
月組は前作「All for One」に続いてのライブ中継参戦です。
宝塚歌劇 月組東京宝塚劇場公演 千秋楽 ライブ中継
ミュージカル・プレイ
「カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-」
原作: 伊吹有喜 「カンパニー」
脚本・演出: 石田昌也
ショー・テント・タカラヅカ
「BADDY -悪党(ヤツ)は月からやって来る-」
作・演出: 上田久美子
演: 珠城りょう 愛希れいか 美弥るりか 憧花ゆりの 綾月せり
宇月颯 紫門ゆりや 早乙女わかば 月城かなと 暁千星 ほか
2018年5月6日(日) 3:30pm TOHOシネマズなんば スクリーン6
(上映時間: 4時間<カーテンコール含む>/休憩 30分)
舞台を観た感想はこちらとこちら
「BADDY」
舞台観た時、「ショーは、タカラヅカにとって、エポックメイキングな作品の一つに数えられるのではないかしら」と感想を書いたのですが、今では、「タカラヅカ史に残るショー」だと思っています。
何度観ても楽しいし、ワクワクドキドキするし、観るたびに体感時間が短くなります。
宝塚ファンとしてこのショーを好きか嫌いか、受け容れられるか否かはまた別の問題として、ヅカファンなら一度は観ておくべき・・というか洗礼を受けるべき・・ショーだと思います(もう公演は終わっちゃったけれど)。
ストーリー仕立てのショーはこれまでにもありましたが、この「BADDY」は、プロローグ・中詰・ロケット・男役群舞・デュエットダンス・パレードと「宝塚のショー」のセオリー通りで構成されていて、しかも一つひとつの場面にストーリー上での意味を持たせています。
さらには、トップコンビ、二番手、三番手とストーリーの中で見せ場をつくってソロの歌もあれば、退団する生徒にもちゃんと見どころ場面をつくってくれています。
しかしてそのストーリーは、「善」と「正しいこと」だけの清潔な世界・・・そんなの、つまんねぇだろ?という問いかけに貫かれていてとても挑戦的。
そんな上田久美子先生の挑戦の意図を月組生が見事に演じきって、本当にすばらしいショー。
あー、これ書いていたらまた観たくなってきました。
続きがあります