2020年11月28日

二十四節気のご膳 @Dining & Cafe mikuri


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「白ご飯を装い いただきますを言う 美しい日本の食卓」というコンセプトのmikuriさん。
かねてより「日本には二十四の季節があります。その季節ごとに、旬の食材を使った素朴なお料理で景色を描くようにお膳を調えております。」というお膳をぜひいただきたい思っていましたが、やっと伺うことができました。


Dining & Cafe mikuri (ミクリ)
大阪市西区土佐堀3-1-5
tel: 06-6131-7727

京阪電車 中之島駅から歩いて5分くらい。
土佐堀橋を渡ったところにあります。



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伺った時の節気は「立冬」
二十四節気のご膳 立冬「晩秋の里山」(11月7日~11月21日)。

菊芋のポタージュ
焼き鯖のコロッケ
里芋と銀杏のどんぐり
焼き薩摩芋
出汁巻き
菊菜とりんごの白和え
きのこの酢漬け
牛蒡と人参のきんぴら
牛蒡と薄揚げの麦味噌汁
福井のコシヒカリ新米


料金プラスして季節の色ご飯(蕪ご飯)と具沢山お味噌汁に変更していただきました。

ビジュアルも美しいですが、一つひとつ丁寧に手をかけてつくられたことが感じられるやさしい味のお料理。
どれもとてもおいしくて、永遠に食べ続けていたい感じです。


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大きくとられた窓から日差しが射し込む明るい店内。
スタイリッシュですが温かみもあって、おいしいお料理とともに素敵な空間でした。


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二十四節気 全部制覇したいくらい のごくらく度 (total 2180 vs 2181 )


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2020年11月25日

「ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~」 キャスト編


4回観たキャストはこちら。
かわいいと評判だった中村海流くんのビリーを観られなかったのは残念だったのと、4人のマイケル、3人のデビーのうち一人ずつ観ていませんが、大人のダブルキャストはコンプリート。
みんな違っていて、みんなすばらしかったな。


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      11月1日              11月6日

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      11月13日             11月14日


ミュージカル 「ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~」
脚本・歌詞: リー・ホール 
演出: スティーヴン・ダルドリー
音楽: エルトン・ジョン 
振付: ピーター・ダーリング
美術: イアン・マックニール
翻訳: 常田景子  訳詞:高橋亜子 

2020年11月1日(日) 12:00pm 梅田芸術劇場メインホール 1階9列(6列目)センター/
11月6日(金) 1:30pm 3階2列センター/11月13日(金) 5:30pm 1階14列下手/
11月14日(土) 12:00pm 1階24列センター
(上演時間 3時間/休憩 25分)



本編の感想はこちら
「ウィルキンソントーク ディスタンスVer.」のレポはこちら
2017年初演の感想はこちらこちら



■ ビリー

もう誰がいいとかどこがいいとかは超越していて、みんな本当にすばらしい。
バレエはもちろん、タップやコンテンポラリーダンス、器械体操、そして、演技に歌。
少年たちのポテンシャル、計り知れない。
3年前にとても驚いたことが、3年の時を経てまた別の少年たちでまた目の前で繰り広げられるなんて。

川口調くんはとても表情豊か。
これまでにも舞台やTV出演の経験があるということで、4人の中では一番演技がお得意だったのかな。
やんちゃな男の子感があふれていて、明るくて負けん気が強くていかにも生意気盛りで手のかかかる可愛い末っ子といった風情でした。

利田太一くんは長い手足がとてもしなやかでバレエシーンがとても美しい。ピルエットもとても綺麗でした。
演技が細やかで、例えばおばあちゃんのミートパイをごみ箱に捨てる時、さも臭いもののようにすごく手を伸ばして自分の身体から離して捨てていたのが印象的でした(私が観る限り他のビリーはここ、わりとあっさりしていた)。
歌は他のビリーに比べると少し声が低い印象で、少年から青年への過渡期が感じられて、「このビリーを観られるのは今だけ」感が強い。上演できて、太一くんがビリーとして舞台に立てて本当によかったと改めて思いました。

渡部出日寿くんはバレエ界のサラブレッドということでバレエが美しいとは聞いていましたが想像以上でした。
バレエ教室のレッスンでアラベスクやる時、ウィルキンソン先生が「オルゴールの人形のように」と言いますが、本当に人形のように全くブレない体幹に驚き。Solidarity ラストのアラセゴンターンからのピルエットなんて綺麗なまま何回転しているの?というくらい。ゆったりした動きばかりでなく、Angry Danceの憤りが爆発する激しいタップダンスにも圧倒されました。


千秋楽カーテンコールには4人のビリーが揃って登場。
鳴りやまない拍手に最後は幕前に4人だけで出て来てくれたのですが、ニコニコ手をふる川口調くん、利田太一くん、「もうそろそろ(終わり)かな?」という表情で幕の方を見る中村海流くん、「ありがとうございましたっ!」と客席に向かって言う渡部出日寿くん(この日のビリー)と、4人4様、かわいかったです。


続きがあります
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2020年11月24日

未来への希望と沈みゆく世界 「ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~」


billyelliot2020.jpg当初開幕が予定されていた7月8月の公演が中止になった時、自分が観劇できないかもしれないということよりも、4人のビリー(とマイケル)たちのことを思って心が痛みました。
初演(2017年)の千秋楽カーテンコールでのお父さん役 吉田鋼太郎さんの言葉が心に刻まれていたから。
「晴翔(この日のビリー役 前田晴翔くん)はもうビリーはできません。声変わりして背も高くなって・・・。」

そう、今ビリーをやる子たちに「次」はない。
1511名の中から約1年間にわたる厳しいオーディションを経て、ずっとレッスンを積んできた2代目ビリーの4人。
どうか彼らを舞台に立たせてと祈らずにはいられませんでした。
9月11日に東京でオープニング公演が始まり、11月14日に大阪で大千秋楽を迎えることができたこと、本当によかったと心から思いました。


ミュージカル 「ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~」
脚本・歌詞: リー・ホール 
演出: スティーヴン・ダルドリー
音楽: エルトン・ジョン 
振付: ピーター・ダーリング
美術: イアン・マックニール
翻訳: 常田景子  訳詞:高橋亜子 
出演: 川口調  利田太一  中村海流  渡部出日寿
益岡徹  橋本さとし  安蘭けい  柚希礼音  根岸季衣  
阿知波悟美  中河内雅貴  中井智彦  大貫勇輔  永野亮比己 ほか

2020年11月1日(日) 12:00pm 梅田芸術劇場メインホール 1階9列(6列目)センター/
11月6日(金) 1:30pm 3階2列センター/11月13日(金) 5:30pm 1階14列下手/
11月14日(土) 12:00pm 1階24列センター
(上演時間 3時間/休憩 25分)



「ウィルキンソントーク ディスタンスVer.」のレポはこちら
2017年初演の感想はこちらこちら


物語の舞台は1984年、イングランド北部の炭鉱町イージントン。
サッチャー政権による炭鉱の閉山計画に反対する労働者たちがストライキを続けるこの町で暮らす12歳の少年ビリーは幼い頃に母を亡くし、炭鉱労働者の父ジャッキー、兄のトニーと祖母の4人暮らし。
父に言われて通っているボクシングジムで偶然、バレエと出会ったビリーは踊る喜びに目覚め、彼の才能を見出したウィルキンソン先生の勧めでロイヤルバレエスクールを目指します。父のジャッキーはこれを知って激怒し・・・。


スティーヴン・ダルドリーが2000年に監督した映画「Billy Elliot」(邦題 リトル・ダンサー)の舞台版で映画と同じくリー・ホールが脚本、ダルドリー自身が演出するミュージカル。曲はエルトン・ジョン。
2005年にロンドンで開幕したミュージカル。2017年の日本初演から3年ぶりの再演です。


ビリーの成長物語であり未来へとつながる成功の物語なのですが、それと同時に、深い地の底で働く炭鉱労働者たちの闘いを描いていて、バレエダンサーを夢見て前へ進み出す少年と、終焉を迎えようとしている炭鉱の町の人々を鮮やかに対比する脚本、演出が本当にすばらしい。

それを象徴するシーンがラスト。

続きがあります
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2020年11月21日

祝10周年 「妄想歌舞伎」


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松本幸四郎さんが毎年楽しそうにやっていらっしゃる妄想歌舞伎。
本当は去年が10周年のはずでしたが台風で中止になったため、11回目の今年が10th Anniversaryとなりました。
とはいえこの状況下、ありがたいことに配信で拝見しました。

妄想歌舞伎は日曜日の夜開催ということが多く、なかなかこれだけのために状況という訳にもいかず、私が過去にたまたまタイミングよくナマで観ることができたのは1回だけ。調べたら2012年の第3章でした(こちら)。もう8年も前なのかぁ~。



松本幸四郎&君野倫子 presents
「妄想歌舞伎 11章 〜1回休んだけど10周年〜」

出演: 松本幸四郎  君野倫子(サンフランシスコからZOOM参加)
司会: テリー植田
2020年11月7日(土) 7:30pm 東京カルチャーカルチャー
(11月19日 配信アーカイブ視聴/配信時間: 2時間10分)



10周年ということで、まずは第1回目に登場したいろいろな扮装をした8人の幸四郎さんのコマ割りの写真が映し出されました。
長髪だったり女装もあったり・・・今より少しスマートな幸四郎さん、どんな拵えでも素敵だな(贔屓目)。
「10回全部来てる人」とテリーさんが会場に振ると何人も手が挙がったらしく「おお~」という雰囲気の中、
「10歳年とったということですよね」とその人たちに対してぼそっとつぶやく幸四郎さんw

今年は2025年大阪万博のアンバサダーに就任ということで名刺もつくっていただいたけれど使うところがない。今日だ!ということで来場者に配られた模様。いいな、それ私もほしいです。

