

5ヵ月を経て、会場もホームグラウンドの宝塚大劇場、東京宝塚劇場に移しての開催となりました。
無事開催できて、本当によかった。
宝塚歌劇 雪組公演
望海風斗 MEGA LIVE TOUR 「NOW! ZOOM ME!!」
Bバージョン
作・演出: 齋藤吉正
作曲・編曲: 手島恭子 長谷川雅大
振付: 若央りさ AYAKO 港ゆりか 百花沙里
出演: 望海風斗 沙月愛奈 彩凪翔 煌羽レオ 愛すみれ
諏訪さき 野々花ひまり 星加梨杏 彩海せら ほか
2020年9月17日(木) 11:00am 宝塚大劇場 2階7列上手
(上演時間: 3時間5分/休憩 35分)
オープニングから(もっと言えば開演前から)いかにも齋藤先生といった映像を多用した演出。
二幕構成で、一幕は懐かしのJポップやバブル時代のダンスなどが登場、二幕にはパロディコーナーもあって、楽しい内容になっていました。
SNS上などでは雪組ファン中心に絶賛の嵐なのですが、私は正直のところそこまで・・・という印象。
齋藤先生は昨年の明日海りおさんの「恋スルARENA」もそんな感じだったと聞いていますが(観てない)、何となくお祭り騒ぎがお得意なイメージ。
せっかく稀代の歌うまと言われる望海さんのコンサートなのですから、もっと望海さんの歌寄り、リサイタル的なものが観たかったし聴きたかったなと思いました。
一幕はバブルの歌コーナーが長すぎて「いつ終わるのか」と思ったし、二幕のパロディもおもしろいけどあそこまで引っ張らなくてもいいんじゃない?という感じ。
思うに、当初は2時間くらいの予定だったのが、会場変更となったため大劇場仕様で2時間30分の上演時間となり、それぞれのコーナー長くして、結果間延びしたんじゃないかなと想像します。
映像が多用されていましたが、2階席後方A席以降からは上半分が見切れてしまって見えない事案が発生。
今回のように演出としての映像が結構大きいなパートを占めるのであれば、劇場全体からの見え方も考慮してしかるべきだと思います。サイドにモニター設置するなりできたのでは?
とはいえ、普段宝塚の舞台では聴けないような楽曲がふんだんに盛り込まれ、バブルの曲はみんな知ってるし(逆に若いファンの人たちは知らない曲ばかりじゃないのか心配になる)、望海さんの大劇場に響き渡るヴォーカルやピアノの弾き語りまで聴くことができて耳福でした。
セットリストはたくさんあがっているのと曲目が多すぎる(60曲くらい?)ので省略。

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