2008年01月15日

大沢たかお as ファントム

Phantom.jpg

ひとつの公演が成功した瞬間に立ち会えるのはとても幸運でハッピーで感動的でした。
初演の初日。万雷の拍手とスタンディングオーベーションに迎えられたタイトルロール 大沢たかお。これが初めてのミュージカル挑戦です。

ミュージカル「ファントム」
1月13日(日) 3:00pm 梅田芸術劇場メインホール 1階7列上手

原作: ガストン・ルルー 「オペラ座の怪人」
脚本: アーサー・コピット   作詞・作曲: モーリー・イェストン
上演台本・演出: 鈴木勝秀
出演: 大沢たかお 徳永えり ルカス・ペルマン/パク・トンハ HISATO 中村まこと 大西ユカリ 伊藤ヨタロウ 姿月あさと(映像) ほか


-ファントムは怪人ではありません。人間です-とサブタイトルがつけられているように、この『ファントム』は、アンドリュー・ロイド=ウェバー版『オペラ座の怪人』とは別の観点から、ファントムの人間的な面に焦点をおいたミュージカルです。特に今作は、エリック(ファントム)の繊細な性格や生い立ち、親子の情愛などにもスポットをあて、心に響くドラマに仕上がっています。

大沢たかおのファントムは、歌唱の面では、正直に言ってここで聴きたい、という時に声が足らないという印象は否めません。これが市村正親だったら、山口祐一郎だったら(古い例えで申し訳ありません。観たことのあるファントムがこの二人だけなので)とも思いましたが、彼らと比べるのは酷というもの。むしろ、まったくのビギナーが数ヵ月のレッスンでここまで歌えるようになったことは賞賛に値するのではないかしら。そして、それを補って余りある表現力。エリック=ファントムの二面性、苦悩や傷心、屈折、葛藤、苛立ち、愛を求める一途で純粋な心などが痛いくらいに伝わってきます。自分が父であることを名乗ったキャリエール(伊藤ヨタロウ)とともに歌う♪You Are My Own は情感あふれるヴォーカルでした。クライマックス。追い詰められてロープに宙吊りになったエリックがキャリエールに「助けてくれ。どうすればいいかわかってるだろう?」と自分を撃つことを求める場面では、こらえきれず涙 たらーっ(汗)

演出のスズカツさんや映像出演の姿月あさと(エリックの母ベラドーヴァ)も加わったカーテンコール。仮面をはずし輝くばかりの笑顔で登場したカッコいい大沢たかお。その顔にはひとつのことを全力でやり遂げた充実感や満足感があふれていました。
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“新世界の花”大西ユカリ姉さんだって出てますのごくらく度 わーい(嬉しい顔) (total 289 わーい(嬉しい顔) vs 290 ふらふら)
posted by スキップ at 01:28| Comment(6) | TrackBack(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スキップさん、おひさしぶりです♪
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。
今年はぜひお会いできる機会に恵まれるといいなと
思います。

さて『ファントム』
ご覧になったのですね!
わたし、早々に名古屋公演を押さえたのですが、
気づけばまわりはみ~んなスルー対象でして・・
だんだん不安になってきていました(笑)
初日の様子はテレビで見ましたけど、
それもなんだかピンと来なくて、ますます
テンションダウンしかけていました~。
が!良かったのですね!?
こちらを読ませていただいて、気もちもアップ
してきました♪
やっぱり楽しみです、オリンピック周期のたかおくんの舞台(笑)
Posted by しろう at 2008年01月15日 23:40
スキップさん、こんにちは♪
「ファントム」ご覧になったのですね。私も曲がモーリー・イェストンなので、ちょっと観たいなと思いつつ、チケット未確保でおりました。
でもスキップさんのレポで、俄然興味が!観劇自粛を年始に誓った筈ですが、早くも守れてません(苦笑)
Posted by 花梨 at 2008年01月16日 00:35
♪しろうさま

こちらこそ、遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年こそ、ぜひ機会をみつけてお目にかかりたいですね。

いや・・・よかったと断言できるかというと、好みは分かれるかも・・・
なんていうとまたテンションダウンしちゃいますよね(笑)。

万雷の拍手とかスタオベは大部分は大沢たかおファンによるもの
と思われます。
たとえばヒロインに抜擢された徳永えりは歌声はのびやかだけど、
子供っぽすぎてファントムやシャンドン伯爵とのバランスが悪い
とか、そのシャンドンは日本語カタコトだとか、ユカリちゃんの
歌は妙にコブシが効いてるとか、突っ込みどころも満載です。
けれど、人間的で繊細な大沢たかおのファントムに感動した
のは
まぎれもない事実。まだ始まったばかりですから、名古屋の頃には
もっともっとステキな舞台になっているのではないかしら。
しろうさんのレポ、楽しみにしています。
Posted by スキップ at 2008年01月16日 02:01
♪花梨さま

ミュージカルには不案内で、モーリー・イェストンがどれほどの
人なのかも不勉強で知らないのですが、美しい楽曲でした。
アンサンブルが歌う「ファントム!」なんて、ちょっと
「スウィーニー・トッド」のアンサンブルを彷彿とさせたり
もして、なかなか迫力ありました。

↑ のコメントに書きましたように、まだまだな面もたくさんあるし、
ストーリー進行ももっとたたみかけてほしいと思うところも
あったのですが、独特のトーンの舞台装置や衣装も含めて、
一見の価値はあると思います。

いや、こんなこと言うのは、実は私が大沢たかお贔屓だから
なのかも(笑)。
Posted by スキップ at 2008年01月16日 02:14
こんにちは~。
実は誰のファンでもないのに行っちゃったんですが、見終わった時にはいろんな方のファンになってましたよ。
ピュアさに泣かされました~。
Posted by 火夜(熊つかい座) at 2008年01月19日 07:12
♪火夜さま

ほんとにピュアなファントムでしたね。
私も大沢たかおは気になる存在で、特別ファンという訳では
ありませんでしたが、好きになってしまいそうでした(笑)。
Posted by スキップ at 2008年01月20日 03:42
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