2019年06月20日

六月大歌舞伎 昼の部


kabukiza201906.jpg歌舞伎座の六月大歌舞伎。
夜の部は三谷幸喜さんの新作一本ものですが、昼の部はいかにも歌舞伎な古典の演目が並んでいて、その対照も楽しく、歌舞伎の懐の深さを感じるところです。


六月大歌舞伎 昼の部
2019年6月6日(木) 11:00 歌舞伎座 
3階1列センター




一、寿式三番叟 
松本幸四郎 尾上松也三番叟相勤め申し候
出演: 松本幸四郎  尾上松也 中村松江  中村東蔵
(上演時間: 30分)


天下泰平を祈り、五穀豊穣を寿ぐといわれる三番叟。
「操三番叟」や「舌出三番叟」など、バリエーションもいろいろある中で、この「寿式三番叟」が大元になるものなのかな。
「邪気を払う儀式的な舞踊を歌舞伎化するとアクロバティックな三番叟になったという、三番叟の原点を目指して演じる心です」と幸四郎さん。
2006年5月 幸四郎(当時 染五郎)さんが猿之助(当時 亀治郎)さんと新橋演舞場で初演されて、2014年11月に歌舞伎座で尾上松緑さんと再演(感想はこちら)、今回が三度目ということで、上演数(というか幸四郎さんの出演数)の少なさからもかなり貴重で、とても楽しみにしていました。

東蔵さんの翁、松江さんの千歳の厳かな舞で始まる幕。

二人の三番叟がつつつと花道まで出て、七三で揃ってきりりと舞台を向き直り、トンッと足を踏んだ時、背中がゾクッとしました。良い意味で「鳥肌が立つ」という、あの感じです。
以来、目を奪われっぱなしです。


続きがあります
posted by スキップ at 23:37| Comment(0) | 歌舞伎・伝統芸能 | 更新情報をチェックする