2019年07月06日

義のため戦ばせねばなり申さん 雪組 「壬生義士伝」


mibugishiden.jpg子どもの頃、時代劇好きの父と一緒に観た「燃えよ剣」にハマって以来、新選組が大好きで司馬遼太郎さんの原作はもちろん、「新選組血風録」も繰り返し読み、青春時代には壬生寺や新選組屯所跡の八木邸も訪ねたことがある不肖スキップではありますが、2000年に出版された浅田次郎さんのこの作品は未読。渡辺謙さん主演のドラマも中井貴一さん主演の映画も観ていません。

観る前に原作読もうか少し迷いましたが、白紙の状態で観ることにしました。


宝塚歌劇 雪組公演
かんぽ生命 ドリームシアター
幕末ロマン  「壬生義士伝」
原作: 浅田次郎 「壬生義士伝」
脚本・演出: 石田昌也
出演: 望海風斗  真彩希帆  彩風咲奈  舞咲りん  奏乃はると  
透真かずき  彩凪翔  真那春人  久城あす  煌羽レオ  朝美絢  
朝月希和  永久輝せあ  綾凰華  彩みちる  縣千  彩海せら/
梨花ますみ  凪七瑠海 ほか

2019年6月23日(日) 3:00pm 宝塚大劇場 1階22列センター/
6月27日(木) 3:00pm 1階10列センター/
7月4日(木) 11:00am 1階16列センター
(上演時間: 1時間35分)



物語: 南部藩の下級武士 吉村貫一郎(望海風斗)は、貧困にあえぐ家族を救う為に妻・しづ(真彩希帆)と子どもたちを残して脱藩し、京へ上って新選組隊士となります。朴訥な人柄でありながらも北辰一刀流免許皆伝の腕前を持つ貫一郎は、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、危険な任務も厭わず人を斬り続けました。やがて時代は大政奉還を迎え、鳥羽伏見の戦いで敗走し深手を負った貫一郎は故郷へ帰りたい一心で大坂の南部藩蔵屋敷へ向かいます。そこにいたのは、貫一郎の幼なじみの親友で、今は南部藩蔵屋敷差配役となった大野次郎右衛門(彩風咲奈)でした・・・。


幕開きは、西南戦争から8年、明治維新から18年が過ぎた鹿鳴館。
かつて江戸幕府の御典医であり現 大日本帝国陸軍軍医総監の松本良順(凪七瑠海)や元 新選組三番隊組長で今は明治政府の警察官となった斎藤一(朝美絢)、大野次郎右衛門の息子で医師となった大野千秋(綾凰華)、その妻で吉村貫一郎の娘 みつ(朝月希和)が回想するところから始まります。

この出だしはいいとして、この人たち(他にもビショップ夫人とか良順の奥様とか)、折に触れて出て来てプチ解説するのですが、これはいらなかったんじゃない?(あ、でもそれだと凪七さんの役がなくなっちゃうのか・・)


原作を読んでいませんので、どれくらい脚色されているのかわかりませんが、初めて観る人でもわかりやすく物語世界に入り込めたと思います。
吉村貫一郎がどうしてあれほど「義の人」なのか、とか、新選組のエピソードも油小路の伊藤甲子太郎(と、そのどさくさに谷三十郎)暗殺くらいしか描かれていませんが、ま、上演時間の制約もあって盛り込めない部分も多かったのかな。


続きがあります
posted by スキップ at 22:58| Comment(4) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする