2019年02月04日

愛ならいくらでも差し上げられる 月組 「Anna Karenina (アンナ・カレーニナ)」


annkare.jpg6月9日付で退団が発表された美弥るりかさん。
これが最後の主演作となりました。

2001年に朝海ひかるさんのヴィロンスキーで初演された作品で、2008年のワークショップでは美弥さんはアンナの夫 カレーニンを演じたそうですが、どちらも観ておらず今回初見。
さらには、トルストイの作品は「戦争と平和」をはじめ、「復活」「イワンのばか」など主だったものは読んでいるのにこの「アンナ・カレーニナ」だけは読んだことがなくて、ストーリーも全く知らずに臨みました。


宝塚歌劇月組公演
Musical 「Anna Karenina (アンナ・カレーニナ)」
原作: レフ・トルストイ
脚本・演出: 植田 景子
出演: 美弥るりか  海乃美月  月城かなと  光月るう  楓ゆき  
夢奈瑠音  英かおと  蘭世惠翔  きよら羽龍/五峰亜季  美穂圭子 ほか

2019年1月17日(木) 11:00am 宝塚バウホール 11列上手
(上演時間: 2時間30分/休憩 25分)



物語の舞台は19世紀後半のロシア。
家柄も良く、成績も優秀で輝かしい未来を約束された青年貴族将校 アレクセイ・ヴィロンスキー伯爵(美弥るりか)は、社交界の華と謳われるアンナ・カレーニナ(海乃美月)に出会い心を奪われます。政府高官アレクセイ・カレーニン(月城かなと)の貞淑な妻として、何不自由ない暮らしをしていたアンナもまた、ヴィロンスキーの激しく真剣な求愛を受け、内に秘めていたもう一人の自分が目覚めて行くのを感じていました。二人の恋の噂は瞬く間に社交界に広がり、世間体を重んじる厳粛なカレーニンは妻の不貞を咎めましたが、ヴィロンスキーとアンナにとって、もはやこの恋を失って生きていくことはできませんでした・・・。


王道の三角関係悲恋もの。
不倫だから、というばかりではなく、アンナにあまり共感も感情移入もできないのですが、美しく哀しい物語でした。

ヴィロンスキーとアンナがひと目で恋に落ちたことはよくわかります。
そして、ひとたび燃え上がった思いは、どんなに押さえようとしても人から非難されたとしても苦しくても、もうどうすることもできないのだということも理解できます。
それでもこの二人が自分勝手だと感じたのは、アンナの夫 カレーニンがあまりにも正しい人間だったから。


続きがあります
posted by スキップ at 21:41| Comment(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする