
一月興行といえば歌舞伎座がデフォルトの幸四郎さんが松竹座にご出演というだけでもうれしいのに、紙屑屋の幸次郎さんにまた会えるなんて。
・・・と気合入り過ぎた初日夜の部・・・チケット忘れるという失態💦
お忘れチケット扱いで、とも少し考えましたが、初日で諸所お忙しい中お煩わせするのもアレなので、ネイルサロンに行った後(キャンセルすれば?って話ですよね)、一旦チケット取りに帰宅して、二幕目から観劇いたしました。
観劇はじめがこれでは2020年が思いやられますワ。
壽初春大歌舞伎 夜の部
2020年1月3日(金) 4:15pm 大阪松竹座 1階4列センター/
1月16日(木) 4:15pm 1階1列センター
一、義経千本桜 川連法眼館の場
出演: 片岡愛之助 中村壱太郎 中村虎之介
大谷廣太郎 片岡秀太郎 ほか
(上演時間: 1時間10分)
見慣れた澤瀉屋さん型とは趣きが異なって派手さはありませんが(荒法師も3人だけだったし)、何というか、“お行儀のよい”四の切でした。
冒頭の川連法眼(當十郎)と妻 飛鳥( 雁之助)。
「義経を匿っているのを鎌倉方に密告しようと思う」と手紙をチラつかせて、「お前の実家は鎌倉方でもあるし」と言う法眼。
「私はあなたの妻です。義経様を匿っていることを私が密告するとでも思っていたのですか?みくびられたものです」と短刀を取り出し自害しようとする飛鳥。
「お前の本心はよくわかった。鎌倉方に密告するというのは嘘だ」と法眼。
このやり取り、久しぶりに観た気がします。
これがつくのは珍しいのでは?新鮮でおもしろかったです。
続きがあります