
洋風のフレングランスより日本のお香が好きなワタクシ。
旅館や料亭などに入った時にお香がふわりと香るようなお部屋が理想です。
これまでにもいろんなお香を使っていましたが、お店ではよい香りと思っても部屋で焚くとそうでもない、とか、焚いた時はいい香りが漂っても思ったほど香りが長持ちしないということが多く、なかなかコレ!と決めるには至っていませんでした。
3月初旬にちょっとした集まりがあって呉服屋さんのこころやさんに伺った時、お店に入るなりとてもよい香りがして、そこにいる間ずっと気分がよかったので帰り際にご主人に思い切って「とてもよい香りですけど、どちらのお香をお使いですか?」とお尋ねしたところ、「松榮堂さんの堀川です」と教えていただきました。
「あー、松榮堂!」と、これが灯台下暗し その①
松榮堂さんの本店は京都ですが、本町ガーデンシティにある大阪店には時折伺っていて、好みの香りと巾着を選ぶことができるオリジナルの匂い袋をオーダーしたこともあります。
でも「堀川」は試したことなかったの~。
「それは買いに行かなくちゃ」と思っているうちに緊急事態宣言が発令されて外出もままならなくなり、お店ももちろん閉まっているという事態に。
もちろんwebショップでは購入できるのですが、やっぱり最初はお店で香りを確かめてみたかったので。
6月になってデパートなども続々再開されて日常が戻ってきつつありますが、梅田も本町もなかなか行く機会がなく買えないまま。
よく利用するあべのハルカス近鉄本店のお香売場で「松榮堂さんのお香は置いていらっしゃいますか?」とお尋ねしてみたら、「こちらでは扱っておりませんが、ウィング館5階のMARUZENさんに少し置いていらっしゃいます」と。
「あー、丸善!」と、これが灯台下暗し その② であります。
MARUZENは近鉄本店の文房具売場で、カードや金封や一筆箋などよく買い物をする売場なのですが、ここにあったとは!お香にはまったく気づいていませんでした。
で、その足で行ってみたら、ありました!
松榮堂さんのお香は「堀川」「白川」「二条」と揃っていて、サンプルを嗅いでみたらやっぱり「堀川」が「そうそう、この香りよ!」となりまして、早速連れて帰りました。
あ~、ほんとにとってもいい香り。
焚き終わった後も残り香がいい感じで、お部屋に入るたびに「あ~、いい香り」となっています。
は心も体も癒してくれるよい香り のごくらく度


