2018年03月03日

夢と希望をマルーンに乗せて 「マルーンの長いみち ~小林一三物語~」


maroon.jpg大学時代の4年間、梅田から阪急電車で通学していました。
あの頃、一番好きだったデパートは阪急百貨店。
京都に行くのも神戸へ行くのも、阪急電車。
もちろん宝塚に通うのも。
ファミリーランドも動物園も大好き。
ブレーブスファンではなかったけれど、西宮球場にはよく行ったなぁ。

小林一三さんが遺してくれたたくさんのものたち、とても身近に過ごしてきました。


兵庫県立ピッコロ劇団第60回公演 
ピッコロシアタープロデュース
「マルーンの長いみち ~小林一三物語~」
作: 古川貴義
演出: マキノノゾミ
出演: 瀬川亮  若杉宏二  平みち/平井久美子  今井佐知子  岡田力  木全晶子  菅原ゆうき  孫高宏  橘義  野秋裕香  浜崎大介  三坂賢二郎  森万紀  森好文  吉村祐樹 ほか

2018年2月24日(土) 11:00am 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 
1階A列センター  (上演時間: 2時間30分/休憩 15分)



物語は明治半ば。三井銀行大阪支店に勤めていた頃の若き日の一三さんの家を新旧2人の支店長が訪ねる場面から始まります。
無断欠勤した理由が馴染みの芸妓さんと有馬温泉に行っていたことが発覚し、結婚したばかりの奥様は実家に帰ってしまったのでした。その芸妓さん コウさんと結婚し、周囲の反対や数々の困難を乗り越えて34歳で阪急電鉄の前身である箕面有馬電気軌道を設立、第1号電車を走らせます。その後も沿線の宅地開発や宝塚歌劇団の前身・宝塚唱歌隊の結成など独創的なアイデアで次々と事業を拡大していくのでした・・・。


小林一三さんの知っている逸話も初めて知るエピソードも含めてとてもおもしろく、笑いを散りばめながらも人間臭い、熱い思いが伝わってくる舞台でした。
一三さんの恩師でもある北浜銀行頭取の岩下清周、親友で電力の鬼と言われた松永安左エ門、はたまた与謝野晶子など、教科書の中で知っていた人物が登場するのもリアリティがあって、一三さんの業績以外にも生駒トンネル工事の折の落盤事故といった史実もまじえられ、脚色が加えられているとはいえ「真実」が訴える力の凄味を感じました。


続きがあります
posted by スキップ at 23:32| Comment(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする