2013年05月25日

三大ミュージカルプリンスコンサート StarS 大千秋楽

StarS.jpg本当ならこの週末は東京遠征の予定だったのですが、外せない仕事が入ってしまってやむなく日曜日日帰りに変更。
仕事は午前中に終わる予定なのでぽっかり空いた土曜日の午後。
中日劇場公演をご覧になったみんみんさんがとっても楽しかったとおっしゃっていて、興味はあったものの遠征と重なっているからと最初から度外視していたこの公演に俄然興味が湧いたのが1週間前。
が、人気あるのね~、プリンスさんたち。大阪は1回公演、しかも大千秋楽とあって超チケ難。何度もあきらめかけましたが、幸運なことに昨日の夜になってやっとチケットが手に入り・・・。

三大ミュージカルプリンスコンサート StarS
構成・演出: 小林香
音楽監督: かみむら周平
振付: SHUN
出演: 井上芳雄  浦井健治  山崎育三郎

2013年5月25日(土) 1:00pm NHK大阪ホール 2階M6列上手


評判通り、本当に楽しかったムード
私はそんなにミュージカルを観る方でもなく、3人のうち誰のファンという訳でもありませんが、このコンサート、行けてよかったと心から思います。
もっと3人の舞台を観たいと思いましたもの。「僕たち3人が集まったことから、ミュージカルを知ってもらうきっかけになればと思って始めたこと」という策略?にまんまとハマりました(笑)。

今日がこのツアーの大千秋楽なので、これまでにもたくさんレポが上がっていると思いますが、千秋楽スペシャルと思われるものは以下の4点 +1(笑)。<優雅な月よ>
Today 4 U から続く3人のソロの後、育三郎くんがおもむろに、「僕、井上さんに歌ってもらいたい歌があるんです。」
育三郎くんが高校生の時、井上くんのCDでこの曲を聴いてすごく感動して音楽教室にこもってピアノで練習したのだとか。「僕に道を示してくれた。僕が今あるのは井上くんのお陰」とおっしゃっていました。
その曲、ベッリーニ作曲の「優雅な月よ」を井上くんは「せっかく音響のいいホールだから」とマイクを外してナマ歌でイタリア語で歌ってくれました。伴奏は育三郎くんのキーボード。浦井くんは最後の方にカスタネットで参加。
高度なテクニックに裏付けられた柔らかくのびやかな歌唱。井上くんの本領発揮です。
歌い終わった後、「ただ一つ残念なのは、僕が半ズボンだということです」ですって(笑)。

浦井くんは井上くんの真似してイタリア語でちょっと歌っていて、「馬鹿にしてんのかよ」と井上くんに怒られていましたわーい(嬉しい顔)

<民衆の歌>
先日、NHKの歌謡コンサートでオンエアされた3人の「民衆の歌」。
初めて3人で歌ったのだとか。5月22日の福岡公演で歌ったところ大変盛り上がったので、千秋楽だし、歌うっきゃないでしょと歌ってくれました。
これナマで聴けてほんとにうれしかった。幸せでした。
「困るのはここが一番盛り上がってしまうこと」と井上くん。
「レミゼのこの曲の強さ、すばらしさを改めて感じました」とも。
3人の中でレミゼに出ているのは育三郎くんだけということですが、いつかこの3人の共演で、あるいはダブルやトリプルキャストでレミゼを観る日がくるのかしら。

歌謡コンサートは「大御所に囲まれて、いや~、緊張しました」と井上くん。
浦井くんはここでも、誰か演歌歌手の人の歌マネしてました(笑)。

<今ここにいること>
「今ここにいること。略して?」 客席「今ここ~」
「初めてのところにしちゃまぁまぁだな」 by 井上 で始まったオリジナル曲。
この曲の時、客席前方からポツボツ立ち始めてついにオールスタンディングに。
「本編でスタンディングになったのはこのツアーで初めてです」と井上くん。
「これがミュージシャンのライブとかで聞くあれですか」と。
カーテンコールのMCの時には「皆さん 本編で立つという『暴挙』を・・」と言って「暴挙じゃなくて快挙でしょ」と育三郎くんにたしなめられていました。
アンコールの2曲目としても歌ってくれました。アンコール2曲というのも初めてなのかな?

<メッセージ>
ラスト。
舞台いっぱいの大スクリーンに3人の写真とメッセージが。
「観客も舞台裏もみんなプリンスを愛してます」「よね?」「ね?」(笑)。
これは3人は知らなかったことのようで、驚いて、喜んでいらっしゃいました。
「こんな予算あったんだ」と井上くん。
浦井くんは「あの写真だけ撮ったもんな。何に使うか知らんと」

おまけ <エプロン>
これも千秋楽スペシャルなのかしら(笑)。
一番年下の山崎育三郎くんはお母さんキャラが定着。
トークで浦井くんが話に夢中で井上くんの方ばかり向いて話している時に、小声で「前向いて、前」と注意したり。ナルホド。
浦井くんが「お母さんに感謝をこめて」と育三郎くんにエプロンをプレゼントして着せていました。白いフリフリのカフェエプロン。「ほんとはかっぽう着にしたかったんだけど」ですって。
歌う二人を残して育三郎くんは一旦はけたのですが、なかなか歌い始めない二人に「早く歌いなさい」と言いに出てきました。二度も。二度目は上半身裸にエプロンで客席から歓声が起こっていました。二人も「裸にエプロンって」と大はしゃぎ。
これは浦井くん単独のサプライズ企画だったようで、「ウケてうれしい?」と聞く井上くんに、満足そうに笑ってドヤ顔の浦井くんわーい(嬉しい顔)


セットリスト
1. Gleam (オリジナル)  全員
2. You Can't Stop the Beat (ヘアスプレー)  全員
3. Introduction (ダンス・オブ・ヴァンパイア)  全員
4. 世界の王 (ロミオ&ジュリエット)  浦井・山崎
5. 夢やぶれて (レ・ミゼラブル)  井上・山崎
6. サラへ (ダンス・オブ・ヴァンパイア)  山崎
7. 最後のダンス (エリザベート)  井上
8. 闇が広がる  (エリザベート)  全員
9. 影を逃れて (モーツアルト!)  全員
10.Defying Gravity (WICKED)   井上・浦井
11.Today 4 U (Rent)  山崎
12.Welcome to Burlesque (バーレスク)  井上 
13.Midnight Radio (ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ) 浦井
14.優雅な月 (ベッリーニ作曲)  井上 with 山崎(キーボード)
15.We Are Young (ファン) 浦井 
16.Born This Way (Lady GAGA)  山崎
17.Blue Fish (オリジナル)  全員
18.今ここにいること (オリジナル)  全員
19.民衆の歌 (レ・ミゼラブル)  全員
20.Shake It Out (Florence + The Machine)  全員
21.Bridge Over Troubled Water (Simon & Garfunkel)  全員
22.This Is The Moment  (ジキル&ハイド)  全員

アンコール
23.Cleam (オリジナル)  全員
24.今ここにいること (オリジナル)  全員



StarSのオリジナルに始まり、出演作のミュージカルナンバーや映画音楽やロックまで、幅広くいろんな曲を聴かせてくれるパフォーマンスは聴き応え見応えたっぷりで、彼らの広がる可能性を感じます。

3人3様とてもステキでしたが、個人的には井上芳雄くんの別格感が際立った印象でした。
歌のテクニックはもちろん、才気煥発でカリスマ性のある雰囲気に加えて、佇まいというか、立ち姿や所作がとても端正で綺麗、3人並んで歌う時も2階を見上げることを忘れない、など、大舞台のセンターに立つのが似合う人だと思いました。
「最後のダンス」で前奏が流れ始めると同時にホリゾントの斜路をゆっくり下りてくる姿(ウィーン版と似ている)と歌声にゾクッとしました。これに続く、トートとルドルフとお前誰だ?(笑)3人の「闇が広がる」は圧巻。井上くんのトートを舞台で観る日もそう遠くない気がします。

そうそう、「最後のダンス」の時に浦井くんと育三郎くんは影コーラスで参加なのですが、浦井くんは影コーラスは「影の帝王のコーラス」だと思っていたのですって。練習の時、浦井くんは井上くんの後ろでポーズ取りながら歌っていて、育三郎くんが「そこでいいの?」って聞くと「そう。僕出る。育は出ない」と言ったのだとか。
影コーラスやるの初めてだったそうで、「勉強になりました」って。

井上くんは Welcome to Burlesque も印象的。
映画ではシェールが歌っていて、去年宝塚歌劇の「Reon!!」で白華れみちゃんがカッコよく迫力たっぷりに歌った曲。
井上くん、あんな歌い方もできるんだ。半パンに網タイで(笑)。

育三郎くんとデュエットで英語で歌った「夢やぶれて」もよかった。
レミゼではファンテーヌが歌う女性の曲ですが、男性のヴォーカルで聴くのも新鮮でした。綺麗なハモリで切なくうっとり聴かせてくれました。


フリーダムな言動が話題先行の浦井健治くんですが、もちろん歌も。
声楽畑出身の2人を向こうに回して対等に歌って聴かせてくれます。
浦井くんがベンヴォーリオで歌う「世界の王」が大好きだったので、また聴けてうれしかった。しかも育三郎ロミオつき!

ソロで歌った Midnight Radio
この曲は去年観た森山末來くんヘドウィグの歌唱がとても強く印象に残っているのですが、浦井くんはまた別のアプローチで情感たっぷり、歌詞に込められたメッセージがダイレクトに伝わってくるようでした。
Lift up your hands~のところでは井上くん、育三郎くんも加わって一緒に手を挙げながら歌っていました。もちろん会場の私たちも右手を挙げて。

あと浦井くんは3人の中で一番ダンスがこなれているというかはじけている感じ。
動きが他の2人より少し過剰というか、同じように脚を出してもちょっと遊びのある出し方をしていて、このあたりは場数がモノを言っているのかしら。


2人に比べて少しおとなし目の育三郎くんですが、Today 4 U で赤いピチピチパンツにくねくね歩きで歌い踊った時にはあまりの雰囲気の変わりように驚きました。
歌に一番柔軟性があるかも。
レディ・ガガの Born This Way も育三郎くんのソロ。
会場もっとノリノリになってもよさそうな曲ですが、ミュージカルファンが多いからちょっととまどっていたかもしれません。


ラスト2曲は Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋) と This Is The Moment
どちらもよかったけれど、このコンサートのために歌詞をつけたという Bridge Over Troubled Water はできれば原曲で聴きたかったです。


見た目キラキラ、トークはおもしろい、歌の実力は折り紙つき、そして3人仲良しでカワイイ・・・って人気出ない訳ないよね~というコンサート。
明日のミュージカル界を背負う若手スターとして、もちろんライバル心もあるでしょうし、互いに刺激し合いながら切磋琢磨しているのだと思いますが、何といっても3人の仲の良さがとても感じられて、その様子を見ているだけでハッピーな気分にもなります。

「次はまたドカ~ンとでかいことやりたい」という井上くんの言葉が頼もしい。
まず手始めに、歌謡コンサートの勢いを借りて紅白歌合戦出場を狙うらしい(笑)。


最後にはける時、
井上くん 「大阪城ホールで」
浦井くん 「日本武道館で」
そして育三郎くん 「紅白歌合戦で」


MCでは、黒系(というウワサの)キャラを程良く封印してリーダーぶりを発揮してツッコミに励む長男・井上くん、奔放な天然っぷりが笑いを重ねる次男・浦井くん、そしてその二人を両方まとめてたしなめる賢い三男・育三郎くんという構図。


いろいろおもしろトークあり過ぎて書き切れませんが、思いつくままのメモ。

・浦井くん、自己紹介は「すっきゃねん、大阪。ボケ担当 浦井健治です」

・福岡公演で思い切りジャンプして開脚した時にパンツが裂けたという浦井くん。
 それからは急におとなしくなって動かずしゃべらずだったとか。
 その話を井上くん、育三郎くんが始めると、「わ~、わ~」と言いながら両手広げて舞台上を
 円を描いて走りまわる・・・まったくフリーダム。
 そしてご本人曰く「ずっと5番のポーズしてました」と実際にバレエの5番のポジションしながら。

・ペンライト振る観客をこれまで「ホタルイカ」とか「線香花火」とかはたまた「蛾」とか
 言って失礼を反省した浦井くん。今日は「ひとだま」と。
 「この人たち、人間だと思ってたけど、幽霊だったのか」と井上くん。
 ペンライトの流れを「三途の川」とも言って「天の川」と訂正させられていました。

・「今日がStarSの誕生日です!」ときっぱり言い切った浦井くん。
 「いや、誕生日は5月8日(ツアー初日でCD発売日)にしとこうよ」と井上くん。
 「5月8日から今日までずっと誕生日ですっ!」
 「長いワッ!」と二人からツッコミ。
 
・井上くん。
 このユニットを結成した時のことを、「アイドル気取りかよ、歳いくつなんだよ、という声も
 聞こえてきそうですが」と自嘲気味に(笑)。

・大阪で浦井くんと育三郎くんが一緒に出かけて、井上くんに買ってきたお土産はカラフルな
 パンツ。「僕いつもしょぼいベージュのパンツはいてるから」と井上くん。(ステージ用らしい)
 「今日はいてきた?」の問いに「はいてない」「ピチピチだったから」

・速報としてこの公演のDVD化が発表されたのですが、浦井くん「撮影はもう終わってます」
 に対して井上くん「当たり前だろ。千秋楽なんだから。まだ撮影終わってなかったら
 いつ撮るんだよ。」

