
馴染みのある演目が並んだ六月博多座夜の部。
観たことのある演目でも新しい発見や驚きがあったり、歌舞伎っていいなと改めて感じた夜でした。
松本幸四郎改め 二代目 松本白鷗
市川染五郎改め 十代目 松本幸四郎 襲名披露
六月博多座大歌舞伎 夜の部
2018年6月23日(土) 4:20pm 博多座 1階A列下手


博多座入口には歌舞伎座ギャラリーから幸四郎さん等身大松王丸が出張。
くるりと回って後ろ姿も撮っちゃった。
一、 近松門左衛門 作
平家女護島 「俊寛」
出演: 片岡仁左衛門 中村鴈治郎 片岡孝太郎
市川猿弥 坂東彌十郎 中村梅玉 ほか
(上演時間: 1時間10分)
初めて「俊寛」という演目を観たのが仁左衛門さんで、以来、勘三郎さん、吉右衛門さんの俊寛を観てきましたが、三つ子の魂百までも・・というか、私にとって俊寛は仁左衛門さんのイメージが強い。
舞台奥からよろけながらおぼつかない足取りで歩いてくる俊寛。
その姿、風情は言葉は語らなくても今の俊寛の置かれた境遇が見て取れて、一気に「俊寛」の世界に入り込みます。
続きがあります