2020年04月17日

読了 「染五郎の超訳的歌舞伎」


choyakuteki.jpg先日、宝塚歌劇団宙組の真風涼帆さんが家にいる時間の過ごし方についてのメッセージで、「本の整理が洋服以上に難しい」とおっしゃっていて、「そのとおり!」と激しく同意。
アンタッチャブルになっている書庫(という名の物置部屋)の本や雑誌を整理しようと思い立ったものの、つい読み込んでしまって進まないこと甚だしい。
そんな中、こちらを発見(しかも2冊💦)


「染五郎の超訳的歌舞伎」
著者: 市川染五郎 (現 松本幸四郎)
初版: 2013年4月2日


染五郎さんが「月刊 本の窓」(小学館)に2011年1月号から2年間連載され、歌舞伎の名作を採り上げて解説されたものに何作か加えてまとめ、巻末には“盟友” 市川猿之助さんとの対談も収められてています。

とても平易な文で書かれていて読みやすく、たとえば「寺子屋」は、「延享三(1746)年、大坂 竹本座で人形浄瑠璃の演目として初演されましたが、同年9月には京都で歌舞伎として初演、翌延享四年5月には江戸の中村座で再演され、現在まで人気演目であり続けています」といった歴史的な解説もあって、「ほぉ、そんなこともきちんと記録に残っているんだ」と感心したり。

「女殺油地獄」に始まって、「籠釣瓶花街酔醒」「三人吉三巴白浪」「仮名手本忠臣蔵」「東海道四谷怪談」「夏祭浪花鑑」「勧進帳」・・・と代表的な演目が並んでいますので、ほぼ全作観たことがありますし(それも複数回観ているもの多々)、ストーリーも知っているものばかりですが、舞台のメイキングや、染五郎さん独特の視点や考え方が加えられていて興味深いです。


続きがあります
posted by スキップ at 22:54| Comment(0) | books | 更新情報をチェックする