありさ  橋本さとし  
霧矢大夢  真田佑馬  角川裕明  平間壮一  
水田航生  安井謙太郎  萩谷慧悟  芋洗坂係長 
治田敦  ラッキィ池田 ほか

2014年10月30日(木) 6:30pm 梅田芸術劇場メインホール 1階10列目下手



ラスベガスのカジノを舞台に、天才詐欺師 ダニー・オーシャン(香取慎吾)率いる犯罪界のドリームチームがホテル王 テリー・ベネディクト(橋本さとし)が所有する難攻不落の金庫破りに挑む一大ミッションを、ダニーと妻のテス(観月ありさ)との恋をからめてスタイリッシュに描いたミュージカルです。

今回、装置や衣装は大きく変わっていましたが、ストーリーや楽曲は基本的に宝塚版と同じ。
ついヅカ版のキャストを思い浮かべたり、脳内変換してしまったりしたのですが、一幕終わりの「JACKPOT」やみんなでライナスを励ます「JUMP!」などはいつ聴いても高揚します。

そんな中、新しいナンバーが2曲(・・だと思う、多分。私が気づく限り)。
特に、1幕でダニーとラスティが2人で歌う「オーシャンズ10」はとてもカッコよくてキャッチーな曲でした。それを歌う慎吾くんとヤマコーがまたカッコいいんだムード

るんるんお前と俺が手を組んだら 
 誰にも出来ない奇跡を起こせる
 お前がキングで俺がジョーカー
 ダニー・オーシャンと10人の男達
 今集めよう オーシャンズ10~

いずれまた宝塚で再演することがあればこの曲は是非加えていただきたいです。

心トキメク楽曲、スタイリッシュなダンス、華やかなカジノ、友情、ライバルとの駆け引き、スリル、イリュージョン、そして恋。
「オーシャンズ11」やっぱり楽しいです。


キャストで印象に残ったのはベネディクトとダイアナ。どちらも敵役ですが。
演じるのは橋本さとしさんと霧矢大夢さん。
映像出身、もしくは演技経験があまりない(と思われる)キャストが多く、歌も演技も全体的にサラッとしている印象を受ける中、このベネディクトとダイアナの濃さはね~(笑)。
逆に言うと、他から「浮いている」とも感じるのですが、台詞はもちろん、声量や歌唱力も際立っていました。
濃い仲間ではフランク役の人も濃かったです。角川裕明さん。
宝塚星組のフランク 夢乃聖夏さんも濃かったけどねわーい(嬉しい顔)

霧矢さんは元々男役としては小柄なこともあって、どこから見てももう立派な女優さんだな。
役柄上かなり派手な濃いメイクをしていましたが、スターオーラ全開だったし、相変わらず歌唱は聴かせてくれます。脚を前後に開脚したままリフトされる姿勢の美しさよ。
ベネディクトをテスに奪われ妬んで意地悪する、というより、ラスベガスのトップスターとしてのプライドが許さない、というように感じたのは霧矢さんのカラッとした持ち味のお陰もあるかも。

橋本さとしさんの、オーシャンズ11を向こうに回して一手に引き受ける、という感じの存在感もすばらしかったな。実際大きいし(笑)。

ラスティーは山本耕史さん。私は舞台で拝見するのは初めてでした。
香取慎吾くんとヤマコーさんといえば、大河ドラマ「新選組!」の隊長・近藤勇と副長・土方歳三を思い出しますが、ダニーとラスティも名コンビでした。

ヤマコーさんはウワサ通り、芝居はもちろん、歌もキレのあるダンスもステキ。
彼の演じるラスティーは、ダニーの「デキる片腕」感ハンパなかったです。
ラスティーといえば変装するジョンソン先生のアドリブが宝塚でも毎公演話題になりましたが、私が観た日はそのヤマコージョンソン先生、紅い天狗のお面つけて「顔は天狗でも心は天狗になるべからず」と名言残していました。
はけ際には橋本さとしベネディクトに向かって再度「心は天狗になるべからず」
「それ、サイズ合ってないだろ!口が二つある」と悔し紛れに言い返すベネディクト(笑)。

観月ありさちゃんは、ワタシ的にはテスとはイメージ違ったけれど、バービー人形のようなスタイルで、定評のある歌も透明感があってよかったです。
ダンスは苦手なのかな?

そして香取慎吾くん。
囚人服で登場して一瞬で鮮やかにタキシードに変身して「FATE CITY」歌いながらダンス・・・というところから超カッコいいです。白いシャツがかなり開襟で大人のオトコという感じ。
SMAPの中で慎吾くんは一番年下で言動もやんちゃというイメージがありましたが、少し抑えめな演技も渋くてステキでした。
ダンスはソロの時も群舞でもひと際目を惹く華やかさ。
踊っている時ばかりでなく、ただ立っていたり、椅子に座って脚を組んでいるだけでもつい目で追ってしまうくらいカッコよかったです。
やはり長い間トップアイドル張ってきて、自分の見せ方を知りつくしている人だと思いました。
割と冷静に観ていたのですが、ラストでダニーが客席通路 目の前に現れた時には(横通路の席だったので)、あまりのカッコよさにヘンな声出ました揺れるハート
周りの席全員討ち死に状態。至近距離で見るジャニーズの破壊力おそるべし。


カーテンコール。
「大阪の公演もあと4回。4といえば明日明後日4時間で『ナースのお仕事』やるんだよね」と告知をありさちゃんに振ってあげる慎吾くん、やさしいです。
「ナース好きなんですよ」と慎吾くんに、「今度出てくださいよ、患者の役で」「え、僕が?ダニー・オーシャンで?」という2人の会話に、「じゃ僕、ジョンソン先生で」とすかさず食い込む山本耕史くん、さすがのGood Jobでした。

「じゃあ皆さん、ラスベガスから梅田の街へ、気をつけてお帰りください。また今夜、夢の中でお会いしましょう」
と慎吾くんダニーのピタリのキマった締めのご挨拶に送られた梅田ラスベガスの夜でした。


それでもやっぱり星組の「オーシャンズ11」が好き のごくらく地獄度 わーい(嬉しい顔) ふらふら (total 1280 わーい(嬉しい顔) vs 1284 ふらふら)
posted by スキップ at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする
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