「この10年で一番印象に残ったことは?」と質問された君野倫子さんは「歌舞伎 on Ice」とおっしゃっていました。
「あの後、実現されましたし」と。ほんと、歌舞伎フェイスパックもそうですが、とてつもない妄想と思っても実現しちゃう幸四郎さんの凄さよ。


これまでの10年

妄想歌舞伎の10年を振り返るのかと思いきや、10年間の舞台を1年1作ずつ振り返るものでした。
幸四郎さんがリストアップされた作品は

2010年 「染模様恩愛御書」 (日生劇場版/初演は2006年 松竹座)
2011年 「江戸宵闇妖鉤爪」(松竹座版/初演は2008年 国立劇場)
2012年 「大當り伏見の富くじ」
2014年 「陰陽師」
2015年 「伊達の十役」
     ラスベガス Kabuki Spectacle 「Koi-Tsukami」
2016年  歌舞伎NEXT 「阿弖流為」
     ラスベガス Kabuki Spectacle 「KABUKI LION」 獅子王
2017年 「東海道中膝栗毛」
     「氷艶 HYOEN 2017 -破沙羅-」
2019年  三谷かぶき 「月光露針路日本 風雲児たち」
     蝙蝠の安さん
2020年 「幸希芝居遊」


続きがあります
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2020年11月19日

老舗焼き鳥屋さんできんし丼をいただく @とり鹿


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錦秋文楽公演 第1部と2部の間のランチはこちら。
私がもの心ついた時から(・・は言い過ぎだけど)ずっとこの場所にある鶏料理屋さんです。


日本ばし とり鹿
大阪市中央区日本橋1-3-5
tel: 06-6212-5000



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国立文楽劇場から千日前通りを難波方面に歩いて5分くらい。
日本橋交差点のそばにあります。

とり鹿さんといえば明治25年に鶏肉・鶏卵商として創業した老舗の鶏料理屋さん。
多分私が外で自分のお金で「焼鳥」なるものを食べた初めてのお店じゃないかな。
そのとり鹿さんがこの夏ランチ営業を始められたと聞いて、伺ってみたいと思っていました。

ランチメニューの中から親子丼、そぼろ弁当と激しく迷ってチョイスしたのは きんし丼。
たれをかけたごはんの上に錦糸卵がたっぷり、その上にやわらかくてジューシーな焼鳥と海苔が乗っています。
とってもおいしい鳥スープにお漬物もついて650円!
他のメニューや定食もリーズナブルで、文楽観る時のランチはもうここで決まりという感じです。

懐かしくて焼鳥とからあげもお持ち帰りしちゃった(^^ゞ


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とり鹿さんのビルの上の風見鶏が健在なのもうれしかったな。




平日だったこともあってか、この日のお客は私の他にもう1人だけ。どうかランチ営業なくなりませんように の地獄度 (total 2177 vs 2180 )


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2020年11月18日

大阪に文楽が帰ってきた その② 錦秋文楽公演 第2部


kinshubunrakunozakimura.jpg第1部終演後、近くでランチした後再び文楽劇場に戻って第2部。
おなかいっぱいになって寝てしまうかもキケンと思いましたが、とてもおもしろかったので大丈夫でした。


令和2年度(第75回)文化庁芸術祭主催
錦秋文楽公演 第2部 
「新版歌祭文 野崎村の段」
「釣女」

2020年11月16日(月) 2:00pm 国立文楽劇場 3列下手


取れた席がたまたま1部と同じ3列12番。
床から遠いしどうかな~と思っていましたが、下手ブロックの一番センター寄り通路側の席でとても見晴らしのよいお席でした。
文楽はとにかくお人形が観たい派なのでかぶりつきを取りがちなのですが、これくらいの方が字幕も楽々見えていいかな。


「新版歌祭文 野崎村の段」
義太夫
中 豊竹睦太夫・野澤勝平
前 豊竹呂勢太夫・鶴澤清治
切 豊竹咲太夫・鶴澤燕三 ツレ 鶴澤燕二郎
人形配役
娘おみつ 豊松清十郎  親久作 吉田和生  久三の小助 吉田簑紫郎  
丁稚久松 吉田文昇  娘お染 吉田一輔  下女およし 吉田蓑之  
おみつの母 桐竹勘壽  油屋お勝 吉田簑助  船頭 吉田玉翔 ほか
(上演時間: 1時間36分)



物語: 油屋の丁稚 久松が商いの金に手をつけたというあらぬ疑いをかけられて野崎村の義父 久作の元へ戻され、久作は女房の連れ子 おみつと久松を結婚させることにして、元々久松に気のあるおみつが大喜びする中、久松と恋仲の油屋の娘 お染が久松を訪ねてきて・・・。


文楽でも歌舞伎でもよく上演される演目ですが、今回はおみつの母が登場するパターンで、平成21年(2009)以来なのだとか。
この形は初めて観るなと思ったのですが、おみっちゃんがなますつくるために大根切るところで、「そうそう、ここ七之助くん 包丁使うの下手だったよね~」と思い出しましたので、「野崎村」自体が歌舞伎で観たことはあっても文楽で観るのは初めてだった模様です。


続きがあります
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