・二度目のカーテンコールに登場した時、育三郎くんはダイナミックな側転しながら。
 「怪我したらシャレにならないから」と井上くん。


・・・まだまだ限りなく続きそうですが、一旦終了。また思い出したら書き足したいと思います。


IMG_7501.jpgプログラムもグッズも買わなかったのですが、記念にサイリウム買いました。
これは発光前。折ると白く光ります。
私はあんまり振らなかったけどね~わーい(嬉しい顔)


DVDも絶対買う! のごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 1102 わーい(嬉しい顔) vs 1103 ふらふら)
posted by スキップ at 22:38| Comment(6) | TrackBack(0) | music | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スキップさん♪
千秋楽、スペシャルも多くて楽しそうですね~。
私自身もあまり期待してなかったコンサートだったので
凄くお得な気分になれました!
そうそう、私もこれをきっかけにミュージカルに前よりも興味が出て
もうちょっと積極的に観に行こうかな、なんて思うようになりました(笑)。
DVDも本当に楽しみです!
Posted by みんみん at 2013年05月27日 06:59
♪みんみんさま

みんみんさんのツイートがほんとに楽しそうだったので
思いきって行ってよかったです。
千秋楽スペシャルはどれも超お得、という感じでしたが
ワタシ的にはやはり「優雅な月よ」がとりわけ印象的で
「民衆の歌」がとっても嬉しかったです。

売れっ子の3人だからとてもお忙しいこととは思いますが
これからも年に1回くらいこんなふうに3人でコンサート
やっていただきたですね。
Posted by スキップ at 2013年05月27日 23:18
わ~、とても楽しそうですね!!
私はヘンリー六世で浦井くんを知ったくらいで、ミュージカルにはほとんど無縁なんですが(と言いつつ、二都物語、ロミジュリに行くから、少し接近中?)、スキップさまのレポを読んで、この3人にますます興味がわきました。浦井くんってそんな子なの?(笑)
たまたま「クローズアップ現代」から「歌謡コンサート」になった時に、おやっ、このヒトたちは!と目が釘付けで、チャンネルを替えられませんでした。いつもだと決して見ないタイプの番組なので、家族も「どしたの?」でした。もっと聞きたかったよ~。
Posted by きびだんご at 2013年05月28日 08:26
♪きびだんごさま

ほんとに楽しかったです。
歌もトークも(笑)。

浦井健治くんは私は「薔薇とサムライ」のシャルル王子で出会って以来ですが、
あのシャルルをもっとフリーダムにした感じです。
今回のコンサートではその言動は「浦井爆弾」と呼ばれていたようです(笑)。
井上くんも「組曲虐殺」などでイメージするのとはずい分キャラが違っているように感じました。

あの歌謡コンサートの「民衆の歌」すごくよかったですよね。
周りの人たちからの浮きっぷりも相当でしたが。
「二都物語」と「ロミジュリ」は私も観に行くつもりです。
「レミゼ」も行くし、今年はちょっとミュージカル寄りになりそうです。
Posted by スキップ at 2013年05月29日 06:04
みんな、ミュージカルへ行っちゃおう+゚。*(*´∀`*)*。゚+

楽しかったですねw
歌もトークも最高デスw
もうね、思い出しきれないくらい、たくさんのエピソードありましたね(笑)
さらに詳しいセットリストありがとうございます!
参考にさせてくださいね(o'ー'o)

ボケ浦井、ツッコミブラック芳雄、ふたりのママ育…最高なトリオ(笑)です。
パンフに浦井くんは芳雄さん育は声楽を学んでるが自分は一役者としてやってきて、ある種異端児的なとこがあってそれが化学反応を起こし、また見えてくることもある…という、個々のインタビューも良かったし、三人の座談会も面白くて、CD+DVDもそれぞれに楽しく…当面はこのStarSとさらに浦井くんにも目が離せないデス(〃▽〃)ポッ
Posted by きばりん at 2013年05月31日 14:57
♪きばりんさま

ほんとに楽しかったです。
トークもよかったですが、やっぱり歌は、あんなにいろいろな
ジャンルの曲を聴かせていただけるとは思っていなかったので
とても堪能しました。オリジナル以外(笑)は全部知ってる曲だったし。
彼らが出演するなら、とミュージカルにも俄然興味がわきましたので
きばりんさんと劇場での遭遇率も増えそうです。

セットリストは、終演後会場に貼ってあったものには「優雅な月よ」と
「民衆の歌」は入ってなかったので、あの2曲は本当に千秋楽サプライズ
だったのだと思います。
ラッキーでしたよね♪
Posted by スキップ at 2013年05月31日 23:45